« 人生に「たまたま」ってのはないと思う | メイン | 自分優先 自分専用 »
ラベル付けで暗黒部分に立ち向かう
よねが癒された本たち2009年ベスト。3位「ピタゴラ装置DVDブック1〜2巻」慶応大学佐藤雅彦研究室 小学館。放送では装置に使われてる文房具やパッケージのロゴにみとれて、肝心の装置を見逃す。DVDだと何度でもあともどりできて満足。2位「聖☆おにいさん(1〜4巻)」中村光 講談社。そして1位は……!「バカ姉弟(1〜5巻)」安達哲 講談社。おねいみたいな子って、案外と近くにいるよね。まわりの大人もすてき!
ここ、10年ぐらい、「買おうかなあ」と思っていったん手に取り、「必要ないかも」と思って買うのをやめてた品があります。
なにかというと、「テプラ」です。名前を貼るシールを作る、そう、セロテープみたいなテーブが「がちゃこん」と印字されて出る、それだけのあれ、です。別物で代用できるっていえばできないことないのですが、「ああ、あれがあればなあ……」と困るたびに考えている自分がいました。
8月に部屋を改造したとき、片付けの最後の方は疲れてて、細かい物を、とりあえず、いろんな箱にぶち込んで棚に押し込みました。アマゾンで本を買ったときに来る段ボールをリユースしてます。同じ形のがいくつもあるので積み上げやすい。収納にぴったり!と思っていたのですが、ぜんぶが似ているので、なにをどこにしまったのかわからなくなりました。
しかし、そのまま学校の後期が始まりました。細かいことはすっかり忘れ、なにかを引き出しそうとしては、違う箱を開け、驚く。使ったあとは、ちゃんとしまえず重ねていく、を繰り返し、物が地層のような状態で累積し始めました。
<出なくてとりあえず困っているもの>
1. キャノンの古い方のプリンタのインク。予備で買い置きしていたはずのカートリッジがあるはずなのに。どこにしまったのか、まったく思い出せない。
2. ユニクロのフリース靴下。新たに購入しようと手に取った瞬間、「あれ?これって去年も買ったかも。持ってるかも」と思い出した。買わずに帰ったけど見つからず。
3. 製本の糊とテープの大量買い置き。来週以降必要。これもどれかの箱にしまったはず。
個々の品は買っちゃったほうがテプラ購入よりどれも安い。でも、どうも、暗黒のごにょごにょが部屋の一部から増殖しはじめているってのが重荷でしかたなかった。
インデックスをつけて、物の在処が一目でわかったら、不安が少し減るかも。今日は祭日で出かける仕事は休業です。一日引きこもって暗黒退治を始める決意を固めました。整頓にあたり元気を出したくて、昨日ヨドバシでつい、テプラ購入となったわけです(「聖☆おにいさん」イエスばりの衝動買い)。
積み上がったアマゾンボックスを一箱一箱開けて、中身のリストをテプラでシールにし、箱にぺたぺた貼っていく作業を一日じゅう行いました。暗黒部分が解明していくのは、想像以上にすっきりする作業でした。この物の名前だけを印字する道具がどうして売られ続けているのかがわかった。
使用頻度の高いものは出しっ放しになっています。それらをいい場所へ。使わないものは捨てるか奥か下段に移動。「野口式超整理法」みたいですが、よねの場合は箱と引き出し単位で行われます。
配線の埃をぬぐっているうちに、プチ模様替えにも突入です。机の向き変更したくなりました。おおごとになってしまいました。
靴下と接着道具は無事発掘されました。インクカートリッジは出て来ない。はて?すてちゃったのかなあ。