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ウルトラな旅で発見したこと
乗り換えの駅で見かけたすごい列車。どこまでつながっているのか!終わりが見えない。合成画像のようにも見えるが、ちゃんと本物。旅の仲間くみちゃんは「鉄」のきずなで結ばれている友人。くみちゃんが気がついたのでシャッター押せた。
いままでの問題なんて、悩んでいるときはそれなりに深刻だったのだけど、一人の人間の命の前ですべて吹っ飛んだね。あたりまえの生活を繰り返すことのありがたさを知った。毎日をまわす為に、夢が希望がどれほどの原動力になるか?ってことも知ることができた。夢や希望を持てるってことがなにごとにとっても始まりだし、持てるってことじたいがすばらしい!
それが母の手術と重なったオランダの旅。ふつうならキャンセルするところを、ある事情で決行することになりました。
母の代わりに行くことになった叔父は海外旅行初!という、「フジ三平」に出てきそうな日本人のおとうさんで、おまけに腰を痛めていて石畳を歩くのが辛いというし、夫婦喧嘩は始まるし、すりには遭うし、忘れ物はするし、で、これ以上トラブルに遭わないで無事に日本に帰り着けるように、へとへとになるまで気を遣いました。そんな中、頼みの綱の友人がガラスの壁に激突して足をけがして、わたしは「バイエンコルフ(三越のオランダ版)」にも売っていない、杖を探して買いに行く場面があったり、で、もう、どきどきはらはら、しどうし。すごいヘビーだったのです。でも、いい旅でした。5ヶ月経ってみれば全部いい思い出です(←これ、テストにでます!)。
すばらしい収穫はなんといっても、アムステルダムに対してちょっとだけ、位置が近づけたこと。
これまではいつも「お客さん」だったわけです。今回だってあいかわらす異邦人ですが、いつもとちょっと違ってました。母が病気になった時点で、もう、ぜんぜん旅行なんかしたくなかった。自分のためのたびではなく、ひたすら、母とメンバーのための旅だったのです。
旅の初心者の叔父叔母、それと友人のくみちゃんがいたおかげで、アムステルダムの身内側(つまりホステス、ディズニーランドだったらキャスト。旅行社だったらツアコン)に立つことになったのでした。
いつもとまったく違う立ち位置で、自分中心のときとはまったく違う眺めを見たのです。
■さて、テスト、です。
「終わってみれば全部いい思い出です」
このことをことわざではなんというでしょう。正しい日本語で書きなさい!