レイヤーマスク機能:レイヤー内のピクセルを削除することなく、部分的に表示したり、非表示にしたりする

ブラシツールでレイヤーマスクを作る

素材のファイル「「04マスクとレイヤー」から「town.psd」と「sky.psd」を開いて、「town.psd」を lessonフォルダーに、本日の日付のフォルダーを作り、別名で保存

・sky.psdのレイヤーをtown.jpgの作業画面上にドラッグドロップ。
・skyレイヤーを50%にするとビルの画像に空の画像が重なっている状態が確認しやすい。
・建物のない部分に空が見えるようにしたい
・skyレイヤーをアクティブに
・メニュー レイヤーから「レイヤーマスクを追加」「すべての領域を表示」
・skyレイヤーのサムネールの横に、レイヤーマスクのサムネールアイコンがでる
・全面選択範囲なので、画面はぜんぶ白 ブラシツールで黒に塗っていくと 塗った部分が削れ、下の画像が見えてくる(黒く塗った部分は「非選択範囲」になる)
・レイヤーマスクをゴミ箱にドラッグ →レイヤーマスクのみを削除できる

文字ツールでレイヤーマスクを作る

文字で穴あけ練習データ
「穴あけ_moto.jpg」を本日のフォルダーの中に「穴あけ.psd」という名前で保存。

・「塀.psd」のレイヤーを「穴あけ.jpg」の作業画面上にドラッグドロップ。
・木の塀のレイヤーの上に文字を打つ。文字を適当な大きさにデザイン。
・文字レイヤーのサムネールウィンドウをCtrl+クリック。文字レイヤーの可視ボタンを切っておく。
・木の塀のレイヤーを選択しておき、レイヤーパレット下部の「レイヤーマスク追加」ボタンを押す。
・文字の形で塀に穴が開く。
・さらにリアルにするために、板の隙間を多角形投げ縄ツールで選択。(Shiftを押しながら→選択範囲の追加) ・木の塀レイヤーのレイヤーサムネール選択した状態で、黒で塗る。 ・塗った部分が削れ、板のすきまから下の空が見える状態になる。

マスクの機能を使って合成写真を作る

素材のファイル「「04合成と描画モード」から「カップ.jpg」と「皿.psd」「湯気.psd」を開いて、「皿.jpg」を lesson/本日の日付のフォルダーに、「カップ合成」という名で保存

・カップ.psd
・皿.psd
・湯気.psdを開く
・カップの背景を自由選択ツールで選択(許容値50 アンチエイリアス有) 選択範囲を反転
カップのみをコピー 皿の上にペースト
・カップレイヤーをスプーンとミルクの部分だけ、隠したい
・ソーサーとスプーン ミルクは「背景レイヤー」にあるので、「背景レイヤー」をダブルクリック 通常のレイヤー化
・スプーンとミルクの形にパスを書く
・パスを選択範囲として読み込む パスパレットスプーンのサムネールウィンドウ上でctrl+クリック
・ミルクのサムネールウィンドウ上でShift+ctrl+クリック
・選択をしたままカップレイヤーをオンにする
・レイヤー レイヤーマスク 「選択範囲をマスク」

描画モード「オーバーレイ」で影を作る

・カップのレイヤーをコンクリ
・メニュー選択範囲 選択範囲を変形
・バウンディングボックスを回転 縮小 適当な位置へ
・背景をぼかす メニュー選択範囲 境界をぼかす 1pic
・背景とカップの間にレイヤーを作り、黒で塗りつぶし
・影レイヤーを選択し、レイヤーの描画モード「オーバーレイ」

描画モード「スクリーン」で湯気を作る

・湯気レイヤーを作業画面にドラッグドロップ
・湯気レイヤー選択 レイヤーの描画モードから「スクリーン」
・湯気の色が反転

レイヤーマスク「すべての領域」から、余分な部分をマスクしていく

・湯気レイヤーを選択した状態で、レイヤーマスク「すべての領域」
・レイヤーマスクのサムネールを選択する
・ブラシツール ソフトブラシ:サイズ160 不透明度50% 流量50%
・不要部分を黒で塗る

