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ギフトショウでいいものみたみた

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浮世絵のいい展覧会が多い千葉市立美術館は古い銀行の建物をリユースしている。「肉食わせろー」 輪っかをくわえて困った面がかわいい、美術館の扉のドアノッカーズの2匹。
新しくビジネスを立ち上げたいという知り合いを道連れに、お台場のギフトショウに出かけました。広ーい会場でなるべく多くの収穫をあげるには、ひとえに体力体力。集中力が繋がっているのは最初の2時間だけです。後半は意識もぼーっとなって、何をみても最初の驚きが失せてしまう。過去数回の経験をもとに、今回は今までになく、まじ。見たいエリアをマップに赤丸で印して、時間を計りなから回りました。

*出会った発見といいこと*

1.キャンドルがグリーティングカードにセットされたもの。
 「これ、どこで買えるんですか?」
 「まだ、どこにも売っていません。昨日できてきたばかりなんです」
 東欧の絵本みたいなパッケージがかわいい、アイデアばっちりの自信作を並べた夢いっぱいのグラフィック・デザイナー3人組。

2.「あっ!さわらないで!」(えっ?だって、商品の展示じゃないの?)
 羊毛を丸めたもので毛玉作った動物。リアルで愛らしい動物や鳥を庭や近所の自然の中で撮影した写真と動物の実物展示。デジタル上でイラストを描いていたが、飽き足らず、ついに立体化。売るつもりはさらさらなく、動物はみんな一点もの。ショップのディスプレイや写真の仕事を注文されたいそう。神戸で独りで活動。なんとかこの動物だけで食べてるそうだ。すばらしい。商売でなく、展覧会みたいな感覚で参加って、思いっきり目立つ。いい思いつき。

3.台東区のグッズショップ。指物師さんとの合作のおもちゃや家具、ブリキ職人さんとの合作の箱、オニオンペーパーのノートなど。プレゼントされたらうれしいものが並んでた。高いので自分用には買わないだろうけど、うんとかわったものをしまって、人に贈りたい。

4.目黒のホテルのお土産売り場のブランド。バスケットや子供の帽子、キャンドルなど、洗練された品々。時間をかけて、丁寧に仕事するってことの大切さを感じる。

5.「Flip me!」と表紙に貼られたちいさなメモパッド状の物体。ぱらぱらぺーじをめくるとなんとぱらぱらマンガ!「キングコング」とヒッチコックの「北北西に進路を取れ」の2冊を「サンプルに買いたい」といったら、「5さつがロットなので、バラでは売れません。でも余分があれば差し上げられるかも……」結局2冊ともいただいてしまった!
手のひらに納まるちっちゃな本。大学の今年後期の授業の課題はこれに決まった。