おまけ!|かがり綴じ1
おまけ!|かがり綴じ1
折り丁を作って、かがり綴じに挑戦する人のために、かがり方をアップロードしておきます。
おまけ!|かがり綴じ2
麻ひもは4つ空けた穴の真ん中二つの穴の上に渡る幅に固定します。
カッターマットを裏返してセロテープで下のように止め、マットを表に返して机の縁に揃えたその上で作業するようにします。
こうすると専門の道具なしでかがることができますよ!
おまけ!|かがり綴じ3
座り方がとても大事です。右利きの人は机が左側に、斜めになるように座ります。
折り丁の順番が逆にならないように気をつけてセットしてくださいね。
最初の穴から針を入れて……。
左手を折り丁の真ん中のページに置くように差し入れて、真ん中のページで右手と左手に針をリレーするような気持ちで刺していきます。
糸を紙と垂直に引くこと。でないと、たちまち、紙は「ぴーっ」と、裂けてしまいます。
針が穴から出たら、次の穴に入ります。
おまけ!|かがり綴じ4
背中側に糸が出たら、麻ひもの背中(うーん、麻ひもに背中があるかは謎ですが、とにかく外側)をくるっと回って、出てきた穴にもう一度入ります。
針が入ったら、折り丁を開いて左手で針を受け取ります。
以下、繰り返します。
楽しー!
おまけ!|かがり綴じ5
次の穴も同じように進みます。
紙を切らないように、糸を引く方向に気をつけてね。
すいちょくだよ!
1折り丁目が最後まできたら、「ぽん」と2折り丁目を乗っけて、同じ要領でかがります。
2段目の最後にきたら、糸をぎゅっと締めて、始めの糸の端とを堅く結びます。
おまけ!|かがり綴じ6
3段目の終わりまできたら、1段目と2段目の隙間に針をぎゅっと入れて、下の段の糸を絡めて止めます。
これでしっかり合体!
以下、たくさん折り丁のある人は、この作業を繰り返していきます。
最後は、下の段に糸を2回からげて、しっかり引っぱり、おしまい。
糸を切って完成です。
見返しをつけたら、他の製本と同じ工程に進みます。
<かがり方、おしまい!>
※注意
この画像の本は、印刷の都合で、カットする部分がとても多いのをかがっています。
ですので、穴を真ん中辺りに空けているように見えますが、
背中に空ける穴の位置は、
*本の天の内側1センチに1個、
*本の地の内側1センチに1個、
*二つの穴の間を3分割して、3分の1の辺りに1個、
*3分の2の辺りにもう一つ、
計4個です。
本の高さがB4ぐらいまでは4個、麻ひもは中の穴の上、2カ所でいけます。
写真をとってくださった Mr Tsujisawa べりー、さんきゅう!