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妖怪どーちてばあや

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シルクスクリーンの工房です。2色目のグリーンを色出し中。色チップで指定した色を一色一色、職人さんがインクを練って調合してくださる。本番で使う紙にちょこっと付けて、乾かして、確認しているところ。よねはこの脇で「もうちょっと白っぽく」とか声をかける役。
 さて、申告に向けてのスタンバイに入ったばい。
 昨年はvistaのSony Vaioにて申告用書類作成一切を行いました。わたしはなんだかvistaと相性が悪く、入力作業がとても疲れる気がして、今年は方針を改めました。
 会計ソフト「ブルーリターン」は、14インチのDell Inspairon君にインストールしなおしです。Dell君は、xp。ずーっと出番がなかった旧友です。音が出なくなっていたのを昨年、きれーにリペアしたまましまってあったのを久しぶりに立ち上げました。(おお、立ち上がりのサウンド!懐かしい!)
 当然ですが、インストールすると、ブルーリターンはまっさらなあかちゃん状態にかえりました。よねの脳の海馬からも「ブルーリターン」の思い出は残念ながらリターンしません。二人とも初期設定しなおしです。
 さすがに最初どこをクリックすべきか、ぐらいは覚えていたんですが、キーナンバーを聞いてきて作業画面に入れません。パッケージから説明書を取り出して探すと、「青色申告会に電話をして、キーナンバーを発行してもらうように」とありました。昨年のナンバーが書き残ってましたので入れてみましたが、だめです。
 青色申告会さんに電話をしまして、訳を話してナンバーを再発行していただきました。すごく急いでいるとか言って、割り込みしました。ごめんなさい。
 20分後くらいに係の人がナンバーを電話でバックしてくださって、そのナンバーを入力してみると……。
 拒否されるじゃあ〜ないですかあ〜!
 もしかして?と思い、Vaioを立ち上げて確認してみると、なんと、こちらのパソコンに早々とインストールを済ませてありました。昨年の大掃除時に再インストールした記憶を、どうもよねの海馬は泡にしちまったらしいです。
 ひゃあ〜。1回のインストールのたびにいちいちNewナンバーを発行してもらわなくてはならないのだろうな。もう一度青色申告会に電話をして確認すると、さっきの係の女の人ではわからないということです。年上っぽい声の女性にチェンジしました。質問を繰り返すと、やっぱり、もう一回再発行が必要ということでした。
 「ごめ〜んなさ〜い〜」きっと相手は受話器から耳を外しただろうな、と言うくらいの大お詫びを(電話口でおじぎつきで)言って、再再発行をお願いすると、先方の女性はあきらめた様子で、もういちど会員名を聞いてきました。名字を伝えると、
 「あ〜よねざわさんね〜」だって。
 「またきたか〜ようか〜い」という感じの言い方だった。
 思い出したか。おらだ。ようかい「どーちてばあや」のよねざわだ。

 去年も会計の知識がゼロ状態で果敢にも自力で電子申告に挑んだのだが、青色申告会さんには「電話で質問攻め+押し掛けて質問攻撃」でかなり迷惑をかけた。電話の声は、そのときによねのミスに立ち向かってくださった入松さん(仮名)という女性だと確信した。
 
 今年は生まれて6回目の青色申告+確定申告です。6回目だというのにまだ謎ばかりです。ひとつひとつクリアーしながら、また、そろりそろりと行きたいと思います。
 入松さんとその仲間ご協力で、よねの「ブルーリターン」は無事に動くようになりました。ところが!初期設定をしているうちにまたまた次の謎に!(つづく)