12-04/文字にお化粧を|タイトルデザイン

 とっておきのメイク術です。
 タイトルの意味によって、組んだタイトルに仕上げの効果をかける場合があります。

■文字以外の要素を組み合わせる
 よく使うのは長方形や円、それから線です。
 文字以外の形で文字を囲んだり覆ったりすることでまとまりを出します。
 それから、囲んだ形をベタ色にして文字を白抜にすることで、強い印象になります。
 ブランドのロゴやマークは他よりも目立たなくてはならない宿命がありますので、優しいフォントを使ったばあいは、すこしでも強さを出すために線でくくったりまとめたりするテクニックはよく使われていいます。

■角を丸くする
 縦画と横画が交わる交点に角を丸くする加工をかけるティップスです。
 文字の表情を和らげます。また、ロゴ全体にお揃いの加工を施すことで、全体がなんとなくしっくり和合します。(よくスポーツやグループ制作なんかで、ウループのメンバーが同じ苦難を乗り越えると急に和気あいあいとすることがあるじゃないですか。それに似てます)

■ざらざらにする
 アウトラインをわざとギザギザにすることもあります。
 紙ににじんだ感じを大げさに再生させるティップスです。
 懐かしい感じや古くさいイメージがでます。

■ゆがめる
 自由変形ツールやエンベロウブの機能を使って、一部だけ湾曲させたり、ゆがめたりする作戦です。方向が生まれ、視線を思惑通りに動かせるメリットがあります。
 しかし、あまり形を変形しますと、文字が読みずらくなりますので注意です。

投稿者 yone : 2012年01月06日 10:12