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13 augustus 2008

「とほほ」な気持ち

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旅人の朝ごはん。シンガポールの「カヤトースト」。これが一人前。セットメニューにはさらに卵が2個付く。はちみつを煮詰めたみたいなジャムとバターがパンと同じぐらいの厚みではさまっている。コーヒーにはレンゲがついていて「?」と思ったのだが、よくかき混ぜないで飲んでたら、底にエヴァミルクみたいな白いどろどろが溜まっていた。禁断の甘み。
 残暑お見舞い申し上げます。盆休みに入ってしまいました。この夏はひたすら家でWeb仕事。どこにも出かけられないので、このサイトでは旅の写真を編集して、夏休み気分を盛り上げてみたいと思います。
 大学の授業は終了したけど、現在、作品のデータチェック&採点中。夏休み関係なく、ビジネススクールのデザイン講座が2クラス、走っています。生徒さんは仕事を持っている人ばかり。この暑い中、がんばっているのはオリンピックや高校野球選手だけではないのだ。仕事の他に学校にも通うなんて、頭が下がる。今そのクラスでは、グラフィックのソフトのオペレーションを伝える基礎部分を進行中。全くの初心者に向けての内容です。
 先週、青色申告会にて、会計ソフトの講習会に潜り込んだ話を書きました。よねが「会計指導員の指示はいちおうこなせるんだが、まったく意味わかんないよ」状態だったときの「とほほ」な心境と、デザイン講座のよねのクラスの生徒さんの気持ち、同じなんだろうなあ、と思います。わかるよ、わかるよ、その「とほほ」な気持ち。その気持ち悪さ。
 ちなみに、ここのところの3年間のよね担当のケースでいうと、「とほほ」が「うひょひょ」に変わるチャンスが多い人、つまり、最初なーんにも知らなかった人ほど、最後の作品に気合いが入る、というジンクスがあります。途中が「とほほ連発」の人ほど、最後にはちゃんと目標まで行ける割合が高く、さらにその、おしまいのジャンプ率がすごい。
 こう書いてみると、自分の「とほほ」な瞬間もそんなに捨てたもんじゃないなかなあと、ちょっとうれしくなったりして。「とほほ」があるから「うひゃひゃ」がある。断言していいと思います。
 教える仕事って、最初はデザインとはぜんぜん別の部分を使う仕事だと思っていました。しばらくやってみて、デザインの仕事とまったく同じようにすれば良くなるんだなあということも、パソコンぶん回しの暑さのなか、発見しました。
1. 準備と下ごしらえが命
2. デザインが本当に良かったのかどうかは、しばらく時間をおかなくては答えが返ってこない
3. 粘ればねばるほど、良くなる
4. あきらめたら終わり
 とほほな先生よね、学んでいます。
 生徒さんたちの卒業制作発表会や終了作品提出が、よねにとっての「納品!」って感じです。

投稿者 midori : 10:03 am | コメント (0)

07 augustus 2008

よね、青色申告会へ行く

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夜、家の塀の上で、はね乾燥中の蝉。薄みどりに光って神秘さアップ。完成の寸前、こんなふうにじっと動かないで待たなくてはならないが時間が人間にも必要な気がする。
 帳簿はできる範囲で自分でちゃんとつけよう。業を起こすときに決めた。
少女のころから数字は避けたい体質だった。簿記や帳簿の知識はむろんない。でも、独立初年度から弥生会計を買って、経理を勉強している妹に助けてもらいながら、会計ソフトの動かし方をなんとか覚えやってみた。
 初年から複式簿記を提出している。決算書を出し、申告のときに役所に提出すると、65万円分が課税額から控除される。といっても計算は会計ソフトがしてくれるので、よねはボタンを押すだけ。じつはちんぷんかんぷんだった。謎を解く勉強をする時間もないままに走ってきた。
 個人事業主や小規模の会社を経営する人たちの集まりで青色申告会というのがある。指導員の先生が「洋服は経費になりません」とか、「パソコンを買ったときは減価償却しなくてはなりません」とかいうルールを、よねみたいな「どうにもこうにもなんだかよくわからないけどとりあえず宿題持ってきました」みたいな人にも、辛抱強く、教えてくれるので登録している。
 この青色申告から会計ソフト「ブルーリターン」というのを進められた。「弥生会計」と同じような経理用のソフトなんだが、大きな会社向けの細かい機能が最初から組み込まれていないシンプルなソフトで、毎年の更新料がリーズナブル。おまけに青色申告の先生のユーザーサポートも付いている。使い方説明会に参加した。
 恥ずかしいくらいあほなんですが、ここで大発見をした。昨年までよねは帳簿を「現金出納帳」と「預金出納帳」の2つに絞り、まったくもってシンプルにアレンジして乗り切ってきた。間違っているのかもしれないが、それ以上のことは理解不能だったのだ。許してほしい。ところが、この説明会で、未来が開ける。
「日々の操作」の説明で、「売掛帳」と「買掛帳」というのが出てきた。その記入の仕方を聞いて、「売掛帳」と「買掛帳」の意味と役割を電撃的に理解したのだ!
 よねのように、デザインをお客さんに納品する仕事の場合は、月末に請求書を発行して、それが月遅れでに支払われる。そういう人は本来、売掛金を記帳しなくてはならなかったのだ。毎回差し引かれる源泉徴収と銀行手数料の始末をどう記録すればいいのかも今わかったよ。超すっきり!よし、2008年度からは売掛帳もつけるぞ!と、いっても、もう8月ですが……。(※帳簿は本来、1月1日から毎日付けるものです)

投稿者 midori : 09:29 am | コメント (0)