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10-09/DVDパッケージの制作/2:デザインのパーツの制作
・DVDパッケージのデザインの要素には次のような項目があげられます。
表1(表面)
1:タイトル
2:メインキャラクターまたはメイン画像
3:DVDのマーク
4:背景の画像(メイン画像と一体化させてもよい)
背
5:縦組のタイトル(英文の人は和文表記も)
6:発売会社のロゴ(自分でデザイン。思い使わない人はデジハリのロゴ)
7:DVDのマーク
8:製造番号
表4(裏面)
9:キャッチコピー
10:内容イメージカット画像(1〜数点)
11:ストーリー説明文
12:キャストリスト
13:スタッフリスト
14:各種ロゴ
15:各種注意書き
16:バーコード
・先週の宿題だった企画シートのメモをもとに、DVDに入れるコピー類を文字データに書き起こします。
*コピーとは、パッケージや広告に入る文案のことで、一番目立つコピーを「キャッチコピー」、内容を説明する部分を「ボディーコピー」と呼んでいます。
・ラフスケッチを元に、ロゴやキャラクターを作ってみましょう。
・既存のパッケージからお手本を選び、マーク類の大きさと配置の仕方をよく観察すると時間が短縮できます。
※マークの左右寸法、天地寸法、周りの空き、票に入っている場合は、罫線との間隔を、実際に採寸して、 自分の原稿上で再現するとリアルになりますよ。
自分でデザインできる人は、発売元や制作会社のロゴマークも自分で作っちゃいましょう。
・マーク類ダウンロード(注:これは本日の宿題の案内欄でダウンロードしたものと同じファイルです)
・「版下ベース」を描いたイラレ書類に、自分のデザインを描き加えていきましょう。
*初めは別の書類に制作し、できあがったものを版下の原稿にコピー&ペーストで貼付けるようにするときれいに仕上がります。
*表1、背、表4ともに、内側に3〜10mmの余白をとってレイアウトしましょう。とくに表4は、周りの余白の幅を統一するとかっこ良くなります。
・画像の部分にはPhotoshopで印刷用に加工した画像を配置します。
*印刷用の画像の保存形式や、カラー形式、画像解像度には決まりがあります。決まりにそって制作します。
・Illustrator上に画像を「埋め込み」配置で配置しましょう。
・配置の際、「リンク」のチェックを外すと「埋め込み」状態になります。
・画像が入ったら、テキストやマーク類のレイアウトを整えましょう。
*その際、イラレ上での画像の拡大はいけません。
画像の大きさを変更したくなったら、フォトショップで画像を使いたい大きさに加工しなおします。
*先に解像度を合わせる。→画像を縮小する。→画像の大きさを整える。→書き出し
の順で行いましょう
投稿者 yone : 2008年07月02日 14:10