セガフレードのビール断ち
エスプレッソがうまい渋谷のカフェ。ここでいつの日か、ビールを注文するのが夢でした!
毎週土曜日の仕事場の隣にセガフレードというカフェがある。仕事に入る前や休憩にほぼ毎週コーヒーを買う。告白すると、いつも思っていることがあった。
「うへー。ビール飲みてぇ。」
このカフェは1階がオープンエアになっていて、ビールやワインも出す。土曜の午後の「白昼堂々ビール率」がとても高い。渋谷の109の近くだから観光客や外人も多いのだが、日本人だって土曜日といえばたいていお休みで、この界隈は、お祭りみたいな賑わいなのだ。そして人々は楽しそうに、うれしそうに昼間でもビールを頼む。
むろん、よねは仕事中だ。ビールなんか頼まない。そればかりか小さな誓いまで立てている。
「今、走っているクラスの最後の実技の授業が終了するまで、セガフレードではビールを頼みません。」
授業が進行している間は、放課後も授業でない日も、である。渋谷のセガフレード限定禁酒である。最後の授業まで、デザインの勉強を諦める生徒さんが出ませんように、という、よねなりのささやかな願かけだった。
ビジネススクールの1クールは半年。よね自身、サラリーマンだったころ、昼間仕事をしながら生徒だったこともあるのですごくよくわかるのだが、とても長くて短い、濃い半年。このスクールのカリキュラムはかなり難易度が高い。生活すべてを「ガッコウ中心」に据えなくては勉強についていけない。
視覚系のソフトのスキルを身につけるにはなるべくたくさん手を動かして、体に覚え込ませるしかない。理解できなかった部分を繰り返し繰り返し復習する。スポーツみたいだが、練習あるのみなのだ。
カリキュラムの後半では実際の仕事での注文と同じような課題が与えられる。人が要望していることを具体的な形に変えるトレーニングも詰む。これはプログラミングの技術のように「動く」「動かない」という、きっぱりした答えがあるものではないので、技術を覚えるよりもっと砦が高い。なんども失敗してやり直しして、自分で正解を経験して見つけるにはかなりの根気がいる。どんなにがんばっても答えがみつからないまま一週間が終わったり、何時間もかけた作品がやり直しになったりするのは切ない。「明日の生活をとるか、夢を優先させるのか?それより、その夢ってそもそも何なのか?」という悩みにもぶち当たる(※1)。デザインで食べていくのは他の仕事よりずっとたいへんだということに気がつく。
※1:でもこれは、よく考えると、一人前のデザイナーがいつも考え続けなくてはならないテーマの1つでもある。「森を見るか?今はまだ木を見るか?どこを見つめるか?」まだ学生でいながら、すでにクリエーションの本論にぶち当たっているということに、生徒さんは気がついていないと思うが。
こんなふうに、とんでもないハードなクラスなので、何人の生徒さんが最後まであきらめないで出席してくるか?が、仕事中のいちばんの心配であった。毎回、授業開始前にマシンを準備しながら、よねは祈るような気持ちで生徒さんが来るのを待っていた。
先日、この学校でのよねの最後の授業が終了した。アシスタント先生の優秀なフォローと担任スタッフさんの心温まる見守り、それともちろん、生徒さんのがんばり、あとよねの「セガフレードビール断ち」のかい(?)あって、生徒さんたちは見事ゴールまでたどり着いた。それでラスト授業終了お祝いと卒業制作の打ち込みの飲み会。お好み焼きの一次会のあと、学校の場所まで戻った。隣のカフェに席を取り、夢にみていたセガフレードのビールだ!かんぱーい!
投稿者 midori : 10:03 am | コメント (0)
ホワイトスペース
甘いもの爆弾。ショコリクサーという食べ物。フローズンチョコのドリンクに、細かいチョコが混ざっている。東京駅の地下から繋がっている新丸ビルB1、ゴディヴァチョコのドリンクスタンドで。おすすめっす。
Webデザイナーの卵さんたち向けに、単発でグラフィックデザインの話を頼まれた。よねがデザインを教えにいっているビジネススクールは、主にWebの仕事で働きたい人に技術を教えるビジネススクールである。人って半年とか1年で、どれだけがんばれるものだと思います?パソコンのスウィッチの入れ方もおぼつかなかった人がほぼ1年弱で、立派なホームページを作れるようになって社会に挑戦していく姿に、毎度感動させられている。
デザインの中の「空き」について話をさせていただいた。教科書なんかには「ホワイトスペース」っていう用語で載っていることなんだけど、画面の中の何も書かれていない部分、「空き」の形を見るようにする。物のかたちは、その物の形だけではなく、その周りの「空き」のきれいな形があってこそ、美しく引き立つのだ。きれいなホワイトスペースを作れるようになると、きゅうにデザインを思う通りに操作できるようになる。
しゃべりながら、突然、重大なことに気がついた。まあ当たり前といっちゃあ当たり前のことなんだけど。
「ホワイトスペース」って、なにもデザインに限ったことじゃなくて、人の人生全体にもいえることなんじゃないか?
人が人から選ばれたり評価されたりするときには、仕事の結果や肩書きだけが重要視される。仕事で立派なことがないと、社会的には信用を受けにくい。だから、仕事でなにしているか?の範囲だけで成長しようとしゃにむになりやすい。
つい仕事に没頭して、仕事以外の時間を犠牲にしたり、最悪の場合は仕事で無理をして病気になったりするけど、そんな状態に向かい始めると、「仕事」に真面目にしゃかりきに向かえば向かうほど混乱は増し、やることなすこと空回りしていく。余白の形を無視して、言いたいことをつめこみすぎたデザインに、さらに追加情報を足すみたいなかんじだ。伝えたいことの焦点がどんどんぼやけていく。
「仕事している時間」をデザインのエレメント(要素)に置き換えるならば、「仕事以外の時間」、つまり「ホワイトスペース」を満足して過ごせないと、仕事は良くならない、ということになる。
(空きスペースばんざい!余白時間の過ごし方で、将来が変わっていくってことは、ビジネススクールに仕事しながら来ているの生徒さんたちを見てると明々白々である。)
うーん。そう考えると、休み時間は大切だあ。いい本読んで、いろんな物を見て、いろんな人と出会って。豊かなホワイトスペースを!。
投稿者 midori : 02:08 am | コメント (0)
旅はい〜なァ
ウェブのことがよくわからないユーザー様にも更新作業が楽にできるように、「ブログ」のシステムをまるまるサーバに上げています。デザイン変更もちょー楽ちん。ブログのいい点をまるまる残しながら、ふつーのサイトを作るのが、うちでは流行ってます(栗原はるみ風)。
南風堂のブログ、デザインを変えちゃいました!色数を押さえているからちょっと地味かな?。でも、楽しくなったでしょ。
本日、正午〜3時くらいの間にこのサイトを開けてくださった人は、工事現場が見られたはず。普通のサイトは、デザインがビッチリ完成してからまとめてアップするのだけど、このホームページはムーバブルタイプというブログのツールを使っています。色やサイズを変えて、背景に使っている画像を書き換えて…というのをオンラインで確かめながらいじっていました。
あれ?文章がバックの画像の本の部分にはまっていない?という方、お手数ですが、ご覧のブラウザの「更新」ボタンを押してみてください。本からはみ出た文字がぱちっと、背景の本のページに収まるはずですよ。
コンセプトも少し書き換えてます。
「旅はいいなァ」
ほんとは旅行のホームページをやりたい。けど、記事にできるほど旅行しているわけでないので。当たり前だと思っている毎日のこまごまを、まるで旅しているときみたいな視線で見ていこう!と、こじつけてみました。この案に気がついたのは、デザイン初心の方や留学生や外国国籍の生徒さんとたくさん話したおかげ。本日も旅の途中かと思うとなんだか、見慣れた道も楽しい。人生はどの一瞬もが旅の途中。つれづれなるままに、毎日が冒険。
投稿者 midori : 03:34 pm | コメント (0)
アイコン製作所
この中に本日よねが作ったアイコンがひとつまぎれています。いったいどれでしょう?
手はうんと遅い。フリーになったとき、デザインだけで食べていく自信がなかったのは、こののろさのせいだ。のろいくせに、飽きっぽい。普通、手が早い人や、かしこいデザイナーは、自分のひな形を一つ持つと、それを何本かの仕事に使い回しなどして、効率よくもうけていく。飽きっぽいよねは、つぎつぎ作りたいものが目移り。今日は最低のスピードでwebデザインしている。
ロゴと地図をちまちま作りおえた後、次はまたまた、ちまちまアイコンを作る楽しさにはまってしまった。
アイコンってのは、ボタン、箇条書きの文頭など、見る人に触ってほしいところに仕掛けるマークや目印となる小さなイラストのこと。面積的にはものすごい小さなパーツなんだが、このアイコン、ホームページの見た感じの性質を決定する重要なキャラクターなのだ。上手なホームページをよく観察すると、ロゴとかアイコンとか、小さなパーツに信じられないくらいの愛情が込められてデザインされている。
Illustratorで形を書いて、Photoshopというソフトに形を呼びこんで、今度は立体感をつけていくという過程を繰り返す。Web上では小さく縮小して使用するので、どのくらいまで詳しく描くか?が重要である。わたしは300×300ピクセルくらいの大きさで作図して、10分の1くらいまで縮小する。描きすぎるとかえって、わかりにくくなるのがおもしろい。
お手本のページをまずいちばん下に敷いておく。その上に別ファイルで作成した自作のアイコンを出来上がり次第貼付けて、実際に使用するときの感じを確かめながら進める。お手本と同じクオリティーまで、書き込みを増やしていく。辛抱さがいる作業。
ボタン用のアイコンを5つ描こうとしているのだが、今やっと2個目。疲れてきて、こんなブログなんか書いてる。さて、明日の朝までにでき上がるのか?
