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夏休みのアポイント

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子供スケート教室を見学。初めてフィギュアスケートを習う友人の子供に先生が、重心のとりかたや、前へ進む力の生み方を教えている。なるほどなー。感心しきり。わたしも習いたいっ!
 大学が夏休みに入ったとたん、飲み会ラッシュである。先週は4連ちゃん。あいかわらずビールひと筋。
 久しぶりにいろんな人に会った。木曜日は日蘭学会にオランダ語習いに行ってたときのクラスメートと津田沼で乾杯。ライデン大学に留学中の友人が夏休みで帰国するたびに集まる仲間。女流版画家とオランダの研究をする先生と大使館員さんとよね。オランダ語なんて、ぜんぜん使えるようにならなかったのだけど、こうして人の縁はつながる。不思議。
 金曜日は、高校時代の美術部の先輩方と久しぶりに杯をかわす。母校の美術部は大学受験のためのデッサンを描き込んでいる先輩が多かった。その当時、すばらしい先生が顧問として受験指導していたせいもあって、高校や中学の先生になっている先輩の率がきわめて高い。高校時代はよねも「美術の先生っていいなあ。先生になるんなら、美術か音楽だよな」と、「美術準備室+美術の先生+絵の具の香り」にあこがれたこともあった。しかしいまや事情は大きく変わった。中堅どころの公立学校の先生はとてもハードで危険で、命を張らなくてはできない場面も年に何度か通り抜けるということだ。「美術以外の仕事がほとんで、制作の時間なんて日常ほとんど取れない」とおっしゃっていた。今、この時代、ある意味、いちばんたいへんで尊い仕事かもしれない、と、先輩方をリスペクト。
 土曜日は今わたしがデザイン教えているコンピューター学校の社会人クラスの最後の授業が終了し、そのお祝いと卒制の打ち込み会だった。このクラスはもともと少人数でスタートしたのだが、さらにドロップアウトした人がだいぶ出て、少し考えながら進めた組だった。確実にデザインの仕事を得られるなあ、と思う人ばかりが生き残り、卒業制作に入った。すごい一生懸命だしライバル心も旺盛で、飲みながら、コースターにメモ取ってる生徒もいて、その勢いでなんでもやれば大丈夫よ、その勢い続けろよ、とうれしく思う。