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2018年04月23日
3-09/フォントのアウトライン頼みます!!
「.ai」データを提出したり、人にあげたりするときに、「フォントのアウトライン」をしてくれないと、文字化けが起こります。
フォントを打ったとき、「.ai」の書類の上に存在するのは、
・打った文字の字形
・文字の位置
・フォントの種類や大きさ、行間、字間などの名前や数値
などの情報がファイル上にあるだけです。
文字そのもののファイルはIllustratorのアプリとは別の場所に格納されていて、フォントを打った場所にはフォントファイルから形を投影しているようなしくみになっています。
つまり、フォントは円や四角などのオブジェクトとは別のデータです。
書類を他のパソコンへ受け渡しする際、渡した先のパソコンに指定したフォントのファイルがないと、「文字化け」がおこります。または「別のフォントに置き換わる」ということがおきます。
フォントの種類を選ぶことはもちろん、文字の間の隙間や行間もデザインの大切な要素ですので、フォントの置きかわりはさけなくてはなりません。
①出来上がったデータはいったん上書き保存。
②もう一回別名保存。いままでのファイル名の後ろに「_out」などをつけるとわかりやすいです。
③フォントの部分を選択して、「右クリック」→「フォントのアウトライン化」を実行します。
フォントはアウトライン化するとカビが生えたみたい。
拡大してみると、アンカーポイントが生まれ、「パスデータ」になっているのが確認できます。