画像全体への調整レイヤー

・レイヤーパレット下辺の調整レイヤーボタン
・明度 明るさを上げる
・保存 「コーヒーカップ」完成

レイヤーマスクを利用して、赤いバイクを黄色いバイクに加工する

・「追加ファイル」の中の「黄色いバイク.jpg」を開き、黄色いバイクを「赤いバイク」という名前で本日のフォルダーに保存
・色域指定でバイクの赤い部分を選択する。

・マスクモードでバイク以外の余分を修正(削除したい部分を白いブラシ 追加したい部分を黒いブラシで)
・黄色を選択 新しいレイヤーを作り、選択範囲(バイクの赤い部分)を描画色で塗りつぶす
・バイク部分がべったりと黄色に塗りつぶされた このレイヤーを選択
・レイヤーパレットの描画モードから「色相」を選択
<描画モード>
※塗りつぶした色をいろいろなモードで変換するボタン 色変換は方法が一つではない 場合によって、モードを選ぶ。
※ボディーのディティールが良く出て、色がきちんと乗るモードを探すこと
<最後の色調整・調整レイヤー>
・彩度が低いので車体の黄色部分のみ、彩度を上げる
・車体のレイヤーのサムネールウィンドウをctrl+クリック 選択範囲を取る
・レイヤーパレットのレイヤー調整レイヤーボタンから、「色相・彩度」を選択
・彩度を他の部分と違和感が感じられない程度にちょっぴりUP
・保存

後期の最終課題|DVDパッケージの製作

<採点基準> ※提出された作品はデータを確認します。下の6項目ができていないと再提出。ヨロシク!

Photoshopでの作業

1. 画像解像度

350dpiになっているか?

2.カラーモード

CMYKになっているか?

3.ファイル形式

Photoshop.eps形式で保存されているか?

Illustratorでの作業

4.トリムマーク

塗り足し線まで地色や画像があるか?

5.画像の配置

画像は埋め込み(リンクを外す)になっているか?

6.文字

アウトライン化されているか?(アウトライン化前のデータを別名保存しておく)

各種データダウンロード先
タイトル画像例+マーク類データ

提出するもの
1:DVDのケース
2:ラベルにデザインがされ、作成物の完全データが記録されたDVD
3:作品のコンセプト、デザインのポイント、学籍番号と氏名を記載した、DVDケースの中身に添付するカード

締め切り
・2008年1月11日(金)授業時

制作の手順<続き>

・Photoshopで画像データを作成します。
・画像解像度350dpi/イラストレータ上で必要な原稿サイズで新規書類を開き、合成する画像を貼り付ける。
・カラーモードは最後に調整するのでRGBからスタート。ただし、イラレのパスしか使用しない場合は最初からCMYKで制作を進めてもよい。
・イラレからパスをコピペして、パスを選択範囲にして、色を塗ったり、調整レイヤーやフィルターで加工をかける。
・加工が済んだら、必ず、カラーモードをCMYKに。
カラーモードを変更

・画像解像度が350dpiであることを再度確認する。
画像解像度を変更

・Photoshop.eps方式で別名保存する。
epsオプション更

・トリムマークを作ったIllustratorのベース原稿を開き、eps画像を配置する。
・このとき、配置のウィンドウが表示されるので、「リンク」のチェックを外す。画像は埋め込まれる。
画像を配置

・キャッチコピー、ボディーコピー、マーク類をいれ、レイアウトする。
・レイアウトができたら、別名保存「学籍番号_自分の名前_outline.ai」とする。
・文字を選択してアウトライン化。必ず、アウトライン化前のデータを保存しておくこと。
・ケースの版下、レーベルの版下、コンセプトシートの版下を自分の名前のフォルダーにまとめ、CDに記録する。
・用紙を用意し、データを出力する。 ・出力した紙をカットして、ケースにセットする。→提出!   がんばれ!