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27 juli 2009
勉強は最高級エンターテーイメント
いろんな草がにょきにょき2。よねが小さなこどもだったら、きっとしゃがみこんで1日じゅうずーっと見てる。
日本の各地で突風が吹いたり、大雨で災害が起こったり。嵐が日本中を駆け回っています。よねが住む街にも今、雷が鳴りだして、大粒の雨が落ちてきました。東京〜千葉も今夜から荒れ模様だそう。お出かけ中の人、気をつけて!。
土曜日は、お茶の水に勉強に出かけました。10月から受け持つことになった、デザインの講座の準備です。そのコースの授業内容を作られた先輩先生の授業を聴講させていただきました。よく練られた内容に感心するとともに、テンポのよいお話の面白さに引き込まれて大笑いしてきました。生徒さんも仲が良さそうで大盛り上がり。うーん。いいなあ。学生になりたいなあ。勉強いいなあ。また学校入りたくなっちゃった。よねにとって、勉強は最高級エンターテーイメントだ。
数年がんばって、今度時間に余裕ができたときはデジタルで音作りを習ってみたい。ちょっと先の野望というか夢です。
大学の前期授業があと数回で終わりで、今は締めくくり。これから作品の添削。成績付け。先生業の佳境に入ります。
あと自分のビジネスでは9月からお得意先さんが増え、新しい仕事にチャレンジします。学校の成績付けが終わったらすぐに、始めるにあたっての準備に入ります。
今年は夏休みがとても短く、後期の授業の準備も同時進行。
本日は数日ぶりにパソコンの前に落ち着き、細かいいろいろを読んだり書いたりしています。最近、月曜日は自宅にいます。自動的に飯当番となります。
今日は湯むきしてつぶしたトマトと卵とキノコを炒めて、ニンニクとバジルで味付けした卵トマトソースを冷やして、そうめんにあえて出したら好評でした。
投稿者 midori : 05:18 pm | コメント (0)
20 juli 2009
自分で考えたエクササイズ
おなじ道なんだけどいろんな物を発見します。歩道のタイルの隙間から葉っぱがにょきにょき。雑草って公共的には困るものなんだろうけど、毎日見ているといとおしくなる。配置にリズムを感じる。
ここのところ、電車に乗る日は駅まで歩いてます。4キロちょっとで、40数分の道のり。快速電車が駅に到着する1時間前に家を出ます。駅に着くころには汗だらだらになりますので、電車に乗る前にすっぽりお着替えをして、化粧を直し、駅のカフェで冷たいコーヒーを1杯頼んで一息入れて総武快速線を待ちます。
駅までトレーニング、自分なりにルールを作りました。
1:週に3回歩ければよし。
2:途中時間がないときは、途中からモノレールを使用してもよし。
3:かんかん照りの日と雨が降りそうなときは無理しない。事前にあきらめる。
はじめたきっかけは、健康。春先に花粉症から併発した気管支炎みたいな症状がなかなかなおらなくて、これは、体が弱っているなあと痛感したのです。ジムにぜんぜん行けていません。運動不足が原因で抵抗力が落ちているのだと思います。
おまけに通っていたスポーツジムは不況のあおりで営業時間が短縮になって、ますます運動しにくくなりました。
最近、何人かの友人が同時多発的にジョギングにはまっていて、「走りなよー東京マラソン大会でようよ」とお誘いも受けたりしたのですが気が進みません。
若いときにしていた運動兼仕事のせいで、膝が弱いせいもありますが、強い運動って、やめるときのことを考えると入るのが怖いのです。(犬は飼いたいけど、死ぬときのことを考えてペットを持てない状況ににています)
始めたときはすごく気持ちいいのも、始めればきっとはまるだろうなというのも予測できるのだけど、行けなくなったりできなくなったり、という状況のときの「落ちる」感じが嫌でどうも踏み込めません。うーん。
ゴールデンウィークごろのこと。気まぐれで、駅からモノレールに乗らないで家まで歩いてみました。ときおりモノレールに追い越され、これが時間の目安になります。時計を見たら43分。よねの住む街は駅より少し高台にあります。谷がちの地形をはさんで緩やかな坂道もあり、広い歩道もついています。どっと汗が出て、足はいい具合に疲労していました。
スポーツジムで「クロストレーラー」「トレッドミル」を20〜30分使うと、距離はだいたい4キロ半、ビールをコップに1杯ぐらいの消費カロリーになりますから、それとだいたい同じくらいの運動になると思いました。
