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25 september 2006
表組み大臣
Back to school。今週から新学期。Photoshop授業の素材を手作りしてますです。はい。
5時半から8時15分までFireworks。朝ご飯食べながら「純情きらり」を見て、10時15分まで続きに取り組む。小宮インストラクターのエアロビの場所取りにスポーツクラブにでかけ、順番だけキープして、スタジオが開くまでの間ロビーでPCを開き、教材のタグ打ち30分。
11時半から一時間、「お気軽ステップ」とストレッチとシャワー。
うちに戻って昼ご飯のあと、またFireworks。
依然として終わらない。画像処理のほかに残ってしまった「煙火関係年表」と「配合表」は、組んでみたら18ページにも渡る。すごいことになった。
InDeignはとても癖のあるソフトで、原稿用紙の升目状のレイアウトグリッドはとても便利なのだが、やっかいでもある。初期に設定した行送りの数値がその後も、上に乗っけたオブジェクトの位置に影響する。呪いのように。
本文と違うピッチでインラインで文字を配置しようとしても、位置の微調整が効かない。なにか設定の方法が隠されているのかもしれないが、時間がない。
それで、Illustratorでくみ上げたものをアウトライン化してページごとに書き出し、画像化して配置、という手順を考えだした。Fireworksの筆者はエクセルを使って表を作ってくださったのだが、Jeditなどのテキスト専用のソフトで、いったんタブをきれいにお掃除して、新しいルールのタブを作りなおして、イラレで文字の大きさと間隔を決める。2時間でやっつけるはずが、タブのお掃除だけで2時間。表組みだけで、また丸一日かかった。まあ、おしまい頃には、朝の段階より、かなり要領良くなったぞ。よね、君を我が国の表組み大臣に任命だ。
昔、電化製品の商品パンフを作ってたことがあった。その時代はマックなんかなかったのだが、あの細かーい、スペックの表の細ーい罫線と文字の組み合わせを写植で打ってくださった職人さんたちを思い出す。
「明日の朝まで」なんてひどいこと言って、あの当時はほんとうに申し訳ありませんでした。
投稿者 midori : 10:07 pm | コメント (0)
21 september 2006
Fireworks
「お子様びぃるがーでん」…って、渋すぎでしょ。エルドラドに会いに、としまえんに行ったのだ。ナツノオモイデ。
Macromediaのweb用ソフトの話ではなくて、今作っている本のタイトル。花火を研究している先生から原稿をお預かりし、研究の本をInDesignで組んでいる。図も表も、サービス版の写真の取り込みも、ぜんぶ自分ちの手作業。えらく時間がかかって、また申し訳ないことになっている。
この夏の盛りからずっと、この本の編集作業を、冷房なしの部屋でぶんぶんしていたら、先週とうとうマックがオーバーヒート。ついにオーバーホールに出すことに。あまり日数はかからなかったけど、まっさらの記憶喪失の人となっての、ご帰還となった。いままでとは全くの別人状態のマックと友好関係を結び、新しいバージョンのソフトや音楽を記憶させ直すのはけっこう面倒だったなあ。仕事に戻るのに、またよけいな数日間を要した。
まあでも、いつ壊れるかという心配がなくなったので、なんかすっきりしている。本日は気に入りのラジオ局のだみ声ブルースとシブギターをBGMに、文中に挿入する画像を白黒に準備して、トリミングする処理をし始めたのだけど、一日かかっても終わらず。この作業だけで日がとっぷり暮れた。
きのうだったかおとといだったか敬老の日だったか、朝のNHKで、偉い人を取材する時間があるのだけど、義足なのにトライアスロンの選手のおじいさんが出ていた。その人の言葉にジーンときてしっかり覚えていた。
「休みながらでも、ゆっっくりでも、かならずゴールに近づいている、いつかゴールできる。あきらめさえしなければ」
果てしない画像処理を繰り返しながら、今日はこのお言葉を反すう。見ていてよかったよ。このテレビ。でなきゃくじけていた。本の編集は、グラフィック界のトライアスロンですな。
投稿者 midori : 06:09 pm | コメント (0)
18 september 2006
鬼が笑う
ゴムまりの中には1kgの砂が入っていて、手の形にそってぶにょぶにょする。テレビみているときの筋トレ用ダンベル、2個セット。手帳といっしょに衝動買いした。
毎年したい、と思って今年もあきらめたこと。それは、オリジナルのダイアリーの版組みです。大きさはA6以下、マンスリーで見開きのカレンダー型予定表1ヶ月分の後に、一週間1ページの週間日記がその月の分だけ入り、次の月のマンスリーと続くタイプ。しかも、カレンダーや日記の罫はできるだけ細い線で構成されているデザインのが欲しいのだが、なかなか好みのものがみつからない。いや、そんなわがまま版など売っていないにちがいない。
手間さえかければ、ばっちりのものが自分で作れるのだが、その時間がとれない。とうとう今年も来年の手帳が店頭に並ぶ季節になった。
インテリアショップのフランフランで、スモーキーなピンクの布でくるまれた2007年の手帳を早々と購入した。それぱらぱらみていたら、またむくむくとアイデアが浮かんできた。2008年のダイヤリーを版組みする。これをデザイン学校の2年生用の編集デザインの課題の素材に使おう。生徒はよねの作った素材をもとに、おのおののオリジナルをデザインする。出力うまくできれば、生徒もよねも再来年は自分のオリジナルのダイヤリーが持てる。
投稿者 midori : 10:29 am | コメント (0)
11 september 2006
秋の風
秋の風。近所を歩きながら笑った。お天気のいい日にお母さんが思いつくことといったら。ここの家でもベッドルームのおともだちがベランダに大集合!
