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2016年05月16日

06-02/色調補正:トーンカーブ

配布された素材からもういちど「01sora.psd」を開きます。
Lessonフォルダーの中の今日の日付のフォルダーに「トーンカーブ.psd」という名前で保存しましょう。
レイヤーを複製しましょう。
コピーされたレイヤーの画像に対して、「トーンカーブ」を使って色の補正をしてみます。

「トーンカーブ」は「イメージ」メニュー、色調補正の中にあります。
開くとグラフのようなパネルが開くのですが、このグラフの線上に点を打って、点の位置を動かしながら、カーブの形を編集して使います。
画像の色を見ながら、カーブの形を編集してみましょう。
tone_curve.jpg

RBG、3色のチャンネルを別々に調整することができます。
PhotoshopのカラーはRGB、光の三原色を混ぜ合わせていろんな色を作っています。
逆にいうと、私たちの目の中にはRGBそれぞれの色に反応する神経が存在して、それぞれの色の強さを受け取っています。
RGB、3つの光線の強さを微妙に混ぜ合わせた結果を色として感じているのです。

色を変更する機能がいろいろ搭載されているPhotoshopですが、すべての機能の意味を覚える必要はありません。
自分の使いやすいコマンドを極めればよいでしょう。
「レベル補正」も「色相・彩度」も「明るさ・コントラスト」もパネルのデザインとつまみの名前は違いますが、「RGB3つの色の光の出力バランスを変えて色を変化させている」という点で、やっていること、原理は同じです。