投稿者 midori : 11:26 pm | コメント (0)
おめでとー、成人の日
すでに今年一番の思い出の夜。神谷町の歩道橋の上からシャッターを押したのでぶれてます。古い歩道橋はとってもよく揺れる。いつもタワーのライトに見守られてる、大切な日。 成人の日っていつも雪がふったり、えらく寒かったり。雨が降らなくてよかったです。よねの生徒さんの中にもそれから、よねの友人のお子さんのなかにも、今日、成人になる方がおられるはず。おめでとうございます。
あと一週間で大学の授業が終わる。もう授業の仕込みをしなくていいので、デザインの仕事を受け始めました(農業みたいに二毛作)。1月中にwebを一本制作する予定です。かなり急ぎ。わたしはいつもロゴを作るところからデザインを考えるのだけど、始めると楽しくてぜんぜん先に進みません。あと100年人生があって、いつまでもこればかりを作っていていいのなら、とさえ思います。二十代の頃は、文字組みなんて大嫌いだったのに。こんなに楽しみになる日が来るとは思いもしなかった。
教えている学校の環境に合わせて、去年まではWin(XP)で教材を作る仕事なども進めていたのだけど、今年からメインマシンをMacBookに変えました。12月に持っているAdobeのツールをすべてCS3にヴァージョンアップ。4月から入学してくる新入生はVista+CS3のはずなんだが、どうしても「Vista」でデザインする気に今のところなれなかったので。
Mac機はWebを作る人には向かないのだが、グラフィックデザインを業にしようと考えている人は、いずれ持った方がいいと思います。WinとMacの最大の違いは、セットされているフォント。Macで組むデザインは、ぐっとクオリティー上がる。同じ名前のフォントでも微妙に違い、1文字1文字の差は、重なると大変な違いに。今日は自分で自分の出来に驚きました。デザインのキモは素材なのだなあ。改めて。
iTuneで自分でこしらえた「お見舞いmix」を聞きつつ手を動かしているのだけど、手の脇のスピーカーから音が響いてくる感覚はとてもいい。キーボードをたたいてるのが、楽器を弾いている気持ちになるのが不思議。
一つ年上の胃がんになった友人のために作った「お見舞いmix」は、ばーっと編集してipodに詰めて、時間がなくなったので、ちゃんと確かめないで贈ったファイルのバックアップ。本日初めて自分で試聴して反省。とーっても注意して、癒しになりそうな音楽ばかりをよね的に集めたつもりなのに、かなりの騒がしさ。切ったばかりの胃が痛くなるんではないだろうか。ちょっと心配。
投稿者 midori : 04:52 pm | コメント (0)
君の後姿を見つめてきた
よねが出勤する平日の午前中11時台のJR成田総武快速の中。始発駅は成田空港、行き先は逗子。朝、空港に着いて入国したての外国人。それと帰国者が、旅の疲れでボーっとしているか、あるいは爆睡中の車内 with スーツケース。かすかに外国の街&空港の臭い。よねが住んでる辺りはある意味、毎朝、とっても世界に近い。
本日は自宅で作業の一日。生徒の作品のデータチェックを一気に終わらせた。提出されたCDと作品を60人分くらい見たら終日かかった。
生徒さんの作品を見るのは楽しい。わくわくしながらCDを開く。その生徒さんが40歳になったときを想像しながら作品を見ている。すごいきらめきと向き合っている。しかし、にこにこしているだけではいけない。基本を身につけていただく科目なので、印刷の作法は細かくチェックする。こじゅうとみたいに。
データも完璧に処理できている生徒は1クラスに数人。いったん習ったことを簡単に忘れるのは無理もないと思う。生徒さんたちは、毎日、学ぶことがありすぎる。
不備が一箇所でもある人は再提出となる。パーフェクトなんて、最初から求めていない。間違えるだろうなあ、と思っている。間違えたら、やり直せば、やり直した経験がその人の力になる。再提出を重ねて、生徒さんは腕を上げる。失敗を克服した経験は、体に染み付くと信じる。間違った生徒さん1人1人に宛ててどこが間違っているか、メモを書いた。
自分の大学時代を思い浮かべる。今、いちばん会って話をしたい先生は神田昭夫先生。会いたいなあ。長岡のデザインの大学で教鞭をとられていたが、亡くなってしまった。しかたないので、神田先生の著書を読む。神田先生のデザインの仕事を眺める。神田先生は授業のときに自分の著作を教科書に生徒に買わせなかったので、わたしは在学中、先生がどんな人なのかよくわかっていなかった。デザインの現場で仕事をするようになってから、神田先生の本と神田先生の仕事を買い集めるようになった。
大学時代、神田先生のデザインの授業で、何を作ったか、何を習ったのかを、ほんとうに恥ずかしい話なんだが、まったく思い出せない。しかし、自分でよくやった!と思う作品は捨てずにとってある。それを見ると、どんなふうに課題を出されていたかということと、合評会のとき友達が神田先生から注意を受けていた風景をとぎれとぎれにやっと思い出す。
今、自分が大学生に向けてしゃべっていることも、おそらく、現生徒様方の記憶には、きっと残していただけないだろうなあと思っている。今、しゃべったことで、少しでも現作品が良くなればいいと思う。その人にとってちょっといい作品が作れて、作った喜びがその人の記憶に引っかかれば上等だと思う。
言ってもしょうがないと思うので、体を動かさせる。手を強制的に働かせる。作品を残せば、後年データを見たときに、何をしたかをはっきり思い出すだろうし、手は脳より信頼おける。とっさのときに、なにか行動できればいい。デザインの授業なんだが、スポーツ実習みたいである。
デザインの勉強には、理論も精神論も大切、だけど、いちばん必要なのは、手の中で出来上がった「現物」なんである。
投稿者 midori : 01:14 am | コメント (0)
「数学に感動する脳をつくる」に感動する
2007年のベストカフェは、スタバでもエクセルシオールでもなく、南船橋のIKEA。パソコンしょって海回り(総武線を使わず京葉線)で寄り道。家具売り場はスルーして直接カフェへ。混んでてもたいてい空いてる隅っこの席でコーディングに集中する。お腹が空いたら、ついでにスウィディッシュフード。 数学が得意な子どもには共通の履歴があるという。「5歳~小学校低学年の間に公文式をやっていて、高学年にはやめている経験」。公文式の低学年バーションを学習した子は暗算が得意で、問題用紙にあれこれ書き込みをしないで問題を解くことができる。頭の中で、いろんな検証を済ませてから、やがて少しだけ、書き込みをする。問題が解けない子の問題用紙はすごく汚いんだって。
将棋のプロも対局の先の先が、頭の中で映像として見えているという。
ねえねえ、これって、デザインも同じじゃない?。初心者ほど、何かものを作る課題が出てすぐに、Illustratorを開きたがる。よね自身も、なにやっていいかわからないときほど、コンピューターを先に広げ、ぼーっといじっている時間が長い。作業がうまくいくとき、Illustratorを立ち上げるタイミングは仕事の最後の最後。頭の中に完成の絵がかかっていて、手を動かしての確認作業に使うだけって感じなんだ。
数を感覚で感じる力。絶対音感みたいな「数感」とでもいう力は、問題を解くのに失敗し、その失敗ととことんまでつきあって、あれこれ検証したうちから正解をやっと見つける、という「失敗克服の体験」を数多く乗り越えないと身につかない。安易に正解を調べて、問題の解き方の表面的なテクニックだけを習ってきた子はいずれ、難しい問題が解けなくなる、と、「数学に感動する脳をつくる」の作者は書いている。
「個々の事項はわかったが、他の事項とのつながりが構造化されていない段階では、わかったような気がしない、という慎重な子がいるが、納得しないと先に進めない子だなどといわれて、取り残されたりする。しかし、こういう子ほど実は数学が得意になる可能性をいちばん秘めている」
「最初に問題を解こうと試みて、そのやり方がうまくいかなかったときに、なぜだめだったかを徹底的に考え、反省して別のやりかたを考えてみる、そういった経験の蓄積」こそがほんとうの数学の力だという。
じーん。そして追い討ちの名フレーズ。
「教師がやるべきことは、自分が失敗したときの体験談を語ること。失敗を成功の元にするモデルを提示できる教師は最高の教師」。
むー。がんばるぞ。
投稿者 midori : 11:52 am | コメント (0)
「数学に感動する頭をつくる」とデザイン
やんでお。いーや、昔の看板は右から読むのだ。2007年ベスト行楽地は成田山。その参道は、ほっつきあるきにぴったりな近所の名所。 目にしたときに、脳の奥がふるふると震え喜ぶ、きもちいい線や色、手触りの組み合わせがある。目で見て触れて、心地よいものはグラフィックに限らず、いいデザインだなあと思う。自分でデザインをするときは、脳の奥の喜ぶ感じと相談しながら、気持ちいいものを作ってるつもりだ。この脳の奥が震える感じを、どうしたら人にわかってもらえるのだろう?人に教えるようになってずっと考えていた。
きれいな形や物って、形自体だったり、組み合わせの微妙だったり、ちょっとした隙間や瞬間だったり、思い過ごしか?と思えるような微かさだったり。だので、言葉ではたいへん定義しにくい。そういうきれいなもののきれいな部分を指して「きれいでしょ」って言っても、生徒さんに果たして「きれい」と思ってもらっているのかなあ。伝わらない人にどう伝えてよいのか?