9月に入りもう中盤です。みなさんお元気ですか?よねは今月も追われております。夏にはできているはずだった本の原稿やら授業の準備の書類等やらテキストで、とっ散らかったよねの「電脳ごてん」にも、秋風が通って、気持ちはこころなしかさわやか。古いCDを引っぱり出して、じゃんじゃんかけながら楽しくパソに向かっております。時間的にはかなりやばい!のですが。なんかうれしい。そう、よねは秋が好きなんであります!コオロギが鳴き出すと「ひと夏よくのりきったなあー」と、あんど感。これは、若い頃、夏がたいへんな仕事をしていたときの「生き残ったー」感と、サラリーマン時代の「あといくつ寝ると冬のボーナス」感が体の中に残っていて、脱サラをして3年もたった40代の今も反射しているせいかと思われます。本日は家族と夕方から近所の焼き肉屋に行きました。あきしのみやに男のお子さんがお生まれになり、よねにもたったひとつだけいいことがあった。生ビールが「紀子さまご出産おめでとうございます」記念で100円引きだった。
あきしのみやばんざい報道のすごさに、「次の次の天皇は次男だけどおれ」プロパガンダを感じ、かえって不安が呼びさまされたよねだったが、まあ、ビールはおいしくいただいた。よねはだんぜん女帝でもいーじゃん派である。あと、雅子さんのほうが好き。
投稿者 midori : 07:43 pm | コメント (0)
01 september 2006
なんちゃってリゾート
2日間家にいたので、昼ごはん係を買って出る。メープルシロップを試したくてパンケーキを焼こうとしたら、作り方を忘れてて失敗。ぜんぜん別物になったが、結果オーライ!
昨日の岩盤浴は、よい気分転換になった。ただ、周りの人が口をそろえて「気持ちよくて寝てしまうほど」というのだが、よねは15分くらいいたら、心拍数が上って異常事態に陥った。隣で母則子はすやすや寝息を立てていたというのに。汗はかいたが、半分は冷や汗だった。入り方をどこか間違えたのかもしれない。同行した熟女ご一行が岩の上でおくつろぎの間、よねは「タイ古式マッサージ・フット中心お試しコース40分」にチャレンジした。「ポロロンパラロン」と静かなアジア調のヒーリングミュージックが流れ、お香が焚かれた特別室の中で、静かに横たわるよね。タイマッサージ師の山本さんに静かにご挨拶を受けた後……。
「×○×”いで---!!!」山本さんの足とひざとひじを駆使した、全身全力全霊を使ったワザをかけられたのだった。よねの両の足は、のされ圧され叩かれ、極度の刺激を受け、リンパ液がどくどくと一挙に全開、みごと開通したのであった!大好きな痛ギモの世界にとりこ。超元気になる。けど、痛いのがだめな人にはお勧めできません。
家から車で30分。千葉駅から房総方向に少し奥まった蘇我という駅の海寄りの土地に新しく開発された地区にできた施設なのだけど、リクライニングが並んだラウンジからは東京湾が見渡せる。テレビも食べ物も眠るスペースもある。露天風呂もサウナもある。本と音楽を持ち込めば、一日いられるなあ。
ってなわけで岩盤よりそのほかに魅せられたのでした。岩盤浴は汗かいたが、運動した後みたいな気持ちよさは望めなかった。