11-07/グリッドデザイン|デザイナーが神

 デザイナーは文字のサイズや線幅、位置、間隔を自由に決めます。そのとき、あくまで目的は、「たくさんの情報を序列に従って読みやすく並べ、伝達するため」。
かっこいいイメージを作るためでも、しゃれたデザインを作るためでもなく、「書いてあることをスムーズに読ませること」がいちばん大切です。その範囲であれば、あとは自由にしていいのです。
■グリッドの基本技はライン揃え
 各種エレメントを紙面に配置するとき、それらの位置関係を決定する、一揃の補助線のことを「グリッド」と呼んでいます。
■キーワードは「バランス」と「リズム」
 どんなに複雑なものでも、同じ基本パーツを組み合わせた構造になっています。
 個々のパーツはそれぞれの役割を背負っています。
 そのコンテンツが持つメッセージをどういう速さで、どういうイメージで、どういう解釈させるか?
 デザインの時ばかりは、デザイナーが神です。デザイナーの裁量で、必要によって内容が繋ぎ合わせたり、足されたり、割愛されたりもします。

投稿者 yone : 2011年12月19日 10:08