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先生業2ヶ月

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世界じゅうで、転倒したり、感電したり、頭をぶつけたり、で、散々な目に遭っている人。ピクトさん。おすましで階段を下る。それと、きれいに箱詰めされた3人のピクトさん。
 ごぶさたしております。7月です!
 5月、6月は何をしていたかというと、ほぼ毎日出動でした。お仕事に。落ち着いて物を作る時間が取れない2ヶ月でしたが、そろそろゴールが見えてきました。
 2ヶ月間にあったこと
ニュース1
憧れのフランス人映画監督の話を聴く機会あり。なんか、勇気出る話でした。通訳を通したり、文字で印刷を読む感じと全く違っていた、自分の耳でつかむ感覚。インタビューは英語で、ぜんぜん得意でないんだけど、自分のわかる範囲で人物の声を感じるって、すごく大切なことだと実感しました。できる範囲で、また勉強始めようっと。
ニュース2
4月から応援していた30代の方の再就職が決まりました。よねが自分で通ってきたとおりにアドバイスしてたんだけど、とてもよいお仕事をゲットできて、わがことのようにうれしい。
ニュース3
毎週通っている仕事場のうち二箇所でおきたうれしいこと。去年、本作りを教えた生徒さんから、100%自作の本をプレゼントされた。「いだだいちゃっていいの?」と聞いたら「同じのをもう何冊も作ったから」という答え。製本の技が伝わっててうれしい。
あともう一箇所の仕事場で、ちょっと勉強が停滞気味だったデザイナーの卵さんが、この3週間でがぜん集中して制作に取り組み始めた。グラフィックデザインの面白さにはまったな。くふふ。
ニュース4
かたや、別の仕事場では、出だし好調と思った生徒さんが、人間関係問題につきあたって、簡単なこともクリアできなさそうになっている。よねはそこではデザインの先生なので、デザイン以外のことには口を挟まない。だが悲しい。
 デザインはしょせんコミュニケーションの手段なので、人の心のタイミングを測る力の大きい人のほうが、俄然、入ってくる情報の量も、良いものに出会うチャンスも多いのです。半年前には何もできなかった人が、すごい勢いで技術を身につけていく。一方、手を動かすのが根っから好きな職人っぽい方には、外からのアドバイスが心に届きにくい。届いたとしても時間がかかりすぎ。手遅れになる予感。
 朗らかな努力家は必ずチャンスをつかんで行く。よねはどなたにも、「もってけどろぼー」状態で、知っていることは100パーセント全開の姿勢。さすがに夏休みが待ち遠しくなってきた。