2010年04月26日
4月26日(月)・30日(金)の授業復習ノート
「tsutaya+デジハリオリジナルbookカバー企画」素材ダウンロード
↑本日の宿題の素材です。デスクトップにダウンロードし、解凍してから、「授業のフォルダー」の中の「素材フォルダー」に移動させておきましょう。
本日のポイント
本日学ぶ項目です。ちゃんと覚えたかな?自分の力でもう一度トライしてみよう。
■変形のための専門ツール3兄弟<拡大縮小ツール・回転ツール・リフレクトツール>
※簡単な変形は、オブジェクトを選択したときに現れる「バウンディングボックス」をドラッグすることで行えます。また、変形のための専門ツールを使うと、数値での設定や変形の中心を定めるなど、細かい変形ができます。
使い方のルールはどの変形のツールもだいたい同じです。
1. 変形したいオブジェクトを選択ツールで選択する。
2. 拡大縮小ツール・回転ツール・リフレクトツールなど、変形のツールに持ち換える。
3. オブジェクトの中心を示す「ターゲット印」が現れます。
クリックした場所が変形の中心になります。
4. オブジェクトの縁をつかんでドラッグして形を変更します。
5. 変形がおわったら、選択を解除することを忘れずに!
※どの変形ツールも共通の使用法で、もう一つ別の使用法。こちらもできるようにしておこう。
1. ツールボックスのボタンをダブルクリックする。数値入力のウィンドウが開く。
2. 「alt」キーを押しながらクリックすると、クリックした点を中心にした、変形を数値で入力するウィンドウが現れます。
■拡大縮小ツールは自由に使えるようになったかな?
・動物のイラストを80%の大きさにコピーしてみよう
・数値で指定の大きさに形を変えるにはどうしたらよいですか?
■回転ツール
・楕円をもとに「花」を描いてみました。覚えているかな?
※楕円30度回転させながらコピーしていくのでした
・指定の角度だけ回転させる数値を入れるウィンドウを出すには?
・「直前の動作を繰り返す」のショートカットは?
■リフレクトツール
・左右対称の図を「鏡像」といいました。
■カラーパネルとスウォッチパネル
・カラーパネルで好みの色をつくってみましょう
・作った色をスウォッチパネルに登録してみましょう。
■グループ化をしてみましょう
・描いた物をひとまとまりに選択したり解除できるようにするグループ化。ショートカットは覚えましたか?
■レイヤーパネル
・ワークエリアに描かれたオブジェクトの階層構造を確かめたり、順番を入れ替えたりするのに便利です。
・グループ化された様子も確かめることができ、選択のツールとしても重宝します。
第二回目授業の宿題「ブックカバー」の作成にチャレンジ!
しょっぱなから、全デジハリ規模のコンテストの課題です。優秀な作品はtsutayaさんの店頭で実際に使用されます。コンテストだからといって、難しく考えることはありません。
単純な技術のみでも、知恵と工夫でチャーミングなデザインのものはいくらでもあります。「カンタン・ビューティフル(単純でいいものほど美しく尊い!)」が最高なデザインだといっても過言ではありません。1年生の皆さんにも十分戦える内容ですので、張り切って思いっきり楽しんでやっちゃってくださーい!
前回の宿題だった「動物」のイラストをアレンジしたり、グループ化して使用してもちろん、おK!。ただし、今回は教室の外を絡めた公的なコンテストなので「著作権」を気にしてください。すでにだれかの著作であるものをお手本にしたり、パロディーなど、原作者の許可がいるものは、今回はNG。そういう作品を描いた人は、ばれないようにアレンジするか、始めから書き直してください。動物以外のモノを、テーマにしてもOKですよ!
