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西池袋と宝の島
総武線で世界の海を旅をする女の荷物だ、重いはず。ノートパソコンの他にコミックスが5冊と文庫本
最近よねの旅、といえば、本の中に決まっているのだが、今はまっているのは、石田衣良の「ニシイケ」とジャンプの「onepiece」。「ワンピース」はいつもスポーツクラブのステアマスターのとこで会う、さとみちゃんに1回に5冊ずつお借りしている。
ある日さとみちゃんが、泣きながらステアマスターこいでた。赤い目の訳を聞いたら「みどりさん、わんぴーすってしってますか?何べん読んでも泣けるんです」とステアマスターのカウンター台に立てかけて運動しながら読書中だったコミックを教えてくれた。先週の木曜日からさとみちゃんの後を追って、大航海に出かける。この話、どうしても、TDLのカリブの海賊と「モンテ・クリスト伯」の世界と重なるんだなあ。いまうるうるしながら6巻目です。
石田衣良の「ウェストゲートパーク」は、もろ、どばた時代(浪人中に通った美術学校)に引き戻される。19のとき、よねは西池袋に住んでいた。一日のデッサンが終わると、タイルが張られる前の土の地面だったウェストゲートパークをぐるりと回って(当時は公園というより巨大な自転車置き場だった)、西武の美術館か、アールヴィヴァン(本屋)か、文芸座にいそいそ向かった。主人公のマコトが生まれる前の話だが、まあ、通りの名前や空気感は同じ。今だって、サンシャイン通りの三越の前に得意先が一軒あるし、池袋で飲み会とかの幹事になって、いい居酒屋を探して下見でときどきふらつく。そうか。あの通りはそんなスリリングなスポットであったか。土地感のある場所が舞台の物語をJRとか丸の内線の中で読んでると、どこまでが現実かわからなくなる。
マコトシリーズは全部読破。このシリーズは現在、スポーツクラブの奥様がたの間を巡回中。「アキバ@DEEP」に取りかかってる。マフィアもチンピラも出てこないが、よねにとってはもう、こっちのほうが身近でリアルで背筋ぞーっとする。はらはらしながら、本日真ん中あたり。
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