05-02/縦組みと横組み
日本の出版物には大きく分けて2つの種類があります。
昔からの日本語のスタイルで縦に文字が組まれている「右開き左綴じ」の本と、欧文と同じように横に文章が流れている(横組み)「左開き右綴じ」の2種類です。どちらから始まるかで、ページの順序が反対になります。横組みにするか、縦組みの本にするか。これはデザインに入る前に必ず決めなくてはなりません。

- ダミーにページ番号を書き入れて、右開きの本と、左開きの本のページの順を確認しておきましょう。
- ・表紙に「1」次のページに「2」…と、ページ番号(「ノンブル」といいます)を鉛筆で書き入れます。
- ・紙を開いて、平面にしたときのページの向きと順番を観察します。
- ・出力の状況を想定して、数ページ分の内容を一枚のデータ上に張り合わせることを「面付け」と呼びます。

投稿者 yone : 2011年11月07日 18:34