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6-07/レイアウトの鉄則

画面の中になにを、どんな順番で、どの大きさで並べるかを決めることをレイアウトといいます。
すべてのレイアウトの基本的な鉄則があります。
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当たり前のように聞こえるかもしれませんが、いがいと難しいです。
ちゃんと読めるかどうかを「可読性」といいます。可読性を保つために注意することは次の3つです。

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  モニターは拡大縮小が自由です。部分だけを表示させると、全体の大きさを忘れがちです。
  全体のドキュメントの大きさに対して、じっさいにはどのくらいの大きさなのかを実感するには、
  原寸大でプリントして確かめるのがいちばんです。

  ポストカードは手に取って読むグラフィックです。印刷機で印刷するのでしたら、小塚ゴシックRで8Qぐらいまでは判読できるでしょう。インクジェットのプリンターを使った場合、細かい文字はインクがにじんだり、かすれたりしやすいです。この課題は小さくても10Qぐらいまでに留めておきましょう。

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  画数の多い漢字の中には小さい穴のような空間がたくさん含まれています。漢字がつぶれると読みにくくなります。文字のつぶれもプリンターの性能によって起こったり起こらなかったりします。やはり、原寸大のプリントで確かめましょう。

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  文字の色の明度差が少なくても文字は読めなくなります。読めないときは、背景の色か文字の色を変えなくては解決しません。背景色の上に黒と白以外の文字を重ねるとき、明度の差が少ないと、パソコン上では見えていても、プリントすると差が少なくなることはよく起こります。
  モニターの色の発色とインクの色の発色が基本的に異なるためです。原寸大でプリントして、可読性を確かめることはぜったいに必要です!
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