07-06/ノンブルを付けよう

 ページ番号のことを本の業界では「ノンブル」といいます。一冊の本を通じて、どのページでも同じ位置に見えるようにページの端に数字を使って設計されるのが一般的です。
 この本はとても小さい本だし、一瞬のうちにめくり終わることから、ページ内にノンブルは必要ありません。しかし、版下を作ったり、製本の作業ではページ番号は大変重要です。ページの外に小さく番号を入れておきましょう。
 最初の基本形に数字の「1」を入れておき、トリムマークを複製するときにいっしょにコピー&ペーストして、あとから打ち変えていくという方法をとります。あとから書き入れていくよりも、作業がずっと楽になりますし、フォントの種類も大きさも位置も一定に整います。
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投稿者 yone : 2010年11月12日 09:05