■「今日のポイント」のいちばん最初にリンクを貼ってある「ブックカバーコンテストの応募用紙と要項」をダウンロードする。
デスクトップにダウンロードし、解凍してから、「授業のフォルダー」の中の「素材フォルダー」にいったん保存
・Illustratorを立ち上げ、「book_cover.ai」を開いたら、名前を付けて保存「cover_自分の学籍番号_名前」。保存場所は「lesson」フォルダー内「100426」または「100430」。
◆(^o^?/耳よりポイント1!!「レイヤーをうまく味方にするのだっ」
・配布の素材には必要な情報がすでに描かれていて、「レイヤー」を分けて保存されています。「トリムマーク」や「ロゴマーク」とレイヤーを分けて、デザイン要素を描き区分けていきましょう。
◆(^o^?/耳よりポイント2!! 「オブジェクトはグループ化でまとめるのだっ」
・描いた動物全体をコピペしたり、移動したり回転する場合は「グループ化」すると扱いやすいです。選択漏れで失敗することが、まず、なくなります。
◆(^o^?/耳よりポイント3!! 「背景色をつけると作品に深みと味がでるのだっ」
・背景に色をつけたい場合は、書類の大きさいっぱいに長方形を描きます。あとから背景を描くと、動物のイラストが背景の下になって見えなくなってしまいますので、その長方形のレイヤーを一番下に送ります。(右クリック「アレンジ」→「最背面へ」)
・下のレイヤーにあるものをワークスペース上で選択しようとすると、上のレイヤー上のものがいっしょに選ばれてしまうことがあり、やっかいです。そんなときは、レイヤーパレット上でも選択するとちょー便利。
◆(^o^?/耳よりポイント4!! 「ブックカバーの実物大完成形をイメージせよっ!」
・原寸大の紙を出力したり、白い紙を切って本に巻いた見本を手元において、鉛筆やペンでざっとスケッチしながら作業をすすめるとよいでしょう。
・拡大縮小をすると、線の太さも一緒に拡大縮小されます。拡大縮小率によっては、細かすぎる線を間引いて簡単な表現にしたり、反対におおまかすぎる部分に加筆が必要です。
・また、線の太さもマッチしない場合が多いです。原寸大で出力テストをしてみて、修正を加えるとよいでしょう。
・本屋では用紙を本の形に折り畳んで使用されるのですが、このときに、本の表紙側になる部分、背に当たる部分、裏表紙側になる部分を意識しながら、オブジェクトを配置しましょう。
・折って畳み込まれる部分にもデザインが必要です。裏側にも印刷が続くように考えますが、キャラクターやオブジェクトの大切な部分は裏側になる部分に置かないように気をつけましょうね。
◆(^o^?/耳よりポイント5!! 「すべてをえんたーていめんとにせよっ!」
・「課題」と名前がついちゃってますが、趣味っぽいものでぜんぜんかまわないです。思いっきり楽しんで描いてください。できるならば、米澤が「にやっ」とか「ぷぷっ」と笑うような楽しいやつを。「すごーっ」ってうなるやつ、「んまーっ」と叫ぶもの、待ってます。
・ただし、著作権侵害と他人をひぼう中傷したと感じるものとエロすぎはNG。でなければ、基本なにやってもゆるす。
■始めてのイラレユーザーのみなさんにとっては 大変なチャレンジだとは思いますが、「いまできること」を100%駆使して、やり切っていただければ、それでOK。楽しんでチャレンジしてみてください。
■わからないところがあったら、メールで質問くださーい。
(質問あて先:nanpuudo@gmail.com)
■提出方法
・作った書類はいったん「Lesson」フォルダーの今日の日付のフォルダーに保存します。
・「4月26日(月)の宿題 自分の名前」または「4月30日(金)の宿題 自分の名前」というタイトルをメールにつけて、添付します。ときどき添付し忘れるおばかさんがいるので注意。あと、本文にも自分の名前を書いておいてください。よろしくお願いします。
「nanpuudo@gmail.com」あてに送信しましょう。
締め切り:5月3日(月)午後7時まで。464Q!
2010年04月23日
2-01/オブジェクトの描き方
素材 Illutretorから「02図形の作成.ai」を開く。「Ctrl+Shift+S」で別名保存。「Lesson」フォルダーに今日の日付のフォルダーを作りそのままの名前で保存。
先に塗りと線の色を選ぶ 線の太さを線パレットから選択する
ツールボックス 長方形ツールを選択ドラッグして長方形を描く
正方形(Shiftを押しながらドラッグ)
中心からオブジェクトを描く(Altを押しながらドラッグ)
数値で正確に書く(長方形ツールで画面上をクリック ダイアログが出る)
数値で中心から(Altを押しながら長方形ツールで画面上をクリック)
楕円ツールで楕円
正円
多角形ツールで多角形(ドラッグしながら↑↓で角の数が変わる)
スターツールで星の形
直線ツールで直線
直線ツールでクリックするとダイアログ 数値で直線
曲線ツールで円弧を描く
2010年04月22日
2-02/正方形と正円の描き方
・塗りと線の色を選ぶ 線の太さを線パレットから選択する
・ツールボックス 長方形ツールを選択ドラッグして長方形を描く
・正方形(Shiftを押しながらドラッグ)
・中心からオブジェクトを描く(Altを押しながらドラッグ)
