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ラストシーン

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このブランコが鎖を離れてどこまでも飛んでったらどうなるか?想像しながら飛ぶとよけいにスリル。歴史ある乗り物だけによけいにリアル。のどから血が出たーっ。
 今月からシフトチェンジ。レギュラーのスケジュールを思い切って1本外してみました。今月から火曜日は家で仕事する日。現在ものすごくほっとしています。
 1年くらい前からずっと考えていたことなんだけど、いろんな方々との関わりがあったために、実行するタイミングを測るのにけっこう時間がかかりました。先方の事情でなくこちらから辞めるのって、勇気がいったなあ。
 どんな仕事でも、趣味でも、役割でも言えることだけど、引き受けるときや入るときよりも辞めるときのほうが難しいと思います。自分のコンディションも先方の状況も良くないと、辞めるときって誤解をうみやすい。人間との別れと同じだなあ。
 これまでに100点満点のラストデーも、失敗だった結末も経験してきました。ぎりぎりまでがんばるのがいいと思ってた時期もあるけど、辞めるときのすったもんだは、ほんと長い間心の傷になります。反対に幸せな別れを経ると自分の次のステージへの自信がつくものです。
 最後の日がどんな気持ちであったか?は、その仕事でどのくらい稼いだか?という事実よりも大きな自己評価にすり替わる。だからよねはラストシーンにかなりこだわるのだと思うのです。
 計画どおりにはいかないことのほうが多いのだけど、でも、次のスタートにしこりや傷を残さないで、いい余韻で終える。これってたいせつだと考えます。