13-11/ハードカバーの作り方
・平背のハードカバーでしたら、どなたにも簡単に作れるので、時間に余裕のある方はぜひ、挑戦してみてください。
・カバーの芯にするボール紙のサイズの決め方を掲載しておきます。
・本文が出来上がったらサイズを測ります。
・測ったサイズをもとに、芯のボールを切ります。
※ボール紙の厚さによって、サイズは微妙に変わります。
今回は2mm厚のボールを使います。
・ボールの外側、4方の空きは15ミリあれば十分です。
・ボールは本の表紙に平行に目が通っていることが必須です。
・絵柄を出力するペーパーは、あまり厚くても作業がしにくく、薄いと破れやすいです。90kgぐらいのやや厚いペーパーを選ぶと良いでしょう。
・上の図でボールの引かれている面が、印刷の絵柄が必要な部分です。
表紙、裏の表紙、背と3つのパートに分けてデザインした画像を、下の図を参考に版下原稿を作り配置(またはコピペ)し、出力します。
・ハードカバーの付け方は、手順さえきちんと押さえれば、意外に簡単です。
・上のような準備をして、ボールと紙をボンドで張り合わせていきます。のりを引く量やタイミングなどの作業のこつは、webや教科書では伝わりにくいです。14回目の授業時に材料と道具を準備して、必要な方には援護します。
ぜひ、出力を間に合わせて、授業時に組み立てられるように進めてください。
※ハードカバーにタイトルを入れなかった人は、ぜひ、カバーを作ってください。製本が終わった本のサイズを測ります。
必要なサイズは「本の高さ」「本の幅」「本の厚み」の3種です。
このサイズに「折り返し」部分を必要としますので、けっこう大きな紙が必要になると思います。
※A3以上の出力は「KINKO'S」などでできますが、B3判だと1枚2500円ぐらいかかります。
投稿者 yone : 2012年01月13日 10:09