03-07/デザインをブラッシュアップ!

ジブンの作品をもういちど、見直して次の点をチェックしてみてください。
1 いいたいことがしぼられているか?
2 描いてあるもの、載っているものがパッと見ただけでつたわるか?
3 その形がジブンの意図したイメージにつながるか?

対策1:いいたいことがしぼられているか?
 主役がいくつもあるときは、一つにしぼってみましょう。

対策2:ぱっと見ただけでつたわるか?
 形に関して→ものの形を決めるのは明度差アウトラインの形です。

 人物でしたら、わかりにくい角度やポーズを変更してみましょう。
 それから、なにも置かれていない、空いている部分の形も気にしてみましょう。複雑でわかりにくい形になっているときは、ものの形や重なり方を変えて、周りの空きの形をシンプルにするようにすると、画面がすっきりします。

 大まかに黒っぽいいろと白っぽい色、2種類に分けてみます。
 Photoshopで2階調化をすると一発でわかるのですが、白と黒に置き換えたときに見える形が目に飛び込んでくる印象です。(目は最初に明度差をとらえて、あとから色相を感じるようにできているそうです)
 自分では大きく色を変えたつもりでも、明度が似ていると、パッとみたときに差を感じにくいのです。それが伝わりにくさにつながります。
 形がわかりやすくなるように、色を変更してみましょう。

対策3:イメージが伝わるか?
 反対に説明不足になっていないでしょうか?
 「わかるだろう」「伝わるだろう」という思い込みで、見る人を苦しめていませんか?

 いろんなひとに見てもらって、印象をひと言、言ってもらってください。
 自分が言ってもらいたい言葉とは違うワードが返ってきたら、それは言葉が足りないです。

 デザインは気持ちを伝えるもの。愛情を伝えるときと一緒です。
 伝わらなかったら、「愛してる」ってストレートにいっちゃえば、ひと言で済んじゃうのと似ています。
 表現が足りない人は表現したいことを代表する具体的な写真をもう一点加えてみましょう。
 写真を組み合わせる表現を「フォトコラージュ」といいます。

投稿者 yone : 2011年10月24日 11:53