自分自身も、「きれいって、こういうものか」ということがわかるようになったのは、仕事をするようになってしばらくたってからだった。大学の先生に教えてもらったのではないと思う。かっこいいデザインをしようと、いろんなことを試しているころにだんだんに身についてきたもの。だので、もともと持ってなくても後から身につけることができるものなんだと思うけど。
「かっこいい」のうち、時間的にいけてるものを選ぶ力や基本的なフォーマットなんかは、流行のものをインプットするとか、人の作ったものをそっくり真似するということでだれにでもある程度身につけることはできると思う。しかし、この脳みそを振るわせる感じを、だれもが作ることができるかどうか、ってことは謎。どんなデザインの教科書にもどの先生の本にも書いていない。言葉にもしにくい。
デザインは経てきた体験が物を言うと思ってきた。美しいものを目や手でなんどもなぞり、カーブや広さや色の組み合わせに体を泳がせ、気持ちをゆだね、美しいものと呼吸を合わせる、そういう体験があるかどうか。そこがデザイン力あるなしの決定的な違いになるのでは?。うすうす考えていたことが、「数学に感動する頭をつくる」を読んで確信に変わってしまった。脳の奥のほうの反応というか理解という意味と、深みに段階がある点で、デザインは数学とはぜんぜん違うが、通じる点がある。
とにかく、たいへんな本に出会ってしまった。(また次回に続く)
投稿者 midori : 12:19 pm | コメント (0)
失業者だったときの話2
年末になると毎年、お菓子メーカーにお勤めの知り合いからうれしい贈り物をいただく。キーボードくらいある特大板チョコ。味もすばらしい。 就職活動の時期に、フリーの仕事を回してくださる方もいた。初めてのオファーは、「市町村合併する東北のある町の住民に配布するための資料を作成する」という内容のデザインでなく、ばりばり、ライターのお仕事だった。わたしがブログを書いていたので、「みどりちゃんならできるわよ」と声をかけてくださったのだ。
真夏で別の会社の面接の帰りだった。ドリス・ヴァン・ノッテンの白いブラウスを着て、シルバーのイヤリングをして指示された新富町の大広告代理店子会社に向かう。電話をいただいた時点ではまだどんな仕事内容かという具体的な内容もギャラも明らかにされていない。仕事の内容を早口で説明され、500枚くらいの厚みのあるA4の資料をどさっと渡された。「んで、いつ現地に入れますか」といわれてのけぞった。最後に「いくら欲しいですか」とその場で聞かれて、どういう金額を言えば正解なのか、まったくわからなかった。ひゃー。フリーになるってこういうことなんだ。
せっかくのお話をお断りするしかなかった。情けない思い出。
現在はいろんな方の転身をお手伝いする側の仕事をしていているが。よねも「失業者」だったんだよ。会社辞めた人が通る道を一歩一歩、トレースしたことがあるってのは、かなりな財産の体験である。
失業保険をいただくのって、会社員のときはすごい憧れだった。会社やめたら、こんなことをしよう、あんなことをしよう。あれこれ夢想してたが、会社勤めながらでもできることがほとんどだよ。失業保険をもらうのって、じつはそんなに楽しいことじゃなかったな。会社辞めるとその日から未来が心配になり、とてもじっくり勉強なんかに打ち込む心境じゃあなかった。貯金が少なくなるって、とてつもなくやーな感覚。
会社員であるうちに、英会話学校もビジネススクールも行くべきだし、必要だと思う資格もとっておくべきだと思う。
転職しようって人は、今日からちょっとクールになれ!と言いたい。今の業務もいずれ他の人に振らなきゃならないんだから、なるべく在職中に仕事内容を整理して(他人に押し付けられる部分は他の人に振るってこと)早く帰る時間を作ろうよ。つまり、今あなたが「この人許せない!」とか思っている「無責任な人」「自分勝手な人」みたいに、日によっては定時がきたら、けじめつけて、さっさと帰る人になる必要があるってこと。
次の仕事も会社員のうちに決めておくべき。人材を求める人がハンティングしたいのは「使える人材」であって、「失業者」では決してない。
どうせ転職するんなら、「格下げ」でなくて、いい転職しようよ。「仕事の内容」か「給料の額」か「会社の格」か、どれか一つは上る転職。道をチェンジしたいなら、会社辞めてからでなくて、今日から、変革に取り組むべき。断固。
投稿者 midori : 10:27 am | コメント (0)
失業者だったときの話1
東武日光駅前の蜂蜜屋さんで買った、よもぎ配合のはちみつせっけん。泡がぴたーっと肌について、奥のほうの汚れまでとってくれる気がする。洗いあがりはとってもしっとり。 会社をやめたとき、就職活動を一ヶ月だけしたことがある。職安の「再雇用支援プログラム」というののお世話になった。このときのことは今、人の相談にのる仕事をする上でとても勉強になっていると思う。
登録すると、専属のカウンセラーがついて週に1回呼び出される。カウンセリングはだいたい1時間で、履歴書を書いたり職務経歴書を作ったりするのをマンツーマンで手伝ってくれ、こちらの希望にあわせて、職安のデータを検索や、面接に行くべき会社のピックアップまでサポートしていただいた。面接に行く前にカウンセラーの方が一発電話を入れておいてくれるのだが、この電話の威力はすごい。「職安からじきじきの紹介された米澤さん」ということで、書類ではねられる可能性はぐっと低くなる。
もともとこのサービスは「会社を早期退職した人、リストラにあった人の再雇用支援」ということで始まったらしい。失業率が5パーセント以上だった2002年ごろの話。私の担当のカウンセラーさんも、民間の会社からの再就職経験者だということだった。すごく気持ちを込めて相談に載ってくださる、よい方だった。今も職安で勤めてらっしゃるかしら。
よねが検索した条件は、デザインの専門職で正社員で社会保険がついて週休2日、交通費全額支給、残業代全額支給。実際に試験を受けに行ったのは印刷会社や、百貨店やスーパーの店舗設計の会社、広告会社の3箇所。3社とも基本給20万円そこそこ。20万円以上なんて、職安のリストにはめったに上らなかったな。確か。
この条件で入社すると、どんなにがんばっても年収は300万円止まり。かー。300万が現在のわたしの値段かあ、と思った。いままでの会社で、自分がどんなに優遇されていたかを、このとき初めて痛感した。(つづく)
投稿者 midori : 02:47 pm | コメント (0)
人が働く時間
飛行機で足止めされたとき、空港の売店で暇つぶしに買ったSudoku。そのときはどうしようもなくてやってたので、ちっともおもしろいとおもわなかったのだが、最近、本の山から発掘。取り出してやってみたら、解き方のこつみたいなものがなぜかわかった。いまものすごいクレージーに!
