筆記具を求めて
勉強のノート。仕事のアイデアを書き留めるノート。将来の計画を立てるノート。3冊ぐらいを平行して使う。消費量はけっこう多いほうだと思う。行が太くて、薄い色で印刷されたものが好み。ノートによって物事のはかどり具合がうんと違う気がする。
新しいMacで本の制作にかかっています。快適なんですが、ただひとつ難点。手が熱い。手を置く部分がものすごく熱くなります。書籍の編集作業中です。200ページぐらいの版下をInDesignというレイアウトソフトで一挙に進めます。作業に入ると、あっという間に昼が来て、あっという間に夜になる。時間がかかる地味で細かい仕事だけど、没頭すると楽しい。
このところ、よねはメモの道具を探しています。外にいるときデジタルでテキストを制作できるようになりたい。本やWebを作る仕事が走り出してからこっち、圧倒的に文字をデータにしなくてはならない率が増えました。走り書きやメモの状態を飯の種に変える段どりが、現在うまくいってません。
学校の仕事のあるときは、パソコン背負って旅していたのですが、やっぱり重い!以前は、いつパソコンが必要になるかと不安な日が多出かったし、実際に出先やカフェでぱちぱち仕事してピンチを乗り越える場面もけっこうあったのですが、このところは、だんだん道すがらに立ち上げる回数が減ってきています。パソコンって使えば使うほど、その中身も厚く重くなります。抱えて移動するには重要すぎるデータも構築されてきます。持ち歩くには気が重いし危険な状況です。
この秋から、Dellを外に連れ出すのはやめよう、と思います。
ヨドバシカメラの売り場で外仕事の道具をリサーチ。必要なデータは持ち歩く手段があるし、特別なソフトが入っていなくてもよいのです。空いた時間にささっと文字入力ができる環境が欲しい。
工人舎のモバイルがいちばん理想に合ってる気がするけど、やっぱりこれもバッテリーをつけると1キロぐらいにはなる。何べんも手にとってみたけど、価格は10万円。ちょこっと試すには勇気が入るなあ。
電子辞書くらいの大きさで使えるものはないかな。「メモが書ける電子辞書ってないですか?」って、愚問。「単語は登録できますが、ふつう文書を作る機能はついてません」と一蹴されました。
少し前の電子手帳やPDAってのは、コーナー自体がもう消えていた。
「あとは携帯になりますね」
若い方は親指一本でぱぱっとメモるのが普通になってるから、わざわざ高い道具作っても売れないわけね。みなさんは、仕事の構想練ったり、メモを取ったりを、どんな道具で工夫してらっしゃいますか?