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6-02/テキストツール

 下のひと段落をコピーしましょう。
 Illustratorで新規書類を開き、「font.ai」という名前をつけ、Lessonフォルダーの本日のフォルダー内に保存します。

↓ここからコピー-------------------------

 吾輩の主人は滅多に吾輩と顔を合せる事がない。職業は教師だそうだ。学校から帰ると終日書斎に這入ったぎりほとんど出て来る事がない。家のものは大変な勉強家だと思っている。当人も勉強家であるかのごとく見せている。しかし実際はうちのものがいうような勤勉家ではない。吾輩は時々忍び足に彼の書斎を覗いて見るが、彼はよく昼寝をしている事がある。

↑コピーおしまい-------------------------

文字の選択1<1文字1文字を選ぶ>
・文字ツールでドラッグ→黒く反転して選択される。
・一文字一文字選択して色を変えたり、大きさを変えたりが可能。

*ちょっとしたティップス
1 カーソルをとりあえずどこかに立てて、「Ctrl+A」→段落全体をいっきょに選択。
2 カーソルを立てて、「→」「←」矢印キー……段落内でカーソル位置を移動。その後、「shift」+「→」「←」矢印キー……1文字ずつ選択文字が追加されたり、1文字づつ選択を解除したりできる。

文字パレットでフォントの種類や大きさを変えてみよう。
文字の選択2<ブロック単位の選択>
・選択ツールで選択しても、文字の指定が入れられる。この場合、文字は反転されずに文字のベースラインにそって線が出る。
 (選択ツールでは1文字1文字の変更はできない。段落全体の指定がいっぺんんにできる)

・テキストツールで白地をクリックし、カーソルをたてて、文字を打つのですが、このとき文字を入力しなくても、画面をクリックしてカーソルを立てただけで、位置を記す点が作られてしまいます。

gomi.gif

透明なので、選択が外れると見えなくなるのですが、アウトライン表示にしたり、選択をしたりすると、ちゃんと存在します。「ゴミ」みたいなもので、作業を進めるときの妨げになりますので、むやみにカーソルを立てる状態でクリックしないようにしましょう。「ゴミ」に気がついたらこまめに消去しながら進みましょう。