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せんせい開始
成田山でアイボみたいなこま犬を発見 ぎゅっと結ばれた口元がりりしい「うん」のほう あー、いぬ、飼いたい!
本日は友人宅のニューイヤー会におじゃました。前回のブログで書いた「そうじ力」の話で盛り上がる。ファッション業界でもすごくはやっているんだそうで、「そうじライター」は三人いる。いちばん売れているなんとか先生の本は、よねが読まなかったほうらしい。「トイレは毎日、ありがとう、ありがとう、といって磨き、ふたは開けっ放しにしてはいけない」をちゃんと守ると、運がアップすると書いてあるそう。蛇口とか管とか金属の部分はぴっかっぴかに磨かれてなくてはならない。「磨いたら壊れた」と、もう一人の友人。そうか。このままそうじ本が流行れば今にジャパンは間違いなく完璧に美しい国になるな。大爆笑&おいしい手料理のあと、渋谷の学校のグラフィックデザインのクラスの初仕事にでかけた。
6月に入学して半年教えた生徒たちの卒業制作のチェックが今年の初授業の内容。個別チェックの後、御茶ノ水の校舎に生徒さんたちと場所を移動して、こちらの卒業生の作品を見せていただく。
モニターの中だけで仕事していた生徒さんたちが、いかに実物を出し切れるかが、先生の力量の問われるところである。完成度の高い卒業生の作品を目にして、生徒たちの口から質問連発。
「せんせーオンデマンドってなんですかー?」
おいおい、これって、授業でちゃんと説明したでしょ。やっぱり、話だけじゃあ伝わってなくて、実物をみせなくちゃピンとこないのね。先生反省。連れてきてよかったよ。
「せんせーこれ、いくらぐらいかかるんですかー?」
出力ビュローでは一枚いくらの計算で見積もりが出るだろうけど、きっとこの本を作った生徒の財布はその4~5倍はいたんでいるとみた。アウトプットのクオリティーは失敗の経験値に比例するのである。ふだん授業をまじめにでているだけでは、悲しいけど上手になんない。経済力も実力のうちなんだな。悔しいだろうけど。経済力のない会社はとんちで乗り切るしかない、厳しい業界なのである。
見学のあとは御茶ノ水の東方見聞録で作戦会議。がんばれ、よねの生徒たち。時計をみたら10時半過ぎ。でもうれしいぞ。ここは御茶ノ水。錦糸町まで15分だから30分は長く飲める。最終の佐倉行きに余裕で間に合ったぜ。
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