このまえ、自分の年金を調べに社会保険庁に行った。それで改めて、働く期間について考えさせられた。
人が学校を卒業してから仕事してリタイアするまでの期間って40年、と、現在の日本国では設定されている。よねは24のときに就職したのでやっと半分を越えたくらいである。あと、どれくらい働くのかなあと計算してみる。ボランティアとかお手伝いとかいうのではなく、ちゃんと銀行口座にお金が振り込まれる仕事、いつまでできるかな。
わたしの親は70過ぎている。年金をもう受け取っているが二人ともまだ商売している。だから自分も70歳くらいまでは働いていたいなあというのが目標です。Webとデザインは若い人の仕事だと充分知ってます。あと5年くらいが限界なんじゃないかと自分では思っています。あと5年。ありゃ。もっとまじめに仕事しなきゃ。
50歳過ぎたら体力がなくなるだろうし、目も悪くなるだろう。今とおなじペースで仕事を受けるのは無理だろうな。次の仕事のプランをすでに持っています。途中で病気になったら、「死ぬ」のと同じ。そう覚悟している。今はとにかく、健康に注意して仕事を休まず、なるべくたくさんの方を応援すること。それといいものを生んでいくこと。これだけでいっぱいいっぱい。
企業や会社組織のタイムラインで生きている人は、よねよりかは安定しているだろうが、いつまで自分が仕事していられるか、同じくらい不安だろうと思う。
日本の会社で女の人ががんがん頼りにされたり、業績を上げられる会社人としてのピークっておそらく35,6歳が頂点だと思う。そうじゃない政治的センスと政治力をお持ちの方もおられるが、たいていの女性はたっぷり感情を込めて自分の仕事している。仕事を自分の子どもみたいに愛しちゃっている場合が多い。
自分のわがままがとおっていた若い女性が、本当の大人になる。このとき、あまりに仕事への思い込みが激しいと、会社にとって、「使いにくい人」のレッテルを貼られやすい。40歳すぎると女は、容姿も体力も、それと仕事の能力も衰えてくる。会社から「うざい」とされる時期と重なる。仕事を続ける女がぶつかる峠だ。遅いか早いか、険しいか、ちょろいかの差はあれど、だれにでもくるものだと思う。
よねは声を大にして言いたい。夢を持とう、女たちよ。んで、会社はお金を稼がせていただく職場で、けっして個人の夢実現の場ではないのである。だから自己責任で自分で実費を持つ夢を一つ持とう。自分のために。そして会社では自分を殺して、他の勢いのよい人への後方支援部隊にまわる運命も受け入れよう。けっして人の妨害はせずに。
そういう美しい生き方ができなくて、脱サラしたよねではあるが、現段階で会社と自分の折り合いを保ちながらがんばって会社に通われている日本国中のワーキングウーマン全員に敬意!である。
「生き方」イコール「仕事」という道を貫いておられる女性は素敵に見える。そういう人は犠牲にしている部分や、あるいは他に犠牲者がいる。他の人に迷惑をかけていない仕事人の女性は、たいがい、ご本人が大人の女性になる時点であきらめなくてはならなかったものがあり、それをきっぱり捨てている。だから職種を問わずかっこいいと思う。他人の犠牲の上に胡坐をかいている人とはそこんとこ、格段の差がある。
投稿者 midori : 10:43 am | コメント (0)
早くもMacリカバリー
顔を洗うのが好き。洗顔石鹸は銘柄にこだわらないが、色や香りのいいものを買い集めて使っている。資生堂ハネーソープはあわ立ちも色も満点。その上長持ち。今年の初めにおろしたものがここまで小さくなった。いちごの飴みたいでおいしそうと毎朝思っているうちに、今年ももう終わり。
ここのところ、自宅でのワークが盛り上がっているのだが、この大事な時期に、8月に買ったばかりのMacBookをリカバリーに出さなくてはならないという惨事に見舞われた。
パソコンは2機を使いまわしていて、Webと学校の関係はほぼ100%Windowsの分担ということにわが社ではなっている。だので、当面困ることはなかったのだが、Mac分担の本と編集、イラストの仕事がまったく進められなくてまいった。まあ、そのおかげでFlashアニメに打ち込めたので結果オーライでしたけど。
でもかなり気をもみました。
悲劇の様子をマザーグース風に紹介する。
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水ようびに音がでなくなり
木ようびに電話して サポートのひとと話した
土ようびにシステム再インストール
また電話したけどまっくはなおらなかった
日ように迎えがきて
それから10日びょういんに入ったよ
よねのまっく
かわいそうな よねと よねのまっく
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なにが起きたのかというと、サウンドがまったくでなくなったのだ。思い当たる理由が一つある。
Mac機にもWinの仕事をそのうちさせようと思って、「パラレル」というWinを乗っけるためのソフトを入れて、「XP」でなく「Vista」をインストールしたところで、調子が悪くなった。なにかが起きたと思われる。
システム再インストールとは、マックを使う人にはおなじみの作業。(サポートに電話するとあれこれ指示されて結局、「買ったときの状態」に戻すことになるのだが、毎回ここに行き着くまでに半日、ないし丸一日が費やされる)付属のCDを使って、構築した記憶の一切を抹消する作業に毎回小1時間。その上にソフトやファイルをインストールしなおしなので、30分×ソフトの数と、とても時間がかかり気分が萎える行程なんである。
もう、こんなもめごとはたくさん。平和にいきたい。
MacにはMacの得意な仕事しかさせないことに決定。
Vistaとの出会いはまことに心象の悪いものとなった。Dell機が健全なうちは、XPひとすじで愛し続けようという結論になった。
「パラレル」と「Vista」は売り払う。
投稿者 midori : 10:13 am | コメント (0)
年賀状のデザイン
人さまからいただく年賀状は、パソコンの出力であっても、ちっとも嫌だと思わないのですが、自分が出す分は、手書きの住所でなくては、なんだかだめな気がするのです。過去に、長い間、正月用にすごい大量のダイレクトメールをデザインして、それを年賀状と同時に送りつける、という仕事を担当していた時代があるので、宣伝物と自分のものとは一線を引きたいという気持ちが、いまだにどこかに染み付いているのかもしれない。
絵柄面やこちらの住所はさすがに印刷しますが、必ず手づくりの風合いを持たせるための工夫をしています。ここのところ20年くらい、シルクスクリーンにすることが多いです。もともとプリントゴッコという、家庭用の印刷機を愛用していたのですが、プリントゴッゴのインクだと、濃くがでないのが気に入らなくなって、シルクスクリーン用のインクとスキージ(インクを広げるゴムのへら)で刷ってみたのが、始まり。
毎年、自分で版を焼いて、自分でインクを練って、一枚一枚、一色一色、手刷りで色を入れてきました。3年くらい前から、銀座の伊東屋さんは、シルクのインクや溶剤を置くのを止めました。材料が手に入らなくなり、自宅で刷ることができなくなりました。今は知り合いのシルク工房さんのお世話になっています。
制作には下絵制作も含めると、けっこうな時間がかかります。忙しいときは、たいへんよい心の栄養タイム。あまのじゃくなよねは、忙しいときほど、反対のことをするとなんかすっきりして、楽しくなる、という、ばかな感覚の持ち主。しかし、あと何年、こんなスタイルを続けられるのでしょう。
今年もシルクスクリーン工房さんのスケジュールを確認したので、本日は版の下絵をデザインしました。来年の干支はねずみです。チュウ。
投稿者 midori : 04:16 pm | コメント (0)
卒業制作
前の冬からデザインを教えていた生徒さんたちが、いよいよ卒業制作の時期を迎えてます。
毎週土曜日にデザインのノウハウを教えている、ビジネスマンが通う技術の学校。学びにこられる生徒さんはだいたい2派に分かれます。一方は学校に来る前から、なんらか表現の仕事の経験を持っている人のグループ。どんな分野であれ、もの作りの現場を見たことのある人は、デザインのこつをぐんぐん飲み込んで、学校をいい意味で利用して、次の足がかりをご自分で在学中から捕まえてらっしゃる。
もう一つのグループはものを作るトレーニングを中学や高校の美術の授業時以降したことがなかったが、絵を見たり描いたりするのは好きで、ずっとデザインの仕事に憧れて、というチーム。課題はいっしょでも、二つの派には、それぞれ違うところをとっていってもらうことになる。一つの授業をしているんだけど、初心者レベルの説明と仕事レベルの指示をいっぺんに出している感じ。
この学校のカリキュラムはとてもハードだ。自分が生徒だったら、おそらくこなせないだろうなと思うくらいたいへん。仕事しながら勉強して、普通じゃない量の宿題をこなすのだから、全課題をこなして卒業制作までたどりつける生徒さんは、どの方もほんとにあっぱれな精神力である。入学時にはパソコンの電源も入れられなかった人が、半年後には自分で企画を立て、会社に買ってもらえるレベルの作品を作り上げる。
教えているわたしがいうのもなんですが、いまだって仕事、怖いです。逃げたいと思うこと、しょっちゅうある。無事納品できるかなあ……。仕上がりが事故無しで無事に刷り上がるかどうか。考えるだけで心拍数が上がります。心の底では「転職より、嫁に行けよー。その方が楽だぞー」と、まじに思っています。「最初は楽しさを伝えなくてどうする」というご批判もなくはないが、楽な道ではないのは事実なので、尾根から一気に谷底に滑落したときの体験も痛みも話しています。それでも、行きたい人は、進む。がんばれ。
