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2018年05月24日

07-01/レイヤーマスクを使って、ありえない場面を作る

①準備
素材①:配布した画像の中から「05bokashi.jpg」→背景レイヤーをコピーする。→
     Lessonフォルダー日付のフォルダーの中に別名保存「05bokashi.psd」
素材②:「飛ぶ人」の部分の素材は下記からダウンロードしてください。(飛ぶ人の素材はR’eyesさんという方の写真を使用させていただいております)
     https://www.flickr.com/photos/grrphoto/243471664/
※ダウンロードできないなかった人は、適当な画像を探して、猫、犬、スーパーマンなどお好きなものを飛ばしてください。

準備した素材をレイヤーマスクを使って合成します。
layermask03.png

②空をぼかす
・コピーした空のレイヤーの名前を「ぼかし」にします。
・ぼかしレイヤーを選択して「フィルター」メニュー→「ぼかし」→「ぼかし(放射状)」を選択します。
layermask04.png

③ぼかした空のレイヤーにレイヤーマスクをかけて、部分的にピントを合わせる
「ぼかし」レイヤーを選択します。
 レイヤーパネルの可辺にある「レイヤーマスクを追加」ボタンを押しましょう。
 日の丸弁当の逆みたいなアイコンです。
 レイヤーに四角くて白い、お豆腐のようなアイコンが加わりました。
 これが「レイヤーマスク」です。
layermask05.png
 レイヤーマスクのサムネールをクリックすると、レイヤーマスクが選択されます。
 ブラシを持ちましょう。
 色は黒を選択し、コントロールパネルの左端、ブラシツールアイコンの隣の「ブラシの先端」アイコンを押して、ブラシオプションを開きます。
画像の上の真ん中あたりをドラッグすると、レイヤーマスクサムネールに黒い影が生まれます。

画像に黒は表示されません。
そのかわり、黒い部分が見えなくなります。
透明になった部分には、下のレイヤー(ピントが合ってる)が透けて見えています。
layermask06.png

④人物を切り抜く
2枚目の素材から人物を切り取ります。
自動選択ツールを持ちます(魔法の杖のアイコンです)

自動選択ツールを持つと、コントロールパネルが自動選択ツールの仕様に変化します。
許容値を「25」、「隣接」にチェックを入れ、人物のシルエット上をクリックすると、
クリックしたピクセルの色を読み取り、その色に似た色25色を選択してくれます。
※「論説」にチェックを入れると、つながった範囲のみで反応します。離れた部分は選択されません。
layermask07.png
選びの残しがあった場合は、「Shift」キーを押しながら、選びたい場所でクリックをすると、選択が追加になります。
Shiftキーを押すと選択の追加になる動作は、投げ縄ツールでも同じです。
足の先にはしぶきがかかり、白くなっていて、しぶき部分は選択されていません。
選択されていないと、コピペしたときに穴が開いた状態になりますから、丁寧にShftキーを押しながら、投げ縄ツールで選択範囲の追加を行いましょう。

髪の毛の部分など、ものすごく細かい出っ張りがある場合は、「選択範囲の調整」を行います。
layermask08.png

layermask09.png

layermask10.png
「ctrl+C」で選択範囲をコピー。
空の画像の上で「ctrl+V」で人物がペーストされる。
移動ツールに持ち替え、貼り付けた人物の画像のレイヤーを選択し、空のピントが合った部分に移動する。

人物のレイヤーが選択されていることを確認し、「編集」メニュー→「変形」→「回転」。
バウンディングボックスが出るので、ボックスの角をつかんでドラッグし、回転させる。
位置が決まったら、バウンディングボックスの内側でダブルクリック→変形が確定する。
layermask11.png