03-03/フォント加工のレシピ

 プロはあの手、この手を使って、見た瞬間に見た人の目を離さない、しかも商品の特徴をしっかり伝達するロゴマークを作るために、あれやこれや頭をひねっています。

ロゴに必要なことをまとめると
1 目をつかむ。「キャッチーであること」
2 目をそらさせない。「ずっと見ていたい美しさや面白さ」
3 ちゃんと特徴をつたえる。「きちんと読めてイメージがはまってる」
この3点につきるのではないかと思います。

実際の作業のレシピ
1 フォントの選択が的確か?
  ・イメージに合ったフォントを探します。
   このとき、お手本のパッケージなどを探し、「これに似たイメージ」というふうに
   手元にお手本を置いて見比べながら探すといいです。

2 並べ方が的確か?
  ・イラレのフォントパネル、カーニングやトラッキング、
   ベースラインシフトなどの機能を使えるようにしましょう。
  ・文字間が広いと優しい感じになりますが、やりすぎると間抜けに。
  ・文字間が狭いとアグレッシブな感じ。文字と文字が重ならないように。

3 形がきれいか?面白いか?
  ・1行にするか?2行にするか?3行にするか?
  ・レイアウトの基本形は3種類
    頭揃え→読みやすい
    センター揃え→伝統的、宗教的。読みにくい。
    尻揃え→わかりやすさに欠けるが、普段見慣れてないので、意外性。

4 目が喜ぶシカケを組み込ませる。
  リズムをつけ、きらめきを仕掛けるテクニック
  ・部分的に色をつける。
  ・形を抜く。
  ・他の形を組み合わせる
  ・一部の大きさを変える
  ・他のフォントを混ぜる
  ・周りを形で囲む 何かの形にの中に入れる
   (丸 四角 なんかのシルエット 線で囲むか?色面の中に入れるか?)

投稿者 yone : 2011年10月24日 11:58