それが2ヶ月続いています。交通費は節約になるし(1ヶ月に15回歩くとして1年でほぼ5万円)、体重は減るし、運動不足だっていう強迫観念なくなるし、なにより歩くのって楽しい!いいことづくめ。これならマラソンと違って、きっと70歳になっても続けるの無理じゃないしね。
投稿者 midori : 12:38 pm | コメント (0)
15 juli 2009
絵なんか描けなくたって絵が描ける
きもちいい風が吹き渡っています。高原にいるみたい。けど、家じゅうのほこりも飛びまくっています。めだかの赤ちゃんが今朝、生まれた。透き通っているし小さすぎ。ここいら辺にいると思ってください。
医者は医学部、看護士は看護学校を卒業しなくちゃなれない。国家が定めているから。でもグラフィックデザイナーとか、漫画家とか、アニメーターなんて職業には資格なんて必要ないのだ。学校を卒業したからって、確実に職にありつける保証はない。だから楽しい。そして厳しい。
よねが大学4年だったときは、デザイナーも医者と同じように、職業に向けて専門の勉強を積むのがあたりまえだった。デザイナーだったらどこそこの美術大学とかデザインの専門学校卒業している、ってのが企業の募集の暗黙の条件、みたいな風潮だった。
30年前、広告の仕事は手先が不器用な人にはむいていない仕事だった。印刷の版下を作ったり、写真を加工するのには細かい緻密な職人の技が必要だったから、限られた人だけのわりのいい職といえた。
現時点2009年の7月、しっかりした技術を積んだ職人であれば、生涯心配なく食べていける仕事がずっとある時代か?というと謎だ。守って来た手技がこれからも家族全体を養っていける業か?うーん。悲しいけどNoだな。
グラフィックデザイナーという職業を大学卒業と同時にゲットしてよねが社会を泳いだ30年で、世の中の水は劇的に変わった。
最先端の技術の会社がアカデミックな手の技を持っている職人を要求しているってことはわかる。でもだからって、「早いうちからデッサンしておいたほうがいいよ」と、学生に勧める気にはなれない。
デッサンが不必要だとは言わないけど、絵なんか描けなくたって、絵は描けるよ。矛盾しているようだけどこれは本当のことだ。
大昔はピアノやチェンバロの名手が作曲家だった。でも現代にはピアノが弾けなくても、楽譜さえ読めなくてもきれいな曲が作ってる人はうようよいる。羽は生えていなくても空は飛べるし日本にいても世界を散歩できる。
デジタルって、そもそもそういうものじゃないか。
デッサンをもってこい、と募集要項に描かれているからデッサンを就職用に練習する。それって、ナンセンスな気がするんだけどなあ。
募集要項にデッサン、と書かれているのは、ミスコンとかの応募要項に身長185cm以上、年齢20以下と書かれているのとまったく同じだと思う。
そういう求人しか目に入らないとは、ちょっといけないな。デッサンに学生がコンプレックスを持っているとは。よね先生が悪かったよ。反省するよ。
つべこべいわずに手を動かそう。デッサンじゃなくていいんだよ。自分がいちばん得意なことをしよう。身についたことに自信を持って。手が未来を教えてくれる。(続く)
投稿者 midori : 02:22 pm | コメント (0)
11 juli 2009
デッサンをもってこい、か。
グレイって、さいこう、きれいな色だと思う。ブルー帯びたり紫帯びたり。空に実にいろんな色を発見する。だから雨降りだけど外に出る、梅雨soraだって(とくに風が吹いてる日)大好き!
木曜日に大学4年生と飲み会をした。1年生のときにIllustratorとPhotoshopを教えた教え子たちが、就職戦線に立っている。ふつうの大学であれば、もう内定が出て行き先が決定している時期だ。けれど、制作の仕事の採用は遅い。決まっている子もいるけど、なかなか納得の内定が出ない。
「3DCGの会社の募集要項に、デッサンをもってこい、と書かれているのでとまどっている」
と1人の男子が言ってた。それぞれが生きたい道と、現実との裂け目の広さを実感したところ。その隙間をどうジャンプしようかと試行錯誤する中継を聞いた。
それから金曜日は仕事させていただいている大学の先生達の勉強会があって、校長先生と生徒の就職の話をした。
それで考えた。仕事について。
ごめん。本日は午後からお仕事。続きはまたあした書きます。