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10 januari 2011
よねはイノベーションにとりくんだ
コードレス時代突入。本が電子ですと、メモりたいことが小さいメモ用紙じゃあ足りないほどの妄想規模。手元に大きな紙とペンが必要になってきてます(紙の本のときは必要事項は本に直接書き込んでました)。
「もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネージメント』を読んだら」
長いタイトルの本を一冊、iPadで読書した。
本の内容に関する感想はいろいろあるけど、アプリケーションショップから指「とん」で購入した(800円。紙の本は1600円だから半分)、人生初電子書籍。いろいろ発見したことをはっぴょうします。
■集中することはできるか?
手に持つのは、板。でも、読書の臨場感はばっちり。
ページの左下(進む)右下(戻る)の領域をタップすると、ページをめくるアニメーションとともにページ移動する。紙の本のように、重量と手で触る厚みで進み具合を確かめることはできないが、ページの左上に常時、何ページ目/全ページ数、という番号が表示されるため、不安感を感じることは一度もなかった。かえって進度が数字で示されるため、元気づけられる。集中できる。
■読みやすさ
ページレイアウト、美しい。本には、フォントの大きさと行間の幅を可変できる仕掛けが施されている。
文字をどの大きさの見ていも、禁則その他で途中「ん?」と、止まったところはなかった。本の筆者の漢字の使い方で戸惑った部分はあったけど。
よねは文字を20ポイントにして、行間は18ポイントにし、画面を横向き、見開きの状態で一気に読んだ。楽。一般の書籍にはできなない、すばらしい長所だと思う。
(字送りはつめとか、緩みすぎとか、ない。ルビもちゃんとはまってた。文字の大きさを変えても、つじつまが合う仕組みを知りたい)
ただ、光を発するものの宿命で、電車の中で読書するには場所を選ぶ。立ったままでは、隣と後ろの人目が気になり、集中するのはちょっと無理かな。
席についても晴れている日、総武線の海側の席に座ると、画面はもろ日なたになり、モニターが光って自分の顔が映り込む。これはかなり読みにくい。
一冊読み終えたときの疲労感は、首の後ろに集中。どうしても首を下げて見下ろすことになり、頚椎にばりばり負担がかかる。紙の本にはない疲れを感じた。
よねは乱視が強く、紙の本を見ているときはいつも「ちかちか」に悩んでいるのだが、iPodは画面の光量を調整できるので、この「ちかちか」がない。これは反対にたいへんに楽だった。目の弱い人にとってはとてもやさしいメディアなのではないか?
■内容が頭に入るか?
せっかく読んでも頭に残らなくては意味がない。
普通の本と同じに味わえ、内容を深く理解することができるか?という点では疑問点が残る。
マネージャーのみなみは最後どうなったんだっけ?
ショックなことにラストシーンが思い出せなかった。
あまりにも早く読み終った感がある。きっと読飛ばし状態だったんだろうと思う。ラストシーン以外にあっさり、という、この本の書き方にも原因があるのかもしれないが、映画を映画館で見るのと飛行機の中の映画見終わる感じくらいの違いがあるとおもっていい。
試しに2回目を読んでいる。1回目と同じ頻度でいちいち感心している。1回目の読書をいかに「ランスルー」していたかがわかる。
それで、スケッチブックのおでまし、となった。
■みなみのマネージメントからよねが学んだこと
1要求をいつも考える そこからぶれない
2何かに集中するには何かを捨てる必要がある
3エラーを恐れない
■また電子書籍を買うか?
よねはこのスタイル好きである。買っても買ってもいくら買っても家が狭くならない本。それだけで夢のようだ。
じっくり味わいたいときは、紙の本を買い直したくなるな、きっと。
近い将来「電子書籍でしか読めない」本、というのが普通に出てくるな。これもきっと。
あとさ、いまのテレビみたいに、iPad大画面化、40インチ絵画用リーダー、なんて展開はどうだろう。そしたら、世界中の美術館をお家で!である。……ないか。
投稿者 midori : 09:19 am | コメント (0)
09 januari 2011
楽しみが止まらない
こんなわけで、夜眠る時間がぐっと遅くなってます。まずいです。あっという間に2時過ぎになります。今週はずっと夜行性。朝ねぼうなとんすけになりさがっております。
ひゃあ、やっとiPadが楽しくなってまいりました。「Adobe idea」というアプリ(無料!)を入れて、それでやっと、iPadさんとどうおつき合いしていけばよいのかが、わかってきたのです!