投稿者 midori : 05:12 pm | コメント (0)
イケショップのキクチさん
仕事帰りに、銀座3丁目のマックストアに足を向けた。
黒いTシャツの店員さんの一人に、今のアドビとマクロメディアの使用状況とLANの環境や周辺機器のこともひっくるめて打ち明けたら、どのくらいの予算で推奨快適オフィスが作れるかという見積もりが出た。
Macのハヤシ兄さんは、当然のことながら、ソフマップやヨドバシのパソコン売り場のお兄さんより、ずっと親身。強い信頼感を持った。
よねのような個人事業主スタイルで仕事している顧客率が多いのだろうけど、こちらの事情をイメージして、マシン変更にまつわる周辺の費用も、それからかかる時間的な心配も打ち消す提案がかえってくるきびきびさ。他の電気店では望めないサービスである。マックストア、すばらしい。
パソコンを買い換えるってことは、引越しと同等の疲れるイベントだと思う。
これからの自分の将来見据えて部屋を探し、引っ越した後には、使えなくなる家具と使い続ける家具と、思い切って切り捨てなくてはならない過去とが発生してくる。それと同じと考える。仕事環境全体を見直すいいきっかけかも。見積もりの金額は53万円。ただのパソコン買い替えとして考えていた金額の2倍以上だが、必然的な費用と思われてきた。
それにしても、2機目のパーワーブックを買った時の「イケショップのキクチさん」を思い出す。キクチさんはインストラクターでもなんでもない、よねの接客をたまたましてくださったイケショップの女店員さんだった。プロバイダ入会から接続、ソフトのインストールまで、まるで何もわからないよねの購入後の質問攻撃を真っ向ら受け止め、教えてくださった、忘れられない恩人である。
キクチさんもいつのまにかいなくなり、イケショップはマックの店をやめ、いつか店自体もなくなった。思えば今、毎週出動している、秋葉ダイビルの敷地、この辺にあった雑居ビル地帯に、8年前もよねはパソコンしょって、通い詰めていたのである。
投稿者 midori : 10:53 am | コメント (0)
先生業2ヶ月
5月、6月は何をしていたかというと、ほぼ毎日出動でした。お仕事に。落ち着いて物を作る時間が取れない2ヶ月でしたが、そろそろゴールが見えてきました。
2ヶ月間にあったこと
ニュース1
憧れのフランス人映画監督の話を聴く機会あり。なんか、勇気出る話でした。通訳を通したり、文字で印刷を読む感じと全く違っていた、自分の耳でつかむ感覚。インタビューは英語で、ぜんぜん得意でないんだけど、自分のわかる範囲で人物の声を感じるって、すごく大切なことだと実感しました。できる範囲で、また勉強始めようっと。
ニュース2
4月から応援していた30代の方の再就職が決まりました。よねが自分で通ってきたとおりにアドバイスしてたんだけど、とてもよいお仕事をゲットできて、わがことのようにうれしい。
ニュース3
毎週通っている仕事場のうち二箇所でおきたうれしいこと。去年、本作りを教えた生徒さんから、100%自作の本をプレゼントされた。「いだだいちゃっていいの?」と聞いたら「同じのをもう何冊も作ったから」という答え。製本の技が伝わっててうれしい。
あともう一箇所の仕事場で、ちょっと勉強が停滞気味だったデザイナーの卵さんが、この3週間でがぜん集中して制作に取り組み始めた。グラフィックデザインの面白さにはまったな。くふふ。
ニュース4
かたや、別の仕事場では、出だし好調と思った生徒さんが、人間関係問題につきあたって、簡単なこともクリアできなさそうになっている。よねはそこではデザインの先生なので、デザイン以外のことには口を挟まない。だが悲しい。
デザインはしょせんコミュニケーションの手段なので、人の心のタイミングを測る力の大きい人のほうが、俄然、入ってくる情報の量も、良いものに出会うチャンスも多いのです。半年前には何もできなかった人が、すごい勢いで技術を身につけていく。一方、手を動かすのが根っから好きな職人っぽい方には、外からのアドバイスが心に届きにくい。届いたとしても時間がかかりすぎ。手遅れになる予感。
朗らかな努力家は必ずチャンスをつかんで行く。よねはどなたにも、「もってけどろぼー」状態で、知っていることは100パーセント全開の姿勢。さすがに夏休みが待ち遠しくなってきた。
投稿者 midori : 06:57 pm | コメント (0)
ちば!
ちば県民でよかった!もう、わたし、一生千葉でいいです!マンションは千葉に買います!
仲條正義さんが千葉県のロゴを作った。、「なかじょうおとぼけボールド」(かってに名づけた)で。県民全体が「ちびっこ」になったみたいなかわいさだ。不景気もぶっ飛ぶおかしさ!
2チャンネルで非難ごうごう。「ロゴでこんなにたたかれるのも珍しい」なんて悪口書かれている。S社のころ、おんなじことをほざいていた部長たちを思い出す。強いもの面白いものに「センス」もうちわもご無用だ!いぇい!ちばにかんぱーい!万歳!ようろうのたき!ばんざーい!犬ぼーざき!なりたくうこう!
投稿者 midori : 08:49 pm | コメント (0)
宇宙のいちぶ
毎週月曜日は、学校の先生業の準備日。教材を準備したり、提出作品をチェックしたり、けっこうすること満載です。大学やデザインカレッジでは、後期の中盤戦。作者の顔と名前が頭に入ってきたので、生徒さんの顔を思い浮かべながら毎回、番組シナリオ書いて挑んでいます。
授業は1コマ1時間半で、よねの担当する実習系の授業は1回戦が2コマ続きなんだけど、3時間っていえば、ちょうど予告&長い映画1本分。バレエやコンサート、ワンステージ分。内容が悪いと、受けるほうにとっては「地獄」になる。
「いいライブ見た!」くらいの充実度を感じてもらえるように、あと、習ったことが体に残るように、ぜったいに必要なことを確実に取っていっていただけるよう作戦を練る。
毎回、思いもかけないハプニングはあって、ときには、ミュージシャンでいう「歌詞を忘れる」「曲目を間違える」「ハプニングに動揺して音が外れる」的な失敗もあるのだけど、うまくいった授業の反応はとても素早く、強力。
デザインって手を動かさなくては上手にならない。よね先生は心を赤オニにして宿題をばんばん出すのだが、本気の授業ができた後は「本気出してる」作品が帰ってくる。
本日も大学の生徒からの宿題を仕事場のパソコンで開けた。チェックしながら、ひとりで拍手喝采!。物つくりに「開眼!」みたいな作品が混ざっている。この瞬間「宇宙級」のブラボーなのよ。デザインや歴史の輪廻転生のわっかの一部に加われたみたいな気がする(おおげさだけどほんと)。
今仕事をさせていただいている場所はぜんぶ、美術大学とは違う。「親の代からの物作りの家系です」的な、いわゆる「デッサン選抜」の生徒さんが集まっているわけではない。ところが、初めてグラフィック系のソフトを動かして、もの作りのすべを少しでも身に着けた人たちの勢いはすばらしい。特に若い方たちの吸収力たるや、目を見張るものがある。自分を表現する術を身につけて、やがて社会で役に立つ。そのひとたちに基本を教えているって、ものすごい喜び。
投稿者 midori : 02:51 pm | コメント (0)
表組み大臣
小宮インストラクターのエアロビの場所取りにスポーツクラブにでかけ、順番だけキープして、スタジオが開くまでの間ロビーでPCを開き、教材のタグ打ち30分。
11時半から一時間、「お気軽ステップ」とストレッチとシャワー。
うちに戻って昼ご飯のあと、またFireworks。
依然として終わらない。画像処理のほかに残ってしまった「煙火関係年表」と「配合表」は、組んでみたら18ページにも渡る。すごいことになった。
InDeignはとても癖のあるソフトで、原稿用紙の升目状のレイアウトグリッドはとても便利なのだが、やっかいでもある。初期に設定した行送りの数値がその後も、上に乗っけたオブジェクトの位置に影響する。呪いのように。
本文と違うピッチでインラインで文字を配置しようとしても、位置の微調整が効かない。なにか設定の方法が隠されているのかもしれないが、時間がない。
それで、Illustratorでくみ上げたものをアウトライン化してページごとに書き出し、画像化して配置、という手順を考えだした。Fireworksの筆者はエクセルを使って表を作ってくださったのだが、Jeditなどのテキスト専用のソフトで、いったんタブをきれいにお掃除して、新しいルールのタブを作りなおして、イラレで文字の大きさと間隔を決める。2時間でやっつけるはずが、タブのお掃除だけで2時間。表組みだけで、また丸一日かかった。まあ、おしまい頃には、朝の段階より、かなり要領良くなったぞ。よね、君を我が国の表組み大臣に任命だ。
昔、電化製品の商品パンフを作ってたことがあった。その時代はマックなんかなかったのだが、あの細かーい、スペックの表の細ーい罫線と文字の組み合わせを写植で打ってくださった職人さんたちを思い出す。
「明日の朝まで」なんてひどいこと言って、あの当時はほんとうに申し訳ありませんでした。
投稿者 midori : 10:07 pm | コメント (0)
在宅ウィーク
休みといいながら、毎朝気合い入れてスウィッチ入れる。やっと、パソコンのメンテができた。
1.でるでるくん(winのノート)のディレクトリの整頓。
2.MacG5は、6月の終わりにモーターが再び、今にも飛びたつんじゃないかと思うような爆音を上げて以来、恐ろしくて使っていなかったのだが、やっと時間ができてメンテナンス。OSのインストールし直し。
3.ついでに、複雑に絡み合ってなにがなんだか設定した本人も忘れていた、複数のメルアドの1本化。so-netアカウントの解約。
