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29 maart 2005

Aiken drum

akin0.jpg
↑エイキンドラムさんの商品のひとつ、ブックエンド(部分)
さきほど投稿したブログを確認したら。
せっかくたくさんの方が見てくださったのに、リンク貼るのを忘れてました!
展覧会のインフォメーションはこちらです。

投稿者 midori : 11:25 pm | コメント (0)

チボリ公園

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WEBの仕事の折に、藤本将さんというイラストレーターと知り合いになった。
もと印刷のディレクター&デザイナーをしていた方で、今は挿絵のお仕事の他に、「AkinDrum」というブランドをプロデュースしていらっしゃる。このブランド、洋服だけでなく、写真のブックエンドみたいな雑貨半分をしめるのだが、またかわいいのだ。アンデルセンに読みふける男の子、子どもの頃、見たことあるみたいな懐かしい感じでしょ。
ホームページの記事の取材させていただいたのだけど、発展中のよねは藤本さんのお話を聞くだけで、ずいぶんと励まされた。勉強になった。
こうして仕事通して、いろんなすばらしい方と接点が持てるのは、デザイナーの役得。
4月に展覧会があるそうです。すごくポエジーで暖かいイラストですから、ぜひ、お運びください(ちょっと宣伝)。

一つ仕事が走り出すと、一週間があっという間。来るたびに同じ記事でがっかりしたみなさま、ごめんなさい。
よねの特質をよく知るみなさんは、もう、お気づきですね。
更新が頻繁なときは仕事ない時、暇な時。このブログの間が一週間も空くときは、余裕がないとき。

投稿者 midori : 07:26 pm | コメント (0)

21 maart 2005

new saicoropee!じりじり進行中

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お彼岸でーす。こんなにいい天気なのによねは外に出かけられない。ひどい花粉症のため。
土日は鑑定の仕事があって出かけない訳にいかないので、薬を飲んで出勤する。薬のんでても鼻はつまりっぱなし。たすかったのは、土日両日とも、お客さんもみんな花粉症の人だったことだ。
「ここは花粉が多いみたい。マスク外さないでいいですか」と、口をそろえておっしゃる。
やっぱねー。座ってて、すっごい調子悪いもん。エスカレーターの下は地下といえども花粉の通り道らしい。でも、先生席にいるのでマスクをするわけにいかない。
お客さんが、「太木数子先生が『花粉症は首から上の病気。目上の人に無礼な人がなる!』とテレビで言ってた」などと教えてくださった。まったく好き勝手なこと言ってくれるなあ。太木先生。なんとでも言え!。花粉症になってない人はこの苦しみがわかんないからなんとでも言えるのだ。太木先生はこの一言で全国の花粉症の視聴者さまを敵にまわしたかも。
鼻のかみ過ぎでよねは聴力も低下。なんどもお客さんの言っていることを聞き返すし、自分の声もきっと大きかったはずだ。30分もしゃべっているとのどがからから。下の付け根ががびがびに乾いて痛い。お客さんにもハッカ飴とミントのガムをすすめながら、口がかわくので絶えず水分を補給しながらの鑑定であった。つらかったー。

今朝は薬飲んでないので、寝坊をしないで目覚めることができた。お客さんが置いていってくださった、「自分ちの畑で採れた無農薬のルッコラ」でサラダを作った。みそ汁にも入れてみたら、おいしかった。お仏壇の掃除をして、家族に入れたコーヒーをまずご先祖さんにお供え。

上の写真は新サイコロピーの目玉商品、「デジタル納甲表」制作のもよう。FRASHというアニメを作るソフトで作っているんだけど、64種類も場面があるので果てしない作業。同じ作業を64回繰り返す。音楽聞きながら、ゆっくり作り込んでます。お楽しみに!

投稿者 midori : 09:46 am | コメント (0)

18 maart 2005

本を作る

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修復のための作業の続きの写真です。このようなばらばら状態になるまで、本をむきます。右のページの小束一つ一つは左の写真のような4枚の紙が一組に二つ折りになったもので、この一束一束を「折丁」と呼びます。一折丁は4枚の紙からなっていることが多い。本のページにすると16ページ。

文章教室の仲間やクリエーターの間で「本を作る」といえば、内容を執筆することにほかならない。「本を作る」話を友だちに話すと、bookbindingを100%手で行うということが、なかなか理解されないことが多い。製本の国で「本を作る」とは、内容の編集のことではなく、本の外側を作る作業のことをいう。
本の歴史が長ーいヨーロッパでは、製本人口はとても多い。日本でもこれから退職後のおっさんの格好の趣味の一分野として盛んになっていくのではないかと、よねはにらんでいる。
よねが行っている「製本工房リーブル」では、ぼっろぼろの古い本をアトリエにもってきて、どの生徒にもわりと始めのうちに時間かけてよみがえらせる練習をさせる。古い紙を束ね直して、綴り直して磨いて……。気の遠くなるような工程を経て本を作ってる。地味な作業の繰り返しだが、すごーく贅沢な趣味だ。
手作り製本をラーメンに例えると、7〜800円くらいですぐに食べられるものを、自分の台所で正統にいい味出して作ろうと挑むようなものだ。鍋を探して鶏ガラと野菜をえらんでスープを取って、何時間もかけてラーメンを作る以上のまわりくどさだと思う。

