08-06/ページをがしがし増産〜なるべく楽をする

 1ページ1ページを最初から作っていくのは重労働です。なるべく簡単にをしながら進められる方法を考えるのも、デザインの仕事の大切な過程の一つです。
 詩やイラストの本を作る人は、各ページのデザインを1パターン決め、ページを複製し、文字やイラストを差し替えていくことで、仕事はぐっとにはかどります。
 最初に見開きのページを作りますが、このときの内容とデザインをしっかり詰めてから、他のページに進みましょう。複数のページを作った後での修正は大変になりますから。
 各ページの内容も、フォーマットと同じように繰り返し、全ページお揃いにします。
 例えば、ポートフォリオを作る人の例です。作品ページのそれぞれの作品に下の要素を添えます。
・作品名
・制作年月日
・大きさ
・コメント
・使用したソフト
これらをキャプションといい、作品の邪魔にならない小さな字で入れるのが一般的です。
こういった小さい要素をあなどってはいけません。小さいパーツが本全体の雰囲気を決めるといっても過言ではありません。デザインのキモ、重要な部分です。
キャプションを置く場所を統一したり、枠や罫線を加えてフォーマットとしていきます。

投稿者 yone : 2010年11月19日 08:40