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30 april 2007
ゴールデンウィークの喜び
天気がよいので窓を開けて布団を干して、部屋の掃除をした。3月にクーラーの工事が入り、そのときに本も書類も服も死にそうな大処分をしているので、今は比較的ほこりも物も少ない状態。楽勝で終わった。
パソコンをつける前に、キーの間を赤ちゃん用の細い綿棒でこすって埃をかき出す。カメラマンが使うブロアー(ボールみたいなゴムの風せんに空気の出口が突き出ていて、プシュプシュ押して空気を出して、フィルムやレンズについた埃を払う道具)で仕上げてキーボードもすっきり。なぜだか、じぶんの耳を耳かきをしたみたいな爽快感だ。
昔のCD箱を出して、「よくかけるCDケース」の中身の選手交代をした。今かかっているのはElvis Costello "This Town"。1番最初に入った会社のコピーライターが残業のときによくかけてたアルバム"SPIKE"の一曲目。不思議と気合が入るので真似して購入したんだっけ。ギネスが飲みたくなる音だ。
よねの部屋の窓のすぐ下に、何の木だかわからない木が生えてる。鳥が種を運んできて実生から大きくなったと母は言う。柑橘系だと思われるんだが、実がならないのでなんの木なのか誰にもわからない。その木のてっぺんに伸びてきた若葉と家の軒の間にクモが巣を張ろうとしている。細い糸がきらきら、風に揺れてきれい。本日は虫もクモも大忙し。よねはまったり。
投稿者 midori : 11:15 am | コメント (0)
18 april 2007
マッスルビート
体のための時間をキープしなくちゃ。
「出かけない日が週1日」パターンは昨年後半にも経験済み。
いったん出かけると仕事先は都内以遠なので帰宅は終電。深夜から朝まで、デザインの仕事に向かうことになる。家にいる日はメールの整頓や他の日の準備。本の制作でパソコン前から離れられず、あっというまに夜。一日に一回も外に出ない。追い込まれた日々が半年続いた。
会社員のころは週に3回はエアロビしていた人なので、40代越えても人並みの体力は保持していた。こんなに運動しない歴は、いままでなかったのである。
ここのところ、ひしめき合っていた納品もいくつかクリアし、スポーツクラブで筋肉をゆっくり動かす時間が取れるようになる。まあひさびさのスポーツクラブ復帰となったわけだが、体の重いこと重いこと。体重の増加より、全身のゆるみが悲しい。それと肩こり。からだの節々はかちんこちん。
思えば階段も駆け上がれなくなり、それから、片道50分の総武線の行きかえりにもすごく疲労するようになったなあ。
「まあ、しかたないこと」とゆっちゃってたし、しばらくは運動不足には触れないようにしていたが、全身の代謝の高低が行動全般のスピードと仕事の効率にも大きく関わってくることを本で知った。もう、たるたるのアブラミを無視できない。
スポーツクラブにコンスタントに通うことは来週からの半年も望めなさそうである。クラブに頼らない別作戦を考えなくては。デザイン学校の授業のプログラムを考えるついでに、よね自体のデザインのための「今できる法」を考案した。
1.日火朝早歩き
毎週日曜日と火曜日は出かけるまでに少し余裕が取れる。
1時間起床時間を早めて4キロコースの早歩き。
ついでに隣町の早起きパン屋に寄り、焼きたてパンを買う。
(だので、日曜と火曜朝はパン食 雨の日は近所の近いほうのパン屋に変更)
2.毎日腹筋 ”カントリーロード法”
John Denverの「Country road take me home」を3番まで歌いながら腹筋
1番は腹直筋のため。2番は右の内外腹斜筋、3番は左。
歌の前半部分は4-4と2-2でゆっくり巻き上げる。
サビの「Country Ro~ad take me ho~me」んとこは1-3のリズムで追い込む
3.櫻井くんのマッスルビート
月曜日の午後はどんな仕事をしていてもジムに行き
櫻井インストラクターのウェートリフティングのプログラム1hに参加する。
余裕があるときはそのあと1時間のストレッチとマイセルフのなんちゃってヨガ。
実はこのメニュー、先週から施行開始している。靴も買いました。なんか、生きるのが楽しくなってきたぞ。
投稿者 midori : 11:34 am | コメント (0)
16 april 2007
大人になるとなぜ1年が短くなるのか?