・数値で正確に書く(長方形ツールで画面上をクリック ダイアログが出る)
・数値で中心から(Altを押しながら長方形ツールで画面上をクリック)
・楕円ツールで楕円
・正円(Shiftを押しながらドラッグ)
・多角形ツールで多角形(ドラッグしながら↑↓で角の数が変わる)
・スターツールで星の形(多角形ツールと同じ。ドラッグしながら↑↓で、とんがりの数が変わる)
・直線ツールでクリックするとダイアログ 数値で直線
・曲線ツールで円弧を描く
2010年04月21日
2-03/グループ化
・グループ化したいオブジェクトを全部選択する
・右クリック 「グループ」
・グループ化を解除したい場合は 右クリック「グループを取り消し」
・またはメニューバーの「オブジェクト」の「グループ」を選んでもよい
・ショートカットはCtrl +G グループ解除はCtrl+Shift+G
練習:自分の作品の動物のイラストをグループ化してみよう
2010年04月20日
2-04/オブジェクトの変形
素材 Illustratorから「05変形.ai」を開く 本日の日付のフォルダーの中に別名で保存
・変形には2つの方法があります
1つめの方法:バウンディングボックスをドラッグ
・オブジェクトを選択すると、「バウンディングボックス」が出ます
・四隅と天地左右の辺の真ん中に現れたポイントをドラッグすると、拡大縮小ができます
※バウンディングボックスが出ていないときは、「表示」メニューから「バウンディングボックスを表示」にチェックを入れる
・カーソルをポイントに重ねず、四隅のポイントに近づけると回転印が出現。ドラッグすると回転可能
・Shiftキーを押しながらドラッグすると、天地左右が同比率で拡大縮小します
2つ目の方法:数値で変形
・ツールボックスの拡大縮小ツール、回転ツールなど、変形のためのボタンをダブルクリック→
・数値を入れるダイアログが出現、ここに値を入れてEnter
拡大縮小ツール リフレクトツール シアーツール
・持つと必ず中心点が出る オブジェクト上の最初のクリックで的のような印が現れ、これが拡大縮小の中心点となる
・真ん中を中心の変形ままでよいときは選択ツール、拡大の基準点を変えたいときや数値で変更したいときは拡大縮小ツール、と、使い分けるとよい
2010年04月19日
2-05/回転ツールで花を描く
1:楕円を描く 楕円を選択
2:回転ツールを持つ 回転の中心にしたい点をAltを押しながらクリック(Altを押すと、クリックした点を軸にした回転のウィンドウが開く)
3:数値入力「-72度」「コピー」ボタンを押す
4:Ctrl+D で繰り返しコピー<
2010年04月18日
2-06/レイヤー
・レイヤーを理解するには、オブジェクトの一つ一つを載せた透明のセルフィルムのようなイメージを思い浮かべるとよい。描いた順に上に重なっていく。
・Photoshopは自分で紙を用意しないとレイヤーはできないが、 Illustratorのレイヤーは何かを書いたら自動的に一枚レイヤーが作成される。
・選択されたレイヤー=選択されているオブジェクトではなく、レイヤーの右端の欄に青いランプのついているレイヤーのオブジェクトが現在選択されている
・レイヤーパレット上で順番を変えたり、欄の右側「目玉印」をクリックすると表示・非表示ができる
・レイヤーごと、フォルダーごとにロックがかけられる
・レイヤーをパレット上でドラッグドロップ 順番を変えられる
・Photoshopの「レイヤーを作成」は、Illustratorでは「フォルダーの作成」にあたる いろいろなオブジェクトの一画一画にレイヤーができ、それをまとめるフォルダーが新たにできる
画面上での奥行き順番の変え方
・右クリックでアレンジ 前面へ 最前面へ レイヤーパレット上での順番がかわることに注目
2-07/カラーパレットで色を選ぶ
カラーモードの選択
・印刷用のデータは「CMYKモード」で制作します
・映画やWEBなどに使用するデータはモニター用です。「RGBモード」で制作します
・カラーパレットを出す ウィンドウ→カラー、またはF6キー
・カラーのパレットメニューボタンをプレス CMYKにチェック
「塗り」と「線」
・オブジェクトを選択してから、ツールボックスの「線ボックス」「塗りボックス」に好きな色を入れる
・ツールボックスの「塗り」をクリック 「塗り」が上になる
・このコマをダブルクリックすると「カラーピッカー」が現れる
・カラーピッカーから好きな色を選んでもよい
カラーパレット
・メニューバー「ウィンドウ」「カラー」カラーパレットを開く
・カラーパレットのミキサー(レインボーカラーの帯)から好きな色をクリック クリックした点の色がコマに表示 図形の塗り色が変化
カラースライダ
・カラーパレットのスライダの三角を動かして色を作ることができる
スウォッチパレット
・スウォッチパレットにはあらかじめ良く使われる色が登録されている こちらから好きな色をクリックすることもできる
色をつけない
・ツールボックスで「線」をクリックすると「線」が上になる この状態で線の色を選択 色を入れたくない場合は/(なし)を選ぶ
・メニュー「線」で「線パレット」を表示させ、線の太さを設定できる 「6pt」