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イメージの力
夜になりました。家じゅう節電。バッテリーも余計なコンセントも抜いて、音楽のボリュームもしぼって。
渡り鳥が季節を知るように、人間にもある程度、生き物としての危険察知力があると思う。
それを信じるとすると、日本の未来は今後も繋がる。想像を上回る地震が起きて、津波が来て、原発がこんなことになっていても、だ。未来はある。
なんか今回、死ぬ気がしない。だめなら、もっと悲しい気持ちに満たされると思うのだ。悲しい気持ちになるどころか、なんだ?このやる気は?
風が強い。北からの強い風である。家ががたがた揺れている。風のせいか、余震のせいか、もう、どっちかわからない。どっちでも怖い。でもどっちでもいい。今夜この家は壊れない。
今回の事故は電力を見直す時代のスタートになるでしょう。新しいエネルギーの研究や開発がどんどん進むきっかけになれ、と思う。必要なところから歴史は進む。日本は世界でいちばん進んだ国になるのだ。
たくさんの人が亡くなったのだから、生き残ったわたしたちは、しょんぼりしたり、がたがた怖がっている場合ではないと思う。
1日も早く地震の前と同等か、それ以上にクレバーに生まれ変わって、傷を負ったひとの分も稼がなくてはならないのだから。
被災地のみなさん。今は助けにもいけません。でも私たちはとりあえず元気です。これから私はがんばって働くから。できることを、着実にこなす。それしかできませんけど、とにかくしっかりやるから。いろいろ心配しないでとにかく生き延びてください。大丈夫だからね!