子供のときって体の中ですごい速さで細胞が増え成長していて、年寄りになると代謝は鈍くなる。時間が短くかんじるのは、細胞レベルで一日にたくさんのことをこなす能力が落ちるため、という説。
スケジュールが効率的に組まれてて、こなすことが多かった一日は、そういえば長い。例えばパッケージツアーとか、2泊3日なのに、ずっと昔に家を出たみたいな気がするときがあるもん。そっか、一生を長く使うには、体力をつけて体の代謝率を上げればいいのか。
この本にはもうひとつ、がーん!とすることが書かれていた。
世の中には時間にいつも遅れる人と、時間を守る人の2通りの人に分けられるが、いつも時間に遅れる人ってのは、なんで時間に遅れるかというと、見積もりが甘いから。つまり「ここまでに着ける」という自分の能力を過大評価している人といえるという。反対に時間よりいつも早めに到着する人は自分の能力を過小評価しがちだと。うーん。ほんとうにそうだ。
よねは数年前まで、すごく時間にルーズな人だった。考えてみると、その頃は企業の名前に胡坐をかいた、鼻持ちならない自己評価過大女だったと思う。フリーになって、守ってくれるものがなくなった日から、すごく気をつけざるを得なくなった。
遅れて失うものって、過ぎちゃった実質的な数分間だけではない。最初からちゃんと始める側になってみるとわかる。
投稿者 midori : 10:38 am | コメント (0)
04 april 2007
ユダヤ人大富豪の教え
「なりたい姿をイメージすること。そんなことできっこないと最初からあきらめるようでは、夢は決して実現しない」あたりまえのことだが、それはほんとにそうだ。同感。
ユダヤ人に教えられ、この本の筆者は「今の時点で実現していることは、たしかに数年前にこうなるといいなあと思ったことばかりだ。自分には願ったことを実現させる力があるんだ」と気がつく。
よねも、このくだりを読んだときに思わず今の自分の現状を確認した。
技術の学校でデザインを教える仕事のときは、生徒さんのモチベーションをキープしなくてはならない。この仕事中は「デザイナーって楽しいよー」ということを明るいトーンで話して、ネガティブな話題にはなるべく触れないように心がけている。ほんとはたいへんな仕事なんだけどね。生徒さんたちは、よねがデザインしかしたことがない、世渡り上手なんじゃないか?と勘違いしているかもしれない。しかしサラリーマン時代のよねは、サニーサイドだけを歩けたわけでは決してない。上司と衝突し、デザイナー以外の業務にまわされた大失敗の経験もある。
畑違いの部署では、商品データをテンキーで一日きっちり8時間、ノーミスで入力し続けなくてはならなかった。デザイン以外のデスクワークなんてしたことがなかったので、さいしょは間違ってばかりいた。でもなんとか、こなせるようになる。が、情けないことなんだが、我が心のダークサイドはどうにも処理できなかった。
自分の席が欲しくて、同僚を嫉妬したり、上司の失脚を毎日願った。自分を正当化する作戦を幾重にも張るうちに、誰も信頼できなくなる。ぐずぐずした自分の心がどうにもがまんできなくて、会社員廃業を決めた。
現在よねは毎日、クリエイティブ畑のすみっこで、なんとか人の役に立って生きている。すごいじゃん。
実は会社に就職した瞬間から、フリーランスにあこがれていた。デザイナーとして会社で働いている間ずっと、発注先からの請求書を経理にまわす伝票を書きながら、「いつか自分も、請求されるほうでなくて、請求する人になりたいなあ」と考えていたのだ。
悔しい経験をちょうどいい時期に得られなかったら、今もまだサラリーマンを続けていたと思う。ショックが手ぬるいものであったなら、一流会社のOLという社会的地位も収入も厚生年金も捨てて会社を飛び立つ気力は生まれなかっただろう。神さまの配慮に心から感謝せずにはいられない。
思ったことを実現するには、それに向かって行動しなくてはならない。そんなのはあったり前なんだが、それよりも前に、しなくてはならないことがある。どうなっていたいか、具体的な夢を見ること。夢を思い描けない人の夢は決して実現しない。ほんと、ユダヤ人の大富豪の言うとおりである。