投稿者 midori : 08:07 am | コメント (0)

17 maart 2005

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さて、本の修復とは、果てしない作業です。
写真のように、表紙を外した本の折丁(二つ折になった紙の一束一束の)と折丁をつないでいる糸を切る。
一枚一枚の紙の状態にもどしていくわけです。
折り目のところにこびりついた、かぴかぴに乾いてくっついている糊は、ナイフで地の紙を傷つけないように削ってはがしていく。
途中、大きく破損したページがあれば、和紙で穴や切れ目を貼って修復していく。虫とか、お菓子のかけらとか、消しゴムのかすとか、ページの間にはさまったいろんなものも、きれいにこそげ落としていく。しみはしかたないので放っておくけど。、修復家のなかにはシミを一つ一つ抜いていく技術をお持ちの方もいるそうです。

今日中に終わらせよう、なんて焦ったらだめ。びりりとぺーじが破れる。細かくて果てしない作業だけども、集中するとけっこうおもしろい。
この本、のばら社の「図案の手帖」は、とてもポピュラーなイラスト集だったらしく、よねが作業する手元を覗き込んで「あ、懐かしい、この本、うちにもある!」とおっしゃる方がけっこういた。

投稿者 midori : 06:24 pm | コメント (0)

15 maart 2005

図案の手帖

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友人から本の修理を頼まれた。ご覧のとおりビニールの表紙は湿気のためか、濡れたことがあるのか、色があせて波うっている。背がばらばら。
ぼっろぼろでも、友人にとっては「いつもこればっか見る」いちばん大切な参考書なんだそうだ。奥付を見ると昭和38年1月1日改訂6版、となっている。定価は150円だって。
もとはお兄さんの本のものだったのを譲り受けたそうだ。見返しの裏に子供の字で名前が書いてある。ところどころにお兄さんの手によると思われるボールペン書きの図案が加わっているのがほほえましい。
この本は紙を二つ折りにした束を糸で縫ってある作りになっている。糸でかがってある本は仕立て直しが可能なのです。まあ。買った通りのそのまんま、というふうなのは難しいけど、あと100年くらいは愛用できる形には仕立てられる。どこまで戻してどんな本にするか、任せていただいた。表紙にはこの友人からもらった黒地に細かいドットの生地を使おうと思っている。

投稿者 midori : 09:16 pm | コメント (0)

09 maart 2005

塗りちがい事件

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暖かい日は花粉が恐ろしくて外に出られない。
一日パソコンに張り付いて仕事してる。今日は集中できたおかげで細かいいろいろがずいぶんと片付いた。
少し寒くなってから、ちょっとだけ外出した。先日サイトを作った近所の教会に。牧師さんに、ブログの書き込み方レッスンを少しだけする。完全防備で出たのだが、帰ってからくしゃみの発作が止まらない。
傷んだ鼻下に効くのはメンタムリップだ。左手でメンタムリップを鼻の下にぐりぐり塗りつけながら、右手はマウス、目はモニター。鼻をかんでもういちど、塗る、の繰り返し。よく見もしないでメンタムリップに手を伸ばす。
キャップを外して、ぐりっと鼻の下にすり込んだら、おえ〜。やな臭い!スティック糊であった!
領収書をノートに貼付けたあと出しっぱなしだった「トンボ消え色ピット」をたっぷり人中にすり込んでしまった!

投稿者 midori : 07:53 pm | コメント (0)

07 maart 2005

はくしょーん、だいまおう!

「ハクション大魔王」というアニメがあった。子供の頃の話。
そのテーマソングを思い出す。歌ってみてしっみじみ感心。
歌詞がすっごく、よくできてる。お話の設定がわかりやく語られているし、くしゃみが止まらないときの模様がよーく描かれている。

くっしゃみひとつで呼ばれたからにゃあ
それがわたしのご主人様よぉ〜
は、は、は、は、はくしょ〜ん 大魔王
壷の中から、飛んでくる〜
は、は、は、は、はくしょ〜ん 大魔王
壷の中から、ははははーんは飛んでくる〜

メロディー繰り返す「は、は、は、は、」のところがまさにこのとおり!というリズムだと思う。花粉症の気持ちととってもよく合う。名曲だと思うでごじゃる。

投稿者 midori : 11:38 am | コメント (0)

03 maart 2005

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去年夏ごろ作らさせていただいた知人の会社のサイト、Happy comecome companyの記事が厚みを重ねてだんだんホームページの読み物らしくなってきた。
作り続けているうちに、最初は思いもよらなかった方向に育ちつつある。
知人の会社はアクセサリーの企画メーカーだから、ネットでなにをしようか?ビーズでも売ろうか?みたいなところから話が始まった。
よねは、サイコロピーをもう4年運営している。新しくサイトを作って、育てていくうちにどんな喜びになっていくか、どんな困難があるか、一通り経て来たことをクライアントにお話した。ビジネスというより、楽しみに育てよう。
最初は、気張らずに続けられる、自分の楽しみになるものを!持っててよかった!と思えるものを作りましょう。と、提案した。

自己満足、としか思えない内容も、あきらめずに続けていくうちに、だんだんと人の役に立ち始めるようになってきた。うれしい。

投稿者 midori : 08:05 am | コメント (0)