09-01/コンテンツを探す|自分の能力棚卸し
これはわたしが実際に、仕事をしているときによく使う手です。頭の中がもやもやしてまとまらないときは、ただ頭の中で思いを巡らせるだけでなく、「紙とペンを使って考える」ということをしています。
企画を考えるにはいろいろな方法がありますが、べん図を使って案を出す方法をご紹介します。
・クロッキーブックかノートに、中に単語を10〜20書き入れられる大きさの円を2つ描いてみましょう。
・2つの円は円弧の一部が少し重なるようにします。
・左側の円の中をAとして、「作りたいもの」書き出します。
・右側の円をBとして、持っているものや準備しているもの、自分のスキルなどを「できること」を書き入れます。
・今回作る企画はAとBの重なり合った部分に隠れています。
*AとBに書かれた内容を線で結んだり、続けて読み上げたりしながら、一つ一つマッチングさせて、重なり合った「今できる最高の表現」をあみだすのです。二つのワードを繋いで「具体的な単語」にしてみます。
たとえば、
・宮沢賢治が好き。宮沢賢治の詩の魅力をもっといろんな人に知ってもらいたい。詩の一つをイラストに起こして小さな絵本にする。いまだかつてないイメージの宮沢賢治本をめざす。
・将来は3DCGのクリエーターになりたい。この授業で本の作り方を覚えた。PCに依存しないエンターテイメントにあえて挑戦する。授業で作ったキャラクターを主人公にしてぱらぱらマンガを作って幼稚園児にも老人にも楽しんでもらいたい。
・自作のラノベで人々に元気を与えたい。今できている部分を短編にまとめて、文庫本の形にしてみる。
・とにかく、ITの分野で人の為になりたい。自分の能力を他人にアピールする必要がある。他の授業で作った課題も集合させて現時点の作品集を作る。
・わたしは爪がきれい。爪を見ていると心がなごむ。そんなちいさなくつろぎやときめきがあるということを人に知ってもらい、みんなにも楽しんでもらいたい。ネイルアートだけで写真集を作る。
いちばん作りたいものを一つだけ選んでください。
投稿者 yone : 2011年12月05日 10:55