02-09/photoshopのクリッピングマスク
Illustratorのクリッピングパスと同じ効果をPhotoshop上でかけることもできます。
境界と背景のエッジがはっきりしている工業製品や建物を背景から切り抜くときに適しています。
素材のダウンロード
・ツールボックスからペンツールを持ちましょう。
・オプションバーの「パス」ボタンをオンにしましょう。
・画像のアウトラインに沿ってパスを描きます。
・描いたパスは「パスパレット」に格納されます。
※オプションバーで必ず「パスボタン」を選択します。そのままクリックすると「シェイプレイヤー」というものが勝手にできてしまいます。
※「パスパレット」とは、描かれたパスが格納される場所です。
・パスパレットの名前は「作業用パス」になっています。→ダブルクリックしてパスに名前をつけましょう。
・パス画面が開く →パスの名前をつける。
※「パス1」とか「任意の名前」など、名前がつくとパスは、保存された状態になります。「作業用パス」のままだと、新しいパスを書き加えたときに上書きされてしまいます。
・パスパレットのメニューボタンを押して、「クリッピングパス」を選択します。
・パスの名前を聞いてきますので、先ほどつけたパスの名前を選択します。
・これでクリッピングパスがかかりました。
※パスパレット上でパスを選択したままだと、画面に、パスが現れますので、パレットの空白部分をクリックして、選択を解除しておきます。
※「psd」ファイルは透明の効果をIllustrator上で維持できます。photoshop上で背景を消去すれば、Illustrator上でも背景は表示されないことになっていますが、出力機によっては、効果が効かないというトラブルが起きるかもしれません。そんなときは、クリッピングパスを試して、「eps」に保存し直して再配置をしてみましょう。
投稿者 yone : 2011年10月11日 10:17