さっぱりしたところにまたAdobeをインストールして、やっと本の制作業に入れた。Winで組んでいた花火の本をMacに引っ越しさせ、ヒラギノ(Macにか入っていないフォント)で組み直す。本日は図と表をイラレで組み直し、InDesignに移植。画像やデザインワークは、やっぱりMacのほうがはかどるなあ。けど、熱くなるとモーター音が上がり始めて、なんかどきどきする。飛ばないようにと祈りながらキーを叩く。道のりはまだ長い。
投稿者 midori : 01:31 pm | コメント (0)
それぞれの名作
教えに行っているWebの学校で、5月からスタートしたクラスの卒制の締め切りが迫っている。
6ヶ月の密度濃い授業を受け、卒業制作の期間が2か月。追い込みにかかった生徒さんたちが何人か、学校に詰めに来ている。この学校は真夜中もオールナイトで教室を貸しているので、佳境に入れば泊まり込んでいる人もいるはず。
よねもかつて、ここの生徒だったのだが、自分の卒制のときを思い出す。同じ学校出身の先輩の家に泊まり込んで、FlashというWebソフトをつききりでコーチしていただき、仕上げをつめた。先輩のおかげで、自分じゃ書けないだろーと思われる小ワザがダイナミックに盛り込まれ、おかげでできた卒制は、普段の実力以上のできとなった。
そうとう無理して、がんばったのだったが、よねの卒制は学校の代表作に選ばれることも、それから、この制作が転職などの転機になることもなく、学校生活は終わった。
しかし、このがんばりは、なんと5年後に効力を発揮することになる。かつての学びやに戻って、しばらく働いていると、5年前のクラスの先生や担任の方といろいろな場所ですれ違う。「生徒でした」と、あいさつする。最初はみんな忘れている。あたりまえだ。生徒なんて1年間に何百人も入ってくるのだから、いちいち覚えているわけがない。
ところが!である。よねが作ったゲーム「サイコロピー」は、先生方、スタッフさまがたの記憶に、みごと残っていたのである。
「あー、あの、占いのサイト作ったかたですよねー」っていうふうに、何人もの方に思い出していただけたのは、自分でもすごいうれしいことだった。
デザインとか物を作る仕事のうれしいところはこういうところだ。自分の思わぬところでかたちで、作った物がいろんな人に見てもらえる。使ってもらえる。人の心になにかを残す。
5月に学校に来たばかりのときは、なにもできなかった人の手から、いま、着々となにかの役割をするサイトが生まれつつあるのだと思うと、ちょっと興奮する。宝石みたいな名作が混ざっている。それを磨くお手伝いをしてたら、今夜も終モノ、間に合わなかった。
投稿者 midori : 03:04 am | コメント (0)
クリスマスツリー
街にツリーが灯り、なんかしんみりしてくる季節になりました。みなさん、お元気ですか。
会社にいた頃、このツリーが飾られる今くらいが、一年でいちばんゆううつな時期だったのを毎年いまだに思い出します。クリスマスにクリスマスが間に合わない!ってのが、毎年恒例になってて、「うちは12月からクリスマス」といいきる、殿さまの会社でした。年明けのセールの準備と重なって、11月末はほんと胃が痛かった。他店のディスプレイをみるのがつらいの。ミキモトとか、バーニーズとかのクリスマスを横目で見て、「クリスマスにクリスマスツリーを、ただ、ただ、きれいだって思えるようになりたいなー」と思ってた。街はきれいだけども、仕掛けるみなさんの七転八倒を思うと、よねはちょっと痛い気持ちでクリスマスを見ています。街にあるどんなツリーにも、それを作った人や考えた人がいること、忘れません。今年は青いディスプレイが多いですね。おつかれさまです。
若い人たちに仕事の技術を伝えながら、仕事ってなんだろう?と、あらためて考える日々であります。人をイルカにたとえるなら、仕事は魚を取ることに過ぎないんだが、人間界で魚はやすやすとつかまらず、狩りの技術、覚えることがつきないです。苦労して夢がかなっても、またその仕事が楽じゃないんだから、若いかたがたはご苦労さんなこってす。デザイナーって、ほんとにそんなにいい仕事かよ?心の底ではどっかで思いながら、今日もデザインしてました。
デザイナーって運動選手やプロのプレイヤーと似てると、つくづく思う。よねも仕事受けるとき、マラソンのきゅーちゃんなんかも同じ気持ちなんではないかと一瞬思う。生きてこの仕事を無事、終えられるか?ほんとまじで、そのくらいの不安をはねのけながら、両手ぶんまわし。
スタートラインに立っている若い皆さんとそこんとこは共有できる感覚を生きてる。そのぶん、ルーティーンをこなしているだけになっている大先生より、お役にたっているのではないかと思います。
40越えてもどしどし学んでいるなんて、30くらいのときには思いもしなかったよ。50になるころは、また、思いもよらないようになっているかな。
投稿者 midori : 11:25 pm | コメント (0)
定期券、買いました
「立てるんだもん レッサーパンダねつけプレゼント」に背中を押されて、モノレールとJRの6ヶ月定期券をついに購入した。ひじょーに欲しかった、ふうたくんがよねのものとなる。ほんとに自力で立つのだ。こいつ。かわいー。やったー。
先月から南風堂はきゅうに忙しくなり、週のうち4〜5日は都内に出動する日々が続いている。(プラス、占い先生も週2日しているので、1ヶ月休みなし)10月は交通費貧乏で、資金不足に陥ってあせった。なにせスイカの1万円チャージが一週間持たない。
こんな事になる前にもっと早く定期を買えばよかったのだが、あまりに遠距離なので、なかなか思い切りがつかなかった。モノレールとJR両方、しかも「せっかく買うんならお得な6ヶ月」と思うと、よねにとっては莫大な金額になる。おまけに先々月はパソコン、先月はグラフィックのソフトを購入している。
「どーしよー」とはらはらチャージを続ける日々が続いていたが、思い切って買ったら、ストレスが一つ消えてすーっとした。ふうたくんのおかげだ。
なるべくお断りしようと思っているのに、次から次へと予定が入る。みんな仕事か仕事がらみの予定なので、とてもありがたい話なのだが、気がついてみると、しなくちゃなんないことだらけでがんじがらめ。今日なんか、お風呂(スポーツクラブ)にも行けないくらい追い込まれている。こんなに毎日でかけていては、仕事を片付ける時間が取れないという奇妙なことになっている。終わんないのでご飯を食べながらも、電車の中でも仕事している。
友人に「先生はなんてったって、病気になったら話になんないから、倒れないでね」と注意された。それもそうだ。今年は予防注射しとこう。
投稿者 midori : 09:05 pm | コメント (0)
ぞうさんぞうさん、うさぎさん
イラストレーターの藤本将さんとのコラボレーション、というより、藤本さんに引っ張っていただいて、ようやっと、の仕事なのだけど、絵本が進みつつあります。
この場でわたくしの役目は文担当。人の文にイラストをつけたことはあったが、自分の文にイラストができるのは初めての体験。
10月27日(木)〜11月1日(火)まで、東急の「学芸大学駅」下車徒歩1分のギャラリー「tray」(tel03-3714-6061 url:http://www.tray.jp)で、藤本さんのこの絵本をテーマにした展覧会が開催されます。お近くのかたはぜひ、お運びください!
投稿者 midori : 02:13 am | コメント (0)
ルーターで一週間
ばりばりマックユーザーのよねが、やっとウィンドウズ買いました。DELLのノートパソコン。OSのXPは、出先で触る事はあっても、深く関わるのは初めて。人はこれをマックと似てるというが、どこが似てるんだー、訳の分からないアイコンの数々。なんか分からないで矢印向けるとどんどん画面が開く開く。いちいち確かめてるとぜんぜん先にすすめない。ぱっと閉じるのが正しいとかなりたってから気がついた。
家に引いているケーブルテレビのインターネットをマックと分けようとして、ルーターという物を初めて買った。説明書見ながら取りあえず線をつっこむとなにも反応しない(地獄の始まり)。部屋は例に寄ってコード地獄。ソフトのパッケージや取り扱い説明書が山積み。片付けられない部屋だ。こりゃ。片付けたら最後、何がどこにあるのかわからなくなりそうだ。
実質3日、足かけ一週間仕事止まったが、マックとDELL両方にインターネットが繋げてやったぜー!よね!えらい!
接続にいっぱいいっぱい、便利さを味わうまではまだ到達してない。でも、このパソコンにもIllustratorやPhotoshopは入っていて、これからは仕事を持ち歩ける。スタバでもミスドでも作業ができるんだぜ!いぇい!
投稿者 midori : 12:23 am | コメント (0)
今週の南風堂
(WEBの組み立て部門でなくて、今回は製本職人として
化粧品のコマーシャルのお仕事させていただきました。7月の仕事が今、世の中に出ている。店頭用の販促ツールのヴィデオのバージョンは、ちゃんと印刷した文面の本が使われているそう)
今週は学校業の「デザイン先生」の準備にしゃかりき!である。デザインや他の仕事と同じく、先生業も教えるまえの下ごしらえの段階がいちばんたいへんなのであった。深く丁寧にすればするほど自分の勉強になる。が、時間もかかる。
世の中の「先生」という仕事の人、みーんなを偉く思う今週であった。
投稿者 midori : 11:37 pm | コメント (0)
ことりと葉っぱとお仕事
現在のパソコン上には、ことりと葉っぱが散らかっている。
友人が栃木で木製品の工房を始めた。夫婦とも浦安時代からの古い付き合いなのだが、建具職人に弟子入りし、15年ぐらいかけて自分の木工房を持った。(自宅兼工房も自作!すごい!)