「Adobe idea」はただのメモソフトなんですが、いままでマウスでやってたドラッグをこのたびは指で、それも直接画面をなぞることで、なぞった部分がなぞったとおりに絵になってくれる、というものです。
ガラスに指で絵を描く感覚っていいですよー。曇ったガラスに指を走らせて落書きして遊んだあの原始な喜びがよみがえります。
ペンタブやマウスでPhotoshopに描くのとちょっと違うのは、手のびびりをideaが勝手に修正してくれて、スムーズな線に修正してくれる、という機能がついている、というところです。Flashのブラシツールの「スムーズ」ボタンを押したときの味に似ています。
ブラシの先が丸っちょい、柔らかめマーカー風。これ一種類なのですが、太さのバリエーションと透明度いろいろが選べます。
文字も丸っこくなる機能のおかげで、かわいくよみやすい描き文字に変身。
どんななげやりで雑なストロークでも「毎日かあさん」あるいは「べつやくれい」風の描き味になります。レイヤーも追加(800円)しちゃいました。
iPadではショートカットが効かなくて、文章書いているときとかについ、いらっとしてたのだけど、このソフトにはなんと、ショートカットでいうところの「コマンド+z」「コマンド+shift+z」(あ、Winの人はコマンドでなくてコントロールねっ!)に相当する「戻る」ボタンと「取り消しを取り消す」ボタンがついています。うれしくてつい、さわいじゃった(夜中)!
さらにさらに。できあがったイラストの解像度は300!メールに添付する機能を使ってPCに送ったのを見てみたら、上のイラストはなんと幅が4000px近い高解像度PDFに書き出されていました!
Photoshopで開いてみたら、レイヤーは保持されていないのだけど、バックグラウンドは透明でした!。これは、いろいろに使える予感。
あとね。ぜんぜん関係ないのだけど、iPadのデザインって 「石盤」に似ていると思う。
「石盤」っていうのはアンとか大草原の小さな家の時代の小学生がノートのかわりに勉強に使っていたボードのこと。
指絵描いてたら、「赤毛のアン」でアンがギルバート・ブライスの頭を石盤でたたいて、石盤を割るシーン(世界名作劇場の絵で)が鮮やかによみがえってきた。今、アーリーカナディアン小学生気分。
投稿者 midori : 12:15 am | コメント (0)
05 januari 2011
炭酸風呂と水素風呂の話
柿の種にチョコがかかったときも衝撃だったが、それ以上によねを喜ばせた、今のところお茶のお供キング。ビールにはちと甘いが、ハイボールなど洋酒飲みのパートナーには相性ぴったり。ロイスのチョコがけポテトチップス。北海道民の開拓魂を感じる。とんちと勢いと愛がこもった傑作。
お正月中にお風呂にいきまくった話の続きです。
本日は新年空けて4日目ですが、なんと、久々に肩こりから開放された開放感!ほんとうにすっきり、体が軽い生まれ変わった感じ。
昨日は、家族で近所のスーパー銭湯に行きました。
よねが住んでいる千葉市だけの現象なのか、全国的な流行なのかはわかりませんが、まあ、実にたくさんのお風呂屋さんが近所に密集した激戦区に住んでいます。お風呂仲間という、お風呂がご縁でおつき合いしているお友達がいて、お風呂の中とか、モノレールの中とか、買い物先で会ったりするたびに情報交換してます。そんな友達の中の1人、ワンピースとかをよねに回し読みさせてくださるさとみちゃんから、情報をいただきました。
「極楽の湯、行ったことありますか?炭酸風呂の炭酸がなんか濃くて、お湯の温度ももうちょっと高めで(このへん、微妙な差をとらえている、すごいお風呂通)、泡がもっといっぱい付くんですよ。しかも露天だから息苦しくないし」
炭酸風呂というのは、鉱泉というものを人工的に再現して、それに熱を加えたお風呂だと思ってください。サイダーの中に入れたストローに泡がつくみたいに、このお風呂に入ると腕やお腹だの体じゅうに細かい泡がたくさんつくのです。
いつも行くみどりの湯の炭酸風呂はちょっと温め。浸かっていると、自分が赤ちゃんになったみたいにほっとする優しい感触です。ぬるま湯よりちょっと温かいくらいなのに、長く入っていても寒くならない。不思議なお風呂です。
柔らかくてユル〜い感じが大好きだったのですが、しかもこの気持ち良さが露天?と聞いて、出かけてみたのです。さとみちゃんご推薦の「極楽の湯」。
露天の炭酸風呂ばかりか、「水素風呂」「酸素をまぜた蒸気サウナ」「高麗人参湯」「天然温泉をイメージして調合した露天風呂」など、数々の湯船をはしごすることになりました。
本日朝、仕事場についたとき、ふと気がつきました。肩こりが消えている!
