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今週からWeb屋さん

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仲條正義の最新ポスターに、どぎもを抜かれる。フリーハンドの勢いと、紙とインクの色の優しさに感動。まったく、すごい人だ。ドクロ好きな人は見るべき。きっと笑っちゃうから。銀座のクリエーションギャラリーG8にて、2月6日まで。
 子供を描いた17世紀の絵画のサイトを作るために、Movable Type4の勉強を始めた。今年から東京都市大学という名前に変わったけど、武蔵工業大学の教育学の先生との共同研究で、ずいぶん前から宿題になっている案件。月曜日に学校の仕事が一区切りついた。やーっととりかかれる。
 サイトの構築とデザインの前に、MT4猛特訓を受けている。よねのWebのマスターであるインターネットラジオ局を主催しているzion氏に先生をお願いした。今は学校で教えていないので、バイオリンレッスン方式で再弟子入り。バイオリンの代わりにvaioをしょって、横浜のラジオスタジオまで通ってる。
 zion氏はもともとWeb学校の先生だったから、説明もものすごくわかりやすいのだが、それよりも、なにが勉強になるかっていると、超能率的なディレクトリ構築術。ふだんから、何百ページもの、ものすごいファイル数のサイトを毎日操っている人のファイルのしまい方やソースの書き方はとても美しい。
 Movable Typeというのは、Web上で自動的にホームページのソースを書き出して、サイトを作っていってくれるCMS(コンテンツマネージメントシステム)という種類のプログラミングです。皆さんが今読んでくださっているこのサイトもプログラム君が自動的にソース書いているホームページです。自動的ってのは、便利でもあるんだけど楽ちんな分、ちゃんと使おうとするには、webやデータベースの知識が必要で、ちゃんと勉強しないと開設もままならない。最初から、出来上がりのイメージがちゃんとできていないと、とんでもなく複雑な構造に書き出され、せっかく蓄積されたデータも再利用できない日が突然来たりします。
 がんん増えていくデータを、再利用しやすいように、どう貯めていくのか。こつは名前のつけ方だったり、保存場所の選び方だったり、単純なことの積み重ねだったりするのだけど、それをまねするだけで、目からうろこ。
 あと数年で、コーダーというポジションの人材はいらなくなって、プロデューサーとデザイナーだけで仕事が回るようになるかもなあ、とは、zion先生のおことば。未来のウェブ屋さんのために、デザインの先生は、もっとしっかりしなきゃね。