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11-05/ポスターを作る研究
JRお茶の水駅110周年の記念ポスターを作ります。
ただ作るだけではだめです。ポスターはポスターの役割を果たさなくてはなりません。
このポスターは広告です。
広告?なにそれ?
アドバタイズメント?宣伝?ポスターとはなんでしょう?
JRの広告、というものを研究してみましょう。広告、いぇい!
広告にはいろんな形があります。
・テレビコマーシャル
・インターネット動画
・メルマガ
・ダイレクトメール
・フライヤー
・電車の中吊り広告
・タクシー広告
・ポスター
・雑誌
・新聞
・フリーペーパー
・ビルボード
広告を載っける印刷物や場所のことを「媒体(ばいたい)」と呼んでいます。
広告は媒体を介したもののみをさすのではありません。評判や口コミ。これだって、宣伝として利用されています。広告を仕掛けたり、広告主と物を作るクリエーター、それから、媒体をもっていて、スペースを広告として使ってもらうことで収入を得ている人たちをつなぐのが「広告代理店」さんです。
話をもどします。作るものは広告で、載せる媒体はポスターです。
この課題はポスターを作る、とも、広告を作る、とも言えます。
広告を作る、というのは、ただ、好きに物を作ることではありません。(ここが「アート」とは違う!)
商品を知ってもらうという使命があります。わかってもらい、覚えてもらう。
例えば。
*お茶の水駅でポスターを見て、ちょっと元気になる。何かを発見する。
→ポスターの場所を確認する。あるいは、ポスターの世界を想像する。→
→お茶の水駅が好きになる。→駅を丁寧に使おうと思う。→駅全体が素敵な駅になる。
即効の経済効果を期待するものではありませんが、駅や交通機関がいままでどんなふうに人を元気づけてきたかを過去の映像やポスターの画像を見て感じましょう。
広告の使命
1 JRお茶の水駅のありのままの姿を知ってもらう(再発見)
2 いいイメージを持ってもらう
3 JRお茶の水駅全体を活性化する 美しくする
↓授業中に見た参考動画
カンヌ国際広告祭で金賞を受賞! 九州新幹線CM
JR東日本 20周年 新幹線YEAR CM
いいなCM JR東海 X'mas Express 深津絵里 1988
銀河鉄道999 op ゴダイゴ特別編集THE GALAXY EXPRESS
きっと旅に出たくなる。青春18きっぷのキャッチコピーまとめ
ポスターというものの見本
タイポグラフィーポスター