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長い旅路

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JR船橋駅に隣接したデパートのうちの一つ、最上階のレストラン街のトンカツ屋は、旅はしたいが、そんな時間のない人に超穴場。眺め最高。大きな窓からは東京方面の空が一望。眼下にはJRと私鉄2社の線路が交差する。いつでも視界のどこかになにかの電車が通っていて、ジオラマをみているよう。じゃっかん、「鉄」入っているよねは、もーごきげん。
 本日は一歩も外へ出ず。ここのところ新学期も走り出して、ちょっと疲れぎみだった。月、水をおとなしく家で過ごした。音楽を聴いて、ちょっと部屋を片付けて、3食ちゃんと家で料理したのを食べる。
 久しく会っていない知り合いの声が聞きたくなる。へんな時間なのに電話応じてくださった数人に感謝。久しぶりに長電話。楽しかった。
 よねにはいろんな世代の友人がいる。歳が上のグループは、定年退職時代に突入。いったん会社員を卒業という世代。これからは好きなことを、というスローライフを楽しんでいる。この世代と話すと、とても癒される。
 年下のチームは働き盛り。今、がんばらなくてどうする!という、まさに両手ぶん回しで泳いでいる最中。いろんな仕掛けを打ち、いろんなことを試している。男の子も女の子も夢中で失敗しまくり、立ち上がり、ヒットを打ち、進む進む!。よねの友人たちはみんな、かっこいいなあ。
 人ごとのように相づちうっているが、ほんとは関心している場合じゃないのだ。本来よねもまだ、こっち側でひと働きもふた働きもしなきゃなんないになあ。
 10ぐらい歳の違う友人とじーっくり語って発見。明らかに35歳のころと今と、欲しいものや見ているものが違うなあ。鈍くなったのか?。前はもっと、うらやましがりーだったんだけど。変わったなあ自分。これが年取るってことなのかしら。
 仕事や職業は自分の努力だけでゲットできるものではないとも思う。努力は必要だけど、がんばるだけで仕事は得られるものではない。道がなんらかの妨害に遭ったり塞がれることもあるだろうが、それは、自分のやり方では信頼を得られなかったということへのアンサーなんじゃないか。
 いつ、どの仕事にでも、「しどき」というものもあると思う。「永遠」に続けられる仕事なんてものはない。スポーツ選手と同じ覚悟でいる。いつ終わっても悔いがないように、それに向き合っている間は命をかけて、打ち込もう、と思ってはいるが。
 毎日の日々じたいが、バックパックを背負ったあてのない旅みたいだ。食べられなくなる恐怖と、背中合わせの長い旅、落ち着いていこう。