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製本の仲間

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(↑猫の豆本を作ろうと思って、”世界の猫切手”に目を付けた。すごいかわいいのだが、ものすごい高価なものとなった。涙)
製本工房リーブルに来ている作家さんたちを誘って飲みに出た。
酔っぱらった勢いで、東アジア手製本家ソサイエティー(ATS)という会を作る。
今のところメンバーは6人。なぜ東アジアかというと、きっと近い将来、日本以外からもメンバーになりたい人が現れるに違いない、という、酔っぱらい的見地から。酔った勢いで一人一冊ずつ、自分が近々手装丁しようとしている本の名をあげた。

ATSの課題本のリスト。
1・山羊の歌/中原中也
2・第八森の子どもたち/エルス・ペルフロム
3・人間失格/太宰治
4・薔薇の名前/ウンベルト・エーコ
5・機関車先生/伊集院静
6・異邦人/カミュ
書名と作家名が合えば、文庫本でも新書版でもなんでも可、製本もルリユールでもくるみ製本でもなんでも可ということにして、同じ本をそれぞれのデザインで作ってみる。6人が6冊(薔薇の名前は上下組なので7冊かも)作ると36点のライブラリーになる。
それが集まったらいつか、手製本の楽しさを人々に広げる展覧会しよう。そんな夢まで決まった。来年か再来年をお楽しみに!

南風堂に、すばらしい目標ができる。仲間がいるっていいなあ。ビールってすばらしい。あ、我も!と思われる方、どうぞご参加ください!お待ちしております。