ものすごい脅威というか、快挙なのですが、いろんなお風呂に入りまくったため、ほんとは何が効いたのかがはっきりしません。
あと、1日、2日、3日と、3日連続で10時半に寝て8時に起きました。睡眠不足解消、というのも効いているのかもなあ。
それと、この1週間、連続2時間以上パソコンモニターを見ていません。これも良かったのかもなあ。
仕事しない訳にはいかないので、1年間このまんまで、というわけにはいきませんが、いろんな条件を変えることで、体はものすごく楽になる、もっともっと快適に幸せになれるのだということを発見しました。
しかし、ほんとにいい場所に住んでいると思います。いつも行くみどりの湯は下志津温泉(ナトリウム塩化物強塩温泉) という名のれっきとした天然の温泉で、千葉県南部の鉱泉たちと同じ、しょっぱくて黒い色をしています。極楽の湯ってのはチェーン店みたいです。お住まいのお近くにある方はぜひ、お試しください!
投稿者 midori : 12:26 am | コメント (0)
03 januari 2011
Hipty Hopty 2011
週に4日は通過する錦糸町のホーム。乗り換えのたびにスカイツリー最先端を見上げる。いちばん高い部分を工事するには面積が小さすぎてクレーンを乗せられない。知恵を振り絞った特別の工法がとられてるそうだ。たくさんの周辺住人や仕事場を持つ人や通りがかりの人と同じどきどきを共有してるって、そのことにもどきどきする。
明けましておめでとうございます。
みなさまいかがな新年をお迎えですか?2011年もよねなりに、なんかいいこととか、すてきなこととかを発表していきたいです。あと、生活面では真面目に楽しく進んでいきたいとおもいます。どうぞ、よねと「Yone is…」を今年もよろしくお願いいたします。
お正月レポートをいたします。
カレンダーの都合でこの年越しは年末にお休みがまとまってとれたのでした。大掃除の合間に29、30、31日と3日連続で地元の温泉に通い、自宅にいながらのプチ湯治を満喫しました。紅白歌合戦もオープニングからがっつり観戦し、(シャンパンを結局1人でほとんど1本空けてしまい)落ちと復活を繰り返しながら、平和な年越しをすることができました。
反対に元旦と2日は通常に仕事しました。シャンパン1本全部飲みはさすがにこたえ、床に着くときはうなるほどの頭痛でどうしようかと思いました。
元旦7時にはなんとかまっすぐ歩けるまでに回復し、順調に営業を遂行することができましたが、反省からのスタートです。ことしも飲み過ぎにはちゅういしよう。(とくにしゃんぱん)
本日3日は駅伝の復路を観戦しながら、勉強熱心な義妹の質問に応え、「Gmailアカウントを開設する」「Windows環境で取り込んだ画像のファイルサイズを変えるには?」の二つをデモンストレーションしました。弟夫婦は横浜に住んでおり、弟は「駅伝をリアルタイムで沿道で観戦する」のだといって、まだいろいろ質問したい義妹をせかし、11時過ぎに二人は車で帰っていきました。
これで、うちの正月シフトはおしまい。
駅伝のデッドヒート、すごかったですねー。一位になった(やっぱり一位じゃなきゃ意味ない)早稲田のアンカーすばらしい。こういうぎりぎりのときに、与えられた役割りをこなすことができる人って、それまでに、ものすごい積み重ねを経ているのだと思う。自分の体の性能に対して絶対の信頼がなかったら、気持ちが繋がらない。
年初めから、とてもいいものを見ました。
道を間違えそうになった国学院、10位になれてよかったよかった。なんであの状況で曲がっちゃったんだろう?おばかさんウサギっぽい間違いを根性でとりかえした。国学院アンカー君によねからよかったね賞。