できた商品をオークションに出すと大好評で必ず売れる。それで、ちゃんとした自分たちのホームページを作ることになり、ショップカードや、名刺など、小さな印刷物とサイトの制作依頼をいただいた。
そんなこともあり、先週のビックサイトのギフトショウでは、回る場所を変えた。いつもは玩具やステイショナリーなど、大きなメーカーばかりが集まっている東会場を中心にみていたのだが、今回は、インテリアや生活用品、こまごまとしたものの会社が集まる西会場がターゲット。
こつこついいものを作り続けている地方の会社や、なにがなんだかよくわからないけれど意気込みは感じる若い人の集団など、小規模のブースが集まるこっちの会場のほうが、いつもよりずっとおもしろかった!。
ブースを回って集めた名刺やパンフに記載されたURLをひとつひとつ回って、どんなホームページを持っているか見てきたところ。
友人の工房が、WEB上では、こういうギフトショウに出品するような会社に負けない、いい店に上がれるように、よねはがんばります!
投稿者 midori : 11:16 am | コメント (0)
人にがんばれを吹き込む仕事
きのう、よねがアシスタント先生をしているWEBスクールのクラスの前半戦を締めくくる中間課題発表会に参加した。
毎週土曜日、授業はいつも夜なんだけど、昼間の発表会のため、この日は夜の授業なし、生徒のみなさんと酒をくみかわす楽しい夜となった(飲み会はたびたびあるんだけど、よねは終モノに間に合わなくてはならないので、いつもビール一杯目乾杯だけして帰らなくてはならなかった)
授業中はモニターのなかのJavascriptと IEの画面と生徒の後ろ頭(はてなまーく、が、でてないかどうか?)に集中してテンパってる。ふだんの週は一人一人とゆっくり話をする余裕がなかなかない。
きのうは作品を見た後なので、それぞれの方の味がわかり、みんなとまるで、ずっと前からの知り合いみたいに話が進んだ。前に進もう。行きたい方へ。人にとってときには、不安が進む原動力となることもある。
スクールにもいろいろな性格があるのだが、ここの学校のカリキュラムはかなりスパルタ形式。はじめてグラッフィックのソフトにさわる人がついていくのはほんとにたいへんだろうと思う。プログラムと宿題が毎週てんこもり。(アシスタントチーテャーのよねも、予習と復習でいっぱいいっぱい)でも、みんな必死でついていってて、半年たつとWEBの制作と運営がなんとかできるようになる。20人のクラスのうち上の人の30パーセントくらいの人は、学校の広告のうたい文句どおり、人生のルート変更を実現する。6か月で、見違えるようになっちゃう。自信が人を変える。
よねはその変化を目の当たりにして、若い力にがーん、と、なったり、人間のすばらしさにおおっとどよめく毎週である。人間、不可能ってことはないんじゃないかとさえ思う。なんとかなりたい!という情熱には「なんとか力になりたい!」と自動的に反応してしまう。なんとか世の中に出て使える人になって欲しいと思う。わたしも両手ぶん回し的、もがき人生を歩きちゅうだから、生徒さんの気持ちが痛いほどわかる。
よねの先生業をカテゴリー化するとすると今のところまだ「教育」ではないな。「応援業」だと思う。職業==応援。じぶんの未来をなんとかしたい人の応援。
投稿者 midori : 12:59 am | コメント (0)
や、やっと…2
どうですか?
「Yone is…」もデザインとり替えてみました。これで、書く方も、気持ちの切り替えができるってものだー!
こちらのブログでは製本の話、デザインの話を中心にすすめていきます。
投稿者 midori : 11:24 am | コメント (0)
や、やっと……。
もう夏が終わりそうでーす!しばらく書き込みできないまま過ぎてしまいましたが、お元気でしたか?
よね、長い間の野望を一つ達成いたしましたっ!
サイコロピー!をリニューアルしたのです!。
断易のサイト Saidcoropee!は、よねの鑑定のお客さんやら、デザインの仕事上で出会った方やらの目にも触れるようになり、日々の混沌、手違い、複雑な説明、疑惑……、もろもろのもとになりはじめていたのです。貧乏の話とか、仕事の失敗とかはざっくばらんに書けない状態。
んで、決めました。
断易の記事だけ読みたい人が、よねの私生活など知らなくていいように、すぱっと内容をわけようじゃん。
これが思いのほか、時間がかかった! 何を載せるかとか、誰向けか、とか、そういったことが、なっかなか決まんなくて進まなかったのです。
いままでのノータリン路線をすこし脱したく思い、文字が多くて、画像もしぶいし、まあ、じみーな仕上がりですが、これまでよねが作ったどのサイトよりも、効率的で将来を見据えた、いいかげんでない設計になっています。念願だった、(自分のための)ワールドワイド・デジタル筮具も無事掲載してます。これから、文字とか細かいパーツとか手を加える予定ですが、とりあえず、さっき、できている部分をえいやあーっと、アップしちゃいました。誤植あるな。きっと。
断易、わからない人には悪いなあ、と思って、今までは占例もちょっと遠慮して書いていたのですが、読者の対象を「菅原壮 断易入門を読んでなくても持っている人、以上」にしぼりました。これからこつこつ、占例をアーカイブしてく器としていきます。
こちらのブログ「Yone is…」は、今までどおり、仕事の話あり、楽しい話あり、ぼやきあり、の、読み応えあるエンターテイメントめざします!アップまで漕ぎ着けたし、読者も分かれたと思うので、ちょくちょくがんがんいきます。よろしくお願いいたします。
投稿者 midori : 02:45 am | コメント (0)
長距離、電車女
お久しぶりです。ブログ書き込む時間もないくらい、この2週間、製本の仕事に没頭しておりました。
今や夜中も起きてるオペーレーターが電話で相談に乗ってくれて、データもFTPを使って送信で入稿ができる。深夜でも朝方でも仕事が進められる。ほとんど、眠る時間がない日々が続いた。
家が東京の各ポイント、各会社から遠いというのは、時間が限られた事態に陥ると、すごいハンディになると思っていたのですが、このたびは電車に乗っている時間が、ちょうどいい昼寝タイムとなってくれて、なんとか体がもった。夜寝てない日でも、電車に1時間とか乗ってるから、ちょうどひと寝入り(熟睡)して元気回復できる。座れれば天国、立ってると地獄。もう、見えはってて立ってなくてよい歳になれたのがうれしいぞ。それとサラリーマンじゃないから、電車空いてる時間に行けばいいのはありがたいぞ!。寝付きがいい自分、すてきだぞ!
そんな超せっぱつまった納品が一つ終わり、ちょっとほっとしてます。一面、クリア、ってとこか。
上の写真は昨日納品した絵本。中身の面付けもInDesignをつかって、南風堂でこなしていて、印刷は「Vanfu」という24時間営業のコンビニ印刷に頼んだ。ここのところ、最初に描いた設計図どおりに、なんでも自前でできるように、やっと回ってくるようになってきました。
この2週間、まったく止まっていた、学校の先生業やなじみのお客さんのレギュラー仕事に、これからとりかかります。そのなかには、「南風堂」のホームページやら、サイコロピーのリニューアルやらも含まれている。7月中にはなんとかしたい、と思っております。
全クリにはまだまだ遠いが、がんばれ、おれ。
投稿者 midori : 11:15 pm | コメント (0)
集中!
人はどれくらい集中できるものか。
夕べのテレビ番組「情熱大陸」(←「はたらくおじさん」大人版)で、装丁のデザイナー鈴木成一さんが取材されていた。
年間600冊の本をデザインしているという。一冊一冊ゲラを読み込んでデザインを決めていた。まあ8人もアシスタントがいて、鈴木さんの手足になって実作業を片付けているから効率はいいのだろうけど。仕事は数でなく、質だと思う。でも、600冊という仕事量はすごい。読むだけだってたいへんだ。
会社にいたときもよく思ったけど、ばりばり仕事している人の時間をのぞくといつも圧倒される。
自分がこれだ!と、決めた分野なり世界で活躍できる人ってのは選ばれた人で、だれもがそうなれる、ってわけでもない。よねはラッキーな人で、わりあいすごい人たちに出会い、囲まれるチャンスが今まであった。それでよくわかるんだが、すぐれた人のなかでも、密度の濃い仕事をすごい量こなす「旬」ってのは一生のなかでもごく限られた一期間なんだよなあ。「人の旬」って見ていて、感動はもちろんするけど、すこし切ないきもちにもなる。
振り返ったり、どれが正しいとか考えてる暇なんかない。こなさなきゃならないことが目の前にどんどん積まれて、それをとりあえずクリアしていく。自分の心も体も現課題に集中するためにある。今の仕事のために生きている。瞬時に決めた判断がぱちっぱちっと魔法みたいに時代にはまって、いくらでも仕事がこなせる時期。鈴木成一さんもそういう旬に今ある。
テレビだから鈴木さんは、すっきり、かっこいいところだけしか映らなかったけど、同じデザインの現場だ。みえないところではきっと、すごい、ぼろぼろになって追い込まれる場面もきっとあるだろう。
グラフィックデザイナーはスポーツ選手に似ている。仕事が刷り上がる最後は派手で華やかに見えるけど、普段している実作業は、腹筋とか筋トレとか基本の練習みたく、地味な動きの繰り返し。その積み重ねなのだ。目をお大事に。
投稿者 midori : 09:42 am | コメント (0)
Aiken drum
↑エイキンドラムさんの商品のひとつ、ブックエンド(部分)
さきほど投稿したブログを確認したら。
せっかくたくさんの方が見てくださったのに、リンク貼るのを忘れてました!
