09-04/企画を立てる・企画書を書く
仕事の始めに、「今回の仕事はこういう考えをもとにこういう物を作ります」という考えを述べた書類を作ります。これが企画書です。
クライアントは、企画書とラフデザインから、まだできていないデザイン案の完成品のイメージや効果を予測します。
企画書には
・この仕事全体の目指す姿(企画タイトル/コンセプト)
・記事や企画の概要
・デザインの説明
・スケジュール
・予算
・価格
など、ラフデザインでは表現しきれない、データや詳細の情報を載せます。
クライアントが仕事を発注するかどうか、あるいは、どのくらいの予算が必要か、どんな人たちが制作に関わるのかを決定する、重要な役割を果たします。
また、新たに企画を売リこむ場合もあります。新しいスポンサーや顧客を獲得するための営業ツールとなります。
制作時にはチームに加わるいろいろなスタッフにも仕事の内容や規模を伝える資料として配られ、チーム全体が最初の目的を外すことなく、完成というゴールを目指すための目安となります。
■企画書を書いてみよう
今回の課題の企画書を書いてみましょう。
A4企画書例
*企画書に入れる内容
1タイトル
2キャッチフレーズ(この企画を一言で表すと。"コンセプト")
3説明。まず、どういうものかをわかりやすく。
何が書いてあるか?(what)
誰に向けたものか?(who)
いつ見てもらう?(when)
どんな場面で見てもらう?どこで売る?(where)
どのように使用する?(how)
なぜ必要か?(why)
そして、期待する効果をあげる。
「その本をみて、どうなってほしいか?」が盛り込まれるとよい。
以上のことを箇条書きにしてから文章にまとめるとわかりやすくなる。
文章はわかりやすく。小学生にもわかるくらいシンプルで簡単なことばを使う。
4主な内容案
載せる記事の内容の一部を見せたり、ストーリーのあらすじを紹介するなど。
5仕様
判型:大きさ 組方向 綴じ方 ページ数
投稿者 yone : 2011年12月05日 10:51