31 januari 2005
メりーさんの羊
煮詰まってる方に、うたのプレゼント(いっしょにうたってねー♪)
めりーさんのひつじ ひつじ ひつじ
めりーさんのひつじ かわいいなー
だけどうたうと めーりさん。ほんとだー。
投稿者 midori : 10:52 pm | コメント (0)
巌窟王
イタリアのエルバ島というところに、よねの友だちがお嫁にいった。「住所がわからなくなっても、「エルバ島ジャポネーゼ」と書けば私に届く」というくらい小さい島で、日本人はきっとその友だちしか住んでない。あっという間に友人は二人の女の子のマンマになった。
遊びにおいでよ、と誘われたのだが、なかなか行けない。だのでかわりに、図書館に行って「モンテ・クリスト伯」を借りた。
フランス革命で首切りにあったルイ17世の弟のルイ18世がフランスの王様になっている。その時代の話。ナポレオンとエルバ島が出てくる。
よねは、池田理代子のまんが「ベルサイユのばら」のおかげで、フランス革命にはちと詳しい。子供のときに何回も読み直しているので体の中で歴史がつながっている。が、その後のナポレオンの時代については、なにがどうなんだか、よーくはわかっていなかった。
美術とか建物を見るときに、知っていなければならない歴史の知識がどうもばらばらで、困っていたものだが、「モンテ・クリスト伯」のおかげで、100日政治とかワーテルローの戦いとか、ナポレオンが何回も流された理由がわかってきた。「ベルばらのつづきの歴史」が、なんか頭の中で繋がった。
ナポレオンが流されて、巻き返しの策を練っている場所が「エルバ島」だ。主人公の船乗りは、マルセイユへ船旅の帰り道、人のお使いでエルバ島に寄り道して、幽閉中のナポレオンに手紙を届けるところから物語は始まる。ナポレオンから別の人への手紙を預かってフランスに帰国する。この人は上司の命令で運んだだけなのだが、そのことが原因でつかまり、岩の牢獄の奥深くに閉じ込められることになる。
一巻目を読み終えた。物語にわくわくするのは久しぶり。19世紀のフランスを旅してる。今日は月曜日。残念ながら図書館は閉まっていて、続きが読めない。
投稿者 midori : 09:55 am | コメント (0)
30 januari 2005
耳鳴りの話
↑よねの母則子の福耳。市販のイヤリングの金具では挟めないほどの厚み。現在耳鳴りはないが、テレビの音量が上がっている。
「耳鳴りを治す コントロールしながらうまくつきあう/神崎仁著/慶応義塾大学出版会」を読んだ。
耳鳴りは脳の病気やリンパや腎臓疾患の前触れ、という場合もある。耳鳴りを検査して腎臓の病気がみつかることもある、というのが興味深い。検査で重大な病気が発見されない場合、だいたいは耳鳴りが原因で死ぬようなことはない。取ろうとしても取れないことが多い。老化現象の場合もある。耳の中の音を感じる器官にはいろんな液体が入っていて、その流れが音となって神経に伝わっているのだけど、そのちょいとした成分の変化がノイズとなって出るらしいのだ。(うーん。耳は坎!昔の人は偉い。開けて確かめたんだろうか?)
よねにも耳鳴りがある。会社でリストラに遭った時代、ロックのコンサートによく行ってた。すごい音量の会場から一人暮らしの部屋に戻ると、部屋の隅のどこかにコオロギとか鈴虫でも潜んでいるのか、と思うくらい、はっきりくっきり、音が鳴っているのに気がついた。その虫はどこに行ってもついてくる。一時は眠れないくらい不安になったが、そのうちに、もっと案じなくてはならないことがつぎつぎ起こって、気にしていられなくなった。よねの耳の虫は10匹ぐらいのコーラス隊で、今日も休みなく演奏つづけている。
治らない、と聞いて絶望することはない、と、神崎先生はおっしゃる。ストレスを減らして、耳鳴りに耳を澄ますことのない暮らしをすれば、うまく耳鳴りと共存することができる。音楽聞いたり、人と一緒に過ごして他の音を聞く時間を持って、気分を明るくすると、耳鳴りの体感音量は減るのだそうだ。
断易でいうと冲や剋より合、の疾患だよな。
投稿者 midori : 08:46 am | コメント (0)
28 januari 2005
楽しいページに!
ほんとうに永らくお待たせいたしました!
写真のアップがようやっとできるようになりました。
もう何度も試してずっとエラーばかりで、どうなってるんだ?と、半べそ状態が一週間ほど続きましたが、謎が解決!これで本日よりみなさまに画像付きブログを楽しんでいただけるようになりました!
投稿者 midori : 05:39 pm | コメント (0)
25 januari 2005
スカートの話
今、うちの家族で流行っているのはフラダンスだ。
家族でほとんど毎日お風呂に行っている、近所のスポーツクラブの月曜日のコースメニューが変わった。母とわたしは8時20分からの「ジャズダンス」のクラスに出ていたのだが、インストラクターが先月で辞めた。替わりに入ったのが「フラ」。
このクラスがすごい。
月曜日の夜にフラのレッスンが入った、ということを聞きつけた「フラダンスおばさん」たちが殺到した。
地元の公民館にはフラダンスサークルがあるらしい。長く踊りを続けている人が集まる。みんな、花柄がついてて、赤だの紫だのきれいな色のひだひだたっぷりのスカートをはいている。人が少なくて、黙々と筋トレをする人々が主だった汗臭い地味な月曜の夜のスポーツクラブが、花が咲いたみたいな異様な賑やかさに包まる。トレッドミルやらステアマスタをしていたおやじたちは目をくりんくりんさせて汗をふいてる。なんか気がすすまないよねだったが、「なにか一曲でも覚えたら、なんかの時に一発芸として役に立つかも」と考えて、試しに参加した。
まあ、気分はいい。でもちいっとも汗をかかない。スポーツと思ってはいけないクラスだった。運動不足解消のためにクラスに出ているよねにとっては、その前のエアロビとかけもちしないと、せんぜん運動足らない。ちょっと不満。
よねの母のりこ68歳は、がぜんやる気だった。踊りはともかく、みなさんのはいてるスカートに異様に感心をしめした。クラスのあとのお風呂でフラスカートの作り方をハワイアンのバンドをしている奥さんから詳しく聞き出し、直ちに布を調達して1日で縫い上げた。ピンク色の地に白や赤い花が散る、超明るいスカートである。4メートルも生地を使い、ウエストのところに5本もゴムが入る。昨日の第二回レッスンに間に合わせるために、朝6時起きでミシン掛けしてた。
第二回の昨日、レッスン前のお着替えの時間から、まあ、のりこのスカートは奥さんたちに大好評をはくす。あとでこっそり「お母さんのがいちばんきれいな生地だったわ」とうれしそうに言ってた。
よねが1時間前のエアロビに出て、大汗をかいたシャツを着替えていると、「あんた、オレンジのがいいって言ってたでしょ。(そんなこと言ったっけ?)これ、ちょうどオレンジだからはきない」と、ふわふわのスカートをよねに渡す。ロッカールームで新しいスカートを作ってきたフラ好きの会員さんから、無理矢理ゆずってもらったらしい。なんだかよくわからないうちに、願ってもないスカートが手に入った。それをはいてフラを踊るよねであった。
スカートをつけるとあら不思議。なんか先週とぜんぜん取り組みが違ってくるのである。フラの心までも踊ろうと、今週は目線なんかもついてくるのであった!
いろんな踊りやってみたが、フラはなんかよねのキャラとは違う気もする。でも、ま、いっか。これもなんかのご縁だ。めざぜ一発芸。