展覧会のインフォメーションはこちらです。
投稿者 midori : 11:25 pm | コメント (0)
チボリ公園
WEBの仕事の折に、藤本将さんというイラストレーターと知り合いになった。
もと印刷のディレクター&デザイナーをしていた方で、今は挿絵のお仕事の他に、「AkinDrum」というブランドをプロデュースしていらっしゃる。このブランド、洋服だけでなく、写真のブックエンドみたいな雑貨半分をしめるのだが、またかわいいのだ。アンデルセンに読みふける男の子、子どもの頃、見たことあるみたいな懐かしい感じでしょ。
ホームページの記事の取材させていただいたのだけど、発展中のよねは藤本さんのお話を聞くだけで、ずいぶんと励まされた。勉強になった。
こうして仕事通して、いろんなすばらしい方と接点が持てるのは、デザイナーの役得。
4月に展覧会があるそうです。すごくポエジーで暖かいイラストですから、ぜひ、お運びください(ちょっと宣伝)。
一つ仕事が走り出すと、一週間があっという間。来るたびに同じ記事でがっかりしたみなさま、ごめんなさい。
よねの特質をよく知るみなさんは、もう、お気づきですね。
更新が頻繁なときは仕事ない時、暇な時。このブログの間が一週間も空くときは、余裕がないとき。
投稿者 midori : 07:26 pm | コメント (0)
new saicoropee!じりじり進行中
お彼岸でーす。こんなにいい天気なのによねは外に出かけられない。ひどい花粉症のため。
土日は鑑定の仕事があって出かけない訳にいかないので、薬を飲んで出勤する。薬のんでても鼻はつまりっぱなし。たすかったのは、土日両日とも、お客さんもみんな花粉症の人だったことだ。
「ここは花粉が多いみたい。マスク外さないでいいですか」と、口をそろえておっしゃる。
やっぱねー。座ってて、すっごい調子悪いもん。エスカレーターの下は地下といえども花粉の通り道らしい。でも、先生席にいるのでマスクをするわけにいかない。
お客さんが、「太木数子先生が『花粉症は首から上の病気。目上の人に無礼な人がなる!』とテレビで言ってた」などと教えてくださった。まったく好き勝手なこと言ってくれるなあ。太木先生。なんとでも言え!。花粉症になってない人はこの苦しみがわかんないからなんとでも言えるのだ。太木先生はこの一言で全国の花粉症の視聴者さまを敵にまわしたかも。
鼻のかみ過ぎでよねは聴力も低下。なんどもお客さんの言っていることを聞き返すし、自分の声もきっと大きかったはずだ。30分もしゃべっているとのどがからから。下の付け根ががびがびに乾いて痛い。お客さんにもハッカ飴とミントのガムをすすめながら、口がかわくので絶えず水分を補給しながらの鑑定であった。つらかったー。
今朝は薬飲んでないので、寝坊をしないで目覚めることができた。お客さんが置いていってくださった、「自分ちの畑で採れた無農薬のルッコラ」でサラダを作った。みそ汁にも入れてみたら、おいしかった。お仏壇の掃除をして、家族に入れたコーヒーをまずご先祖さんにお供え。
上の写真は新サイコロピーの目玉商品、「デジタル納甲表」制作のもよう。FRASHというアニメを作るソフトで作っているんだけど、64種類も場面があるので果てしない作業。同じ作業を64回繰り返す。音楽聞きながら、ゆっくり作り込んでます。お楽しみに!
投稿者 midori : 09:46 am | コメント (0)
図案の手帖
友人から本の修理を頼まれた。ご覧のとおりビニールの表紙は湿気のためか、濡れたことがあるのか、色があせて波うっている。背がばらばら。
ぼっろぼろでも、友人にとっては「いつもこればっか見る」いちばん大切な参考書なんだそうだ。奥付を見ると昭和38年1月1日改訂6版、となっている。定価は150円だって。
もとはお兄さんの本のものだったのを譲り受けたそうだ。見返しの裏に子供の字で名前が書いてある。ところどころにお兄さんの手によると思われるボールペン書きの図案が加わっているのがほほえましい。
この本は紙を二つ折りにした束を糸で縫ってある作りになっている。糸でかがってある本は仕立て直しが可能なのです。まあ。買った通りのそのまんま、というふうなのは難しいけど、あと100年くらいは愛用できる形には仕立てられる。どこまで戻してどんな本にするか、任せていただいた。表紙にはこの友人からもらった黒地に細かいドットの生地を使おうと思っている。
投稿者 midori : 09:16 pm | コメント (0)
去年夏ごろ作らさせていただいた知人の会社のサイト、Happy comecome companyの記事が厚みを重ねてだんだんホームページの読み物らしくなってきた。
作り続けているうちに、最初は思いもよらなかった方向に育ちつつある。
知人の会社はアクセサリーの企画メーカーだから、ネットでなにをしようか?ビーズでも売ろうか?みたいなところから話が始まった。
よねは、サイコロピーをもう4年運営している。新しくサイトを作って、育てていくうちにどんな喜びになっていくか、どんな困難があるか、一通り経て来たことをクライアントにお話した。ビジネスというより、楽しみに育てよう。
最初は、気張らずに続けられる、自分の楽しみになるものを!持っててよかった!と思えるものを作りましょう。と、提案した。
自己満足、としか思えない内容も、あきらめずに続けていくうちに、だんだんと人の役に立ち始めるようになってきた。うれしい。
投稿者 midori : 08:05 am | コメント (0)
河野鷹思のグラフィックデザイン
昨日は東京に出た用事のあと、国立近代美術館で催されている展覧会「河野鷹思のグラフィックデザイン>」に寄った。
河野鷹思というのは昭和の始め、それと戦後の日本のグラフィック部門を支えた重鎮の一人。今のみずほ銀行が第一勧業銀行だったころのハートのマークをデザインした人だ。
もう、ひさびさに泣いたね。そのかわいさに。色面に込められた愛情というか、ほほえみというか、人を楽しませてやろうといろいろな仕掛けが仕組まれている、おもしろ心あふれる印刷物に!すっごく良かった!恥ずかしながら、河野鷹思さんの作品をこうして、作者を意識してちゃんと見たのは初めてだったので感動ひとしお。日本人で良かったなあ。
戦前の雑誌の表紙や映画、演劇のポスターには今の印刷物にはない、のんびりしたウィットが満載。ケースを壊して盗みたいくらい好きな物がいっぱいあった。本のカバーなんかも手がけているのだけど、「ああ、こういうのもありね」というふうに、手作り本やホームページの仕事の参考にすぐなるアイデアもしっかり心のカメラで撮った。ぱちり。
よねが受け止めたのは、色とか、顔とか、面積とか字の形とかすぐに仕事にいかせる小手先のヒントだけじゃない。この展覧会では、なんだかもっと深くて正しくて尊いものというか大切なものを、いただいた。
「これでいーのだ!」を聞いたのだ!
知らない道を不安がりながら進んでいるときに、海、とか、川とか山とか大きな目印の建物が視界に入って、「ああ、この方角で違っていなかったんだ!」と確信する瞬間って、あるじゃない。そういった感じとでもいおうか。
よねのデザインの仕事の向いている方角がこっちであってたんだ。いままでいろいろあったけど、今はこの方角に進むのみ!そういう自信。もっと大げさに言うと、現在毎日送っている暮らしじたいの行方についても。「こんなあたしで、いったいいーのだろうか?」と、不安に思う場面がななかったわけでもないのだけど、その不安を打ち消す天の声を聞く(大げさ!)。
近美に着いたのが4時25分。閉館35分前というタイトな持ち時間だったけど、集中してかぶりつきでがーっと回る35分の間に、目から入った河野鷹思細胞が体内を駆けめぐって足の裏に到達し地面につながって、なんかよねのふにゃふにゃしていた足元がみるみるぴしーっと固まってまわりに広がって行く。そんな感覚を味わった。あんまり時間ないのでやめようかとも思ったのだが、行ってよかったなあ。
この展覧会は2月いっぱい。あと数日しか会期がないんだけど、ものを作る仕事してる読者にはぜひみていただきたい!
超おすすめ!
投稿者 midori : 10:50 am | コメント (0)
メりーさんの羊
煮詰まってる方に、うたのプレゼント(いっしょにうたってねー♪)
めりーさんのひつじ ひつじ ひつじ
めりーさんのひつじ かわいいなー
だけどうたうと めーりさん。ほんとだー。
投稿者 midori : 10:52 pm | コメント (0)
楽しいページに!
ほんとうに永らくお待たせいたしました!
写真のアップがようやっとできるようになりました。
もう何度も試してずっとエラーばかりで、どうなってるんだ?と、半べそ状態が一週間ほど続きましたが、謎が解決!これで本日よりみなさまに画像付きブログを楽